AKB48の島田晴香と阿部マリアが、カリフォルニア発のハンバーチェーン、カールスジュニアのブランドPR大使に就任した。
PR大使って何をやるのかね?いつでもどこでもカールスJr.のハンバーガーを食べるのかね。AKB48の劇場公演やコンサート、握手会での楽屋差し入れは全てカールスジュニアのバーガーしか受け付けないとか?宝塚歌劇の楽屋差し入れ弁当みたいに暗黙の決まりになったら嫌だなぁ。
今、ハンバーガー業界が熱い。
どんどん新しいハンバーガーショップが開店している。
賞味期限切れ鶏肉使用問題を皮切りに、どんどん落ち目になっていく王者マクドナルドの衰退で「これはチャンス!」とばかりに乗り込んできたのかな?
アメリカ生まれのファストフードの代名詞。しかし、たかがハンバーガーと侮るなかれ、長崎の佐世保バーガーのように、オリジナルバーガーで勝負するこだわりのお店から、外資系のチェーン店まで色々。
こだわりの味で勝負する店のハンバーガーは、高級路線やプチ贅沢だとか、ヘルシーだとか、各店「今までのファストフードと一緒にしないでね」と言わんばかり。
プレミアムバーガーとかグルメバーガー呼ぶんだってさ。定着するかね。
このちょっとオシャレなこだわりのハンバーガーショップに色々行ってみたが、どこもかなり賑わっている。だけどさ、また行きたいって思う店少ないのよね。
漫画「美味しんぼ」でも初期(単行本9巻)ですでにハンバーガーが取り上げられてたが、パンズとパティ(中にはさむもの=主に肉=ハンバーグ)のバランスが悪い店が多いのよね。いっぱい挟めばいいってもんじゃないし、野菜は入れれば入れるほど水っぽく感じるし。
美味い!って唸らせるハンバーガーって結構難しいと思うよ。素材や具材がシンプルなだけにね。
俺らの学生の頃、ハンバーガーショップといえばマクドナルド、ロッテリア、ドムドムの3強だった。
マクドナルドは国道沿いや商店街に7店舗くらいあった。ドムドムはダイエー店舗の中にテナントが入ってて大きかった。駅前で気楽に行ける雰囲気のロッテリアが好きな奴もいたが、大抵はどこがどうって関係なしに気楽に入ってたな。
ハンバーガーショップは喫茶店と違って長時間居れるし、タバコも吸えたしね。(当時も学生はタバコを吸ってはいけません)
何より安いしね。マックシェイクとポテトで3時間くらい。ドムドムでバターコーン(一番安かった)だけ頼んで試験勉強してる奴もいたなぁ。あの頃は今みたいに子供連れやサラリーマンなんていなかったな。
そのマクド、ドムドム、ロッテリアが価格競争でお互い潰し合いをし始めた頃に、モスバーガーとファーストキッチンが出来た気がする。モスバーガーはヘルシーだと人気があったが、高いし遅いしであんまり人気なかったなぁ。新製品でライスバーガーが出た時も賛否両論。俺は好きじゃない。あれを頼むならスパイシードッグの方を頼む。
当時はファミレスも全盛期。すかいらーく、イエロープレーン、ビッグボーイ、ロイヤルホスト、フォルクス、トマト&オニオン、さと・・・。ハンバーショップでご飯にハンバーグを挟んだものを頼むくらいなら、同じ値段でファミレスのハンバーグランチを頼んだ方が満足感があるもの。
で、結局3強の中でマクドナルドが勝ち残ったんだけど、先日の鶏肉問題や異物混入問題で今や風前の灯火。以前のような活気はないねぇ。
24時間営業のせいで掃除は行き届いてないし、イカサマみたいに値段を高くしたり、禁煙にしたくせにコーヒーを売りにしたり。そりゃダメだわ。
一番姑息だなぁと思ったのは、注文カウンターにメニュー表を置かないようにしたこと。
カウンター越しの店員の後ろの高いところにあるメニューを読むしかないんだが、後ろに列が並ばれたらついつい焦ってセットメニューでいいかって思わすためだろう。マクド側は「迅速に注文に対応して、列に並ぶ時間を少しでも短縮するため」なんてそれっぽいコメント出してるが、結局はセットメニューを売りたいがため。原価率の低いポテトとドリンク付けて客単価アップ。なんか魂胆丸見えで嫌。
そんなこんなで、新しいハンバーガーショップが出来たらみんなそっちに行くんじゃないかね。
国内140店舗あるフレッシュネスバーガーはビールも飲めるから嬉しい。
グランドバーガーのハンバーガーセットは1,180円(単品850円)高いか安いか。
カールスジュニアはカリフォルニア生まれだが、アメリカではカリフォルニアバーガーはチーズバーガ-にベーコンとワカモレ(アボカドのディップ)をトッピングした西海岸スタイルと、レタス・トマト・オニオンのシカゴやN.Y.スタイルの二種類があるから気をつけて。
N.Y.発の新興チェーン店シェイクシャックや、マクドと同時期に日本上陸したがすぐ消えたウェンディーズもまた復活してる。
アメリカで絶対的なシェアを誇るバーガーキングは、マクドに慣れた人には違和感ないんじゃないかな。
バーガーキングにはいかにもアメリカらしいバカでかい「ワッパー」ってハンバーガーがある。ビーフパティは4オンス(約113g)で直径5インチ(約13cm)。こんなの食い続けたら間違いなく肥満になるぞ。
マクドも対抗して、ビーフパティが従来のビッグマックの1.3倍超えの「グランド ビッグマック」。さらにビッグマックの2.8倍超えの大きさ「ギガ ビッグマック」も限定発売してたね。
最近飲食店業界は大盛りどころじゃないギガ盛り、メガ盛りがブーム?ラーメンでいうジロリアンのような大食い野郎を満足させるメニューが増えてる。草食系は別として体育会系の若者は腹が減るからガッツリ食いたい。でも最近はドンブリ飯をお代わりできる定食屋が少なくなった(あっても最近の若者はそんな店は行かなかったりする)からか、ファストフード店が腹ペコ野郎にぴったりのメニューを用意してる。俺は一つのメニューで腹いっぱいにするよりは、チョコチョコ単品を色々つまみたいって思うから無縁だけどね。余談だが先日亡くなられたプリンスは、レコーディング前にハンバーガーを20個くらい食ってからスタジオにこもり、3日くらい何も食わずに曲作りに没頭してたらしい。
ドトール、スタバックス、ターリーズ、シアトルベストなど、カフェが次々と出来た時と今のハンバーガー業界は似ている。
若者は流行り廃りに敏感だからねぇ。飛びつくのも早いが飽きるのも早いぞ。なんて意地の悪いことを思ってみたりする。
さぁどこが生き残るか。
芳文社から出てる全編ハンバーガーだけの漫画コミック「本日のバーガー」(才谷ウメタロウ画)を読んでたら、無性にハンバーガーが食べたくなった。
美味しいハンバーガーを食わせてくれ。「美味い!」って言いたくないから「手が汚れたではないか!」って嘯く海原雄山のようになりたいものだ。
PR大使って何をやるのかね?いつでもどこでもカールスJr.のハンバーガーを食べるのかね。AKB48の劇場公演やコンサート、握手会での楽屋差し入れは全てカールスジュニアのバーガーしか受け付けないとか?宝塚歌劇の楽屋差し入れ弁当みたいに暗黙の決まりになったら嫌だなぁ。
今、ハンバーガー業界が熱い。
どんどん新しいハンバーガーショップが開店している。
賞味期限切れ鶏肉使用問題を皮切りに、どんどん落ち目になっていく王者マクドナルドの衰退で「これはチャンス!」とばかりに乗り込んできたのかな?
アメリカ生まれのファストフードの代名詞。しかし、たかがハンバーガーと侮るなかれ、長崎の佐世保バーガーのように、オリジナルバーガーで勝負するこだわりのお店から、外資系のチェーン店まで色々。
こだわりの味で勝負する店のハンバーガーは、高級路線やプチ贅沢だとか、ヘルシーだとか、各店「今までのファストフードと一緒にしないでね」と言わんばかり。
プレミアムバーガーとかグルメバーガー呼ぶんだってさ。定着するかね。
このちょっとオシャレなこだわりのハンバーガーショップに色々行ってみたが、どこもかなり賑わっている。だけどさ、また行きたいって思う店少ないのよね。
漫画「美味しんぼ」でも初期(単行本9巻)ですでにハンバーガーが取り上げられてたが、パンズとパティ(中にはさむもの=主に肉=ハンバーグ)のバランスが悪い店が多いのよね。いっぱい挟めばいいってもんじゃないし、野菜は入れれば入れるほど水っぽく感じるし。
美味い!って唸らせるハンバーガーって結構難しいと思うよ。素材や具材がシンプルなだけにね。
俺らの学生の頃、ハンバーガーショップといえばマクドナルド、ロッテリア、ドムドムの3強だった。
マクドナルドは国道沿いや商店街に7店舗くらいあった。ドムドムはダイエー店舗の中にテナントが入ってて大きかった。駅前で気楽に行ける雰囲気のロッテリアが好きな奴もいたが、大抵はどこがどうって関係なしに気楽に入ってたな。
ハンバーガーショップは喫茶店と違って長時間居れるし、タバコも吸えたしね。(当時も学生はタバコを吸ってはいけません)
何より安いしね。マックシェイクとポテトで3時間くらい。ドムドムでバターコーン(一番安かった)だけ頼んで試験勉強してる奴もいたなぁ。あの頃は今みたいに子供連れやサラリーマンなんていなかったな。
そのマクド、ドムドム、ロッテリアが価格競争でお互い潰し合いをし始めた頃に、モスバーガーとファーストキッチンが出来た気がする。モスバーガーはヘルシーだと人気があったが、高いし遅いしであんまり人気なかったなぁ。新製品でライスバーガーが出た時も賛否両論。俺は好きじゃない。あれを頼むならスパイシードッグの方を頼む。
当時はファミレスも全盛期。すかいらーく、イエロープレーン、ビッグボーイ、ロイヤルホスト、フォルクス、トマト&オニオン、さと・・・。ハンバーショップでご飯にハンバーグを挟んだものを頼むくらいなら、同じ値段でファミレスのハンバーグランチを頼んだ方が満足感があるもの。
で、結局3強の中でマクドナルドが勝ち残ったんだけど、先日の鶏肉問題や異物混入問題で今や風前の灯火。以前のような活気はないねぇ。
24時間営業のせいで掃除は行き届いてないし、イカサマみたいに値段を高くしたり、禁煙にしたくせにコーヒーを売りにしたり。そりゃダメだわ。
一番姑息だなぁと思ったのは、注文カウンターにメニュー表を置かないようにしたこと。
カウンター越しの店員の後ろの高いところにあるメニューを読むしかないんだが、後ろに列が並ばれたらついつい焦ってセットメニューでいいかって思わすためだろう。マクド側は「迅速に注文に対応して、列に並ぶ時間を少しでも短縮するため」なんてそれっぽいコメント出してるが、結局はセットメニューを売りたいがため。原価率の低いポテトとドリンク付けて客単価アップ。なんか魂胆丸見えで嫌。
そんなこんなで、新しいハンバーガーショップが出来たらみんなそっちに行くんじゃないかね。
国内140店舗あるフレッシュネスバーガーはビールも飲めるから嬉しい。
グランドバーガーのハンバーガーセットは1,180円(単品850円)高いか安いか。
カールスジュニアはカリフォルニア生まれだが、アメリカではカリフォルニアバーガーはチーズバーガ-にベーコンとワカモレ(アボカドのディップ)をトッピングした西海岸スタイルと、レタス・トマト・オニオンのシカゴやN.Y.スタイルの二種類があるから気をつけて。
N.Y.発の新興チェーン店シェイクシャックや、マクドと同時期に日本上陸したがすぐ消えたウェンディーズもまた復活してる。
アメリカで絶対的なシェアを誇るバーガーキングは、マクドに慣れた人には違和感ないんじゃないかな。
バーガーキングにはいかにもアメリカらしいバカでかい「ワッパー」ってハンバーガーがある。ビーフパティは4オンス(約113g)で直径5インチ(約13cm)。こんなの食い続けたら間違いなく肥満になるぞ。
マクドも対抗して、ビーフパティが従来のビッグマックの1.3倍超えの「グランド ビッグマック」。さらにビッグマックの2.8倍超えの大きさ「ギガ ビッグマック」も限定発売してたね。
最近飲食店業界は大盛りどころじゃないギガ盛り、メガ盛りがブーム?ラーメンでいうジロリアンのような大食い野郎を満足させるメニューが増えてる。草食系は別として体育会系の若者は腹が減るからガッツリ食いたい。でも最近はドンブリ飯をお代わりできる定食屋が少なくなった(あっても最近の若者はそんな店は行かなかったりする)からか、ファストフード店が腹ペコ野郎にぴったりのメニューを用意してる。俺は一つのメニューで腹いっぱいにするよりは、チョコチョコ単品を色々つまみたいって思うから無縁だけどね。余談だが先日亡くなられたプリンスは、レコーディング前にハンバーガーを20個くらい食ってからスタジオにこもり、3日くらい何も食わずに曲作りに没頭してたらしい。
ドトール、スタバックス、ターリーズ、シアトルベストなど、カフェが次々と出来た時と今のハンバーガー業界は似ている。
若者は流行り廃りに敏感だからねぇ。飛びつくのも早いが飽きるのも早いぞ。なんて意地の悪いことを思ってみたりする。
さぁどこが生き残るか。
芳文社から出てる全編ハンバーガーだけの漫画コミック「本日のバーガー」(才谷ウメタロウ画)を読んでたら、無性にハンバーガーが食べたくなった。
美味しいハンバーガーを食わせてくれ。「美味い!」って言いたくないから「手が汚れたではないか!」って嘯く海原雄山のようになりたいものだ。
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