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バーボングラス片手のロックな毎日

福山雅治ラブソングのギターが気になる

2016-04-30 04:18:20 | MUSIC/TV/MOVIE
ドラマや映画を観てる時、ストーリー云々より端々に目がいってしまうことが多々ある。
髪型、ファッション・小物、小道具・大道具・・・。

ラブロマンスものでも、主人公とヒロインのなんやかんやよりもお店や部屋のレイアウト・小物なんかがすごく気になったり、サスペンスものでも、現場の調度品や内装、登場人物の服装、アクセサリー・小物が気になったりする。
それらのどこかに、登場人物像を物語るものや、ストーリーに関わる重要なアイテムが隠されてるのでは?と観てることが多い。もちろん何気ない台詞や仕草にも、「あれこれは?」と気になる時は多いんだが、それよりも小物などの演出でわからせてくれる方が好きだ。

そして希望を言えば、それ(謎)は徐々に明かされていかなくてはダメだ。
最近はバカでもわかるようにとか、視聴者から『わからない』とクレームが出ないようにとか、「いかにも」って白々しい演出がされてたり、ドラマの序盤でいとも簡単に台詞で説明されてしまったりするものが多い。
例えば刑事ドラマで、容疑者っぽいやつが取り出したいかにもって古いライター。これが、「このシーンは重要ですよ」「今、彼が取り出したライターに注目してね」「これが犯人を特定するキーワードです」と演出されてたらがっかりだ。それがどんな高いライターであっても興味はなく、こんな、「いかにも」って小物使いをしてる作品は間違いなくつまらない。

別に毎回それを探して見てるわけじゃないんだが、やはり、本編とはあまり関係ないようにみえるものだが実は・・・に興味がある。それが見てるうちに徐々にわかってきて、作り手側のこだわりや意図が感じられたりすると最高だ。

月9の福山雅治ドラマ「ラブソング」の場合、気になるギターがある。
ライブハウスのマスター宇崎竜童に預けたギター。壁にかけて吊るされたブラウンサンバーストのギターがとても気になる。

多分Gibsonオールドモデルのアコースティックギターと思うのだが、それにしてもかなり古そうだ。しかもかなり使い込まれてる。
これは'60年代か下手すりゃ'50年代のビンテージものじゃないか?
福山はマーティンのビンテージギターを確か持ってるはずだから、それかな?って一瞬思ったんだが、明らかに違う。マーティンではない。多分ギブソンだ。ギターコレクターとかマニアでは無いので確信はない。

ハードディスクに録り溜めた、この春スタートの新ドラマを次々見てるのだが追いつかない状態で、この福山ドラマもまだ二話目までしか観れてれてないんだが、未だ劇中で音が出されてない。未だ弾かれていない。ライブハウスの壁にかかったままだ。
水野美紀の診療所で弾いたギターも、無理やり菅田将暉の家から持ち帰ったギター(2話目でクラッシュの「LONDON CALLING」のジャケ写真のように地面に叩きつけられて壊されてしまったが)はあまり興味はないんだが、この壁にかかったギターにはすごく興味ある。
いったいどんな音がするのか?も興味があるんだが、本編のどこで弾かれるか?このギターが今後のストーリーにどう絡んで展開するのか。どういう使われ方をするのか楽しみだ。
これで本編とは全く関係なかったり、一度も弾かれないまま終わったらちょっとがっかりだけどね。

ネットでググれば、このギターがどこのメーカーのどの型番で、幾らぐらいのギターなのかすぐわかるんだろうが、敢えてしない。敢えて断る。(ジョジョの奇妙な冒険の岸辺露伴のセリフみたいね)簡単に知ったら楽しみが減る。
もしこれが俺の想像通りのギターなら、値段はどうせとんでもない価格だろうけど、あえてそこは気にしない。


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