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バーボングラス片手のロックな毎日

激辛柿の種 沖縄県産アカハチ使用

2018-01-11 23:49:34 | FOOD&DRINK
辛いものが好きだ。
トウガラシの辛さには結構耐性がある方だと思う。

粉末唐辛子を色々使い分けてる。ハウスやS&Bの定番ものから、京都や島根の唐辛子まで結構いろいろ。

京都はなぜか唐辛子のメッカ。舞妓はんひーひーっていうふざけたようなネーミングの唐辛子もある。
そして最近は東京の薬研掘のものをおとりよせたりしてる。昔の江戸では七味ではなく、なないろと呼んでたのだねなんて今頃知る。
粉末ではないが、新潟のかんずり、大分の柚子胡椒なんかも常備だ。


韓国料理も四川料理も好きだ。韓国産唐辛子はチゲなど用に、中国産唐辛子は麻婆豆腐とか用にこちらのも常備してる。

ラー油も定番ものから石垣産、もちろん自家製で作ったりね。

タイ料理やメキシコ料理も好きだが、これらは店で食うものであって家でいちから作ることはない。だからここ産の唐辛子やチリッペッパーは持っていない。まぁ、プリック・キーヌーなど素手で触ったら大変だしね。(そこらへんのスーパーには売ってないし)

そんなこんなで唐辛子は使用量がかなり多い。パスタならペペロンチーニ、韓国冷麺にも味噌ラーメンにもうどんや鍋のポン酢にも、結構唐辛子をかける方だ。名古屋の台湾ラーメンとかでも平気だ。だから唐辛子の辛さには結構強いと過信してた。

しかし、ものには限度ってある。
ある一定の辛さを通り越すと、もう痛さしか感じない。

なとりの激辛柿の種&ピーナッツ。
こいつはちょっとヤバい。

今まで「激辛」と謳ってきた柿の種はいくつもある。見つけるたびに買ってみるのだが、まぁちょっと辛いかなってくらいだ。

このなとりの激辛柿の種も、どんなもんかいなって油断して、最初に3粒くらい口に入れてみた。
1秒後には「アホか」って思った。

マジで辛い。
こりゃ危険だ。一瞬「後悔」って文字が頭に浮かんだくらいだ。
ビールを一気飲みしてしまった。本当は辛さを鎮めるためには甘いジュースとかアイスクリームが効果的なのは知ってるが、そんな余裕など無い。噴出す汗が止まらない。

そりゃ食べる前に表書きや裏書も読んだよ。
沖縄県産アカハチ使用。
カプサイシン(辛味成分)がハバネロの3.4倍含まれてます。
※本製品は非常に辛味が強くなっています。辛味の苦手な方や小さなお子様は十分ご注意ください。
まぁ結構こんな謳い文句は今までの“辛い”をキャッチフレーズにしたお菓子にはほとんど書いてる。

だけどほんま、シャレにならんくらい辛いがな。
久々に「ヤラレタ〜」って感じ。
だってたった3粒でこの寒い中、汗が止まらへんもん。これを食ってりゃ冬のエアコンやストーブなどの電気代節約ができそうなくらいだ。
サウナに入って汗を流さずとも、これを食べればイヤほど出るぞ。健康にいいのか体に悪いのかは知らんが、四川料理が辛いのは汗をかくためだって言われてるから、あながち間違いじゃないんだろう。

俺は柿の種にしろ、醤油せんべいとかにしろ、口に入れてもすぐ噛み砕かずに、舌の上で舐めるようにして味を楽しんで、口の中でふやかされたてから食べてしまう癖がある。子供の頃からの悪い癖だ。
これをこの柿の種でやってしまったものだから、舌が痛い。焼けるような痛さだ。熱々のメッチャ辛いズンドュヴ食ってる感覚。ほぼヤケドだな。

ハバネロが登場した頃、なんじゃいハバネロってって油断して食べた人は多かったはず。
今までの日本の七味唐辛子とか一味とは異種の辛さに、辛さマニア(こんなジャンルがあるのかどうかは知らない)の人たちはハマった。
それまでチリペッパーソースの定番はタバスコ(TABASCO)だった(アントニオ猪木が輸入してるって話だったがあれは本当か?)。

今やハバネロ入りのペッパーソースがポピュラーになった。

ハバネロ入りってお菓子もいっぱい出てる。始まりは暴君ハバネロってお菓子だった気がする。

辛さの目安に、ハバネロの何倍とか書かれてる商品も多く出回る。もはやハバネロが辛さの基準値だ。

辛さを数値化したものにスコヴィル値ってのがある。唐辛子の辛さ成分カプサイシンの割合を示す数値だが、単純に言うとその唐辛子の辛さ(辛味)を感じなくなるまで砂糖水で薄めた時の希釈倍率(濃度)ってことらしい。
どこの誰で人体実験して計った数値なのかはよく知らない。四川人とかタイ人とかだったら少々の辛さは平気だろうからなぁ。
ちなみに日本の警察の目潰し唐辛子スプレーのスコヴィル値は530万らしい。実際は薄めて使われるらしいが、直接ふりかけられたら顔の皮膚が溶けるだろう。

世界最強(最恐)の辛さでギネス認定の唐辛子、キャロライナ・リーパー。スコヴィル値は約150万。
それまで世界最凶と言われてたインドのブート・ジョロキアが約100万、ハバネロで10-15万、タイのプリック・キーヌーで5-10万らしい。
日本の唐辛子で辛いと言われる三鷹・鷹の爪で4-5万、沖縄のコレーグースーや石垣島ラー油などに使われる島唐辛子で3万。タバスコは約5000くらい。

で、今回の激辛柿の種に入ってる沖縄産のアカハチは、ハバネロの3.4倍のカプサイシンらしい。
そりゃ辛いわ。

知らなかったのだが、このアカハチは2012年に品種改良されて登録された島唐辛子だそうだ。すでにペッパーソースや、いろんなお菓子に使われてるらしい。今後このカハチが席巻しそうだね。
沖縄の知事も米軍を目の敵にして、基地問題ばかり騒いでないで、東国原さんが宮崎県知事だった時のように地元の特産物を売り込んだらいいのにね。このアカハチは売れるぞ。普天間の飛行場移転の跡地はこのアカハチや島唐辛子の畑ではどうだ。そしてお菓子やペッパーソース、ラー油なんかから新製品をどんどん作ってさ。
失業者問題やiターン移住者の仕事問題なんかも解決しそうだけどなぁ。

なんて、頭がぼーっとなりながら、汗をかきつつこのブログ書いてます。
一度お試しください。


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