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パスタの茹で方の裏技

2018-07-24 00:27:33 | FOOD&DRINK
世に中にはいろんな裏技がある。
一昔前にはおばあちゃんの知恵とか主婦の知恵って言われてた裏技やコツも、今ではネットに溢れてる。

パスタの茹で方。
生パスタではなく乾麺の場合、基本的にはたっぷりのお湯に塩を入れて、袋に記載された時間通り茹でる。
カルボナーラやペペロンチーノ、ナポリタンなど茹で上がったパスタを更に鍋で会える場合は、少し早めの時間で上げるってのが基本だ。

しかし、このパスタの茹で方には裏技がある。

一つ目は沸騰したたっぷりのお湯の中にパスタ(乾麺)と塩を入れタイマースタート。
ここまでは一緒だが、2分くらい茹でたらもう火を止めてしまう。それで袋記載の時間通りに麺をあげてみたら、ありゃまぁ、ちゃんと茹で上がってるのよね。
ガス代の節約にもなるし、吹きこぼれとか気にしなくてもいい。

この方法をここしばらくはしてたのだが、また新たな裏技を知った。

二つ目の裏技。
鍋に水を張ってその中に乾麺を入れる。そのまま数時間放置。
そしてさぁそろそろ食べようかなって時に鍋に火をつける。鍋が沸騰して三十秒くらいで火を止める。
ありゃまぁ、これでちゃんと茹で上がってるのよ。それどころか生麺に近い舌触りだ。

実はこの方法、警視庁の防災マニュアルっていうか災害時の裏技が掲載されてるところにあった方法。
麺を鍋の水につけてる時間は4時間くらいがベスト。もちろんスパゲッティーニ(約1.4-1.6mm)とスパゲッティ(約1.8-2.0)などの太麺、フェデリーニやカッペリーニなどの細麺では前後するだろうけど、時間オーバーはあまり気にしなくていい。
朝、仕事や学校に行く前に水を張った鍋にパスタを投入しておけば、帰宅後すぐモチモチのパスタが食べられる。



この水につけておく方法は、フジッリやペンネ、マカロニなどのパスタにももちろん使えるし、蕎麦やうどん、冷麺やラーメンなどの乾麺でもいけるのだ。素麺はこんな裏技しなくても、普通に1-2分で茹で上がるからやる必要ない。

山ガールのように山頂でクッキングしたり、アウトドアでクッカーなどで調理する場合などにこの方法はいい。家を出る時に水筒に水を入れてその中にパスタを入れておけば、目的地に着いたらいつでも調理してすぐ食べられる。
しかもこの方法の利点はパスタ茹での基本である「たっぷりのお湯」ってのが要らないことだ。かなり少ないお水で充分。水筒の水で充分だ。

ここで「おいおい、パスタの乾麺は長いぞ。それが全部入るくらいのでかい水筒が必要か」という人がいるだろう。
登山なんかの時はできるだけ荷物を軽量にしたいのに、そんな大きな水筒ってなぁ。

答えは簡単。
パスタをペキペキ半分に折ってしまえばいいのよ。
それは邪道だって声が聞こえてきそうだが、実際半分の長さにしてみたら短い麺ってそれはそれで旨さがあるのよ。
スープスパゲティのように麺をすするように食べるなら、そりゃ長いままの方がいいだろうが、くるくるフォークに巻きつけて食うなら長さってあんまり関係ない。
寸胴鍋とかパスタを茹でるのに適した鍋を持ってない人は、ぜひ試してみてくれ。

ちなみにこのパスタを折る方法は、女子高生キャンプ漫画、ゆるキャン△でも紹介されてた。



時短茹での方法は改めて調べてみたら、アウトドアクッキングの本や漫画でも紹介してた。
ってことは裏技じゃなく、もはや表技なのかな。
まだやったことない人は、ぜひ一度試してみてくれ。

あ、この時短茹で方法はパッケージに「早茹でパスタ」って書いてあるパスタには使えないからね。



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