先日、阪神甲子園球場で阪神ファンがヤジ飛ばしてる件を書いた。
禁止してるのに平気で声援やヤジ、応援歌など好き放題してると。
声を出さずに観戦できないのかね。そりゃ、いいプレーとかきわどいプレーの際につい声が出ちゃうのは仕方ない。
でもさ、ヤジなんて我慢できるだろ。
我慢したくないのか。それともヤジを叫ばなければ死んじゃう病なのか?小学校の頃から授業中に、黙ってちゃんと座ってじっとしてられなかったのか。
とにかく、そいつはヤジを叫んで気持ちがすっきりするのかもしれないが、周りはいい迷惑である。
観戦しに行って感染したらシャレにもならん。職場で、家で、白い目で冷ややかな目で見られるだけだ。「こんな時にそんなとこ行くからだ」ってね。
だからファンはみんな気をつけなきゃいけない。意識して守らないといけない。
と、前回書いたようなことをなぜ今回もまた書いたかというと、書き足りなかったわけではない。新たな事実が判明したからだ。
元凶がわかったからである。
スポーツ新聞。こいつらマスコミの意識の低さが、心ないファンを図長してるんだなとわかった。
まず、デイリースポーツ。
阪神ファンなら誰もが知ってる御用達のスポーツ新聞である。どんな重大事件が世間であっても必ず一面は阪神のことが載っている(2-3回例外あり)。阪神タイガースのこと以外書く気がないかのような新聞である。
とりあえず、ネットのデイリーの画像(特に見出しの部分)を見てくれ。
どうだ。
歓声を咎めるどころか、甲子園の大歓声、つまりファンの歓声によって藤浪は160km/hの球を投げたと言わんばかりの書き方だ。
歓声、つまり「声を出すのはやめようぜ」とか、「声援したいのはわかるけど心の中でしようぜ」とかではないのだ。『藤浪が160キロの球を投げ甲子園が湧いたぜ』と喜んでいるのである。
もはやメディアの責任やマスコミのあるべき姿などデイリーの記者、および編集者にはないんだろう。
続いてスポーツニッポン。通称スポニチのネット版「Sponichi Annex」。
さぁ、今度は記事本文の最後の部分を読んでくれ給え。
「甲子園のファンからは大歓声を浴びた」である。
「禁止されてる大歓声が思わず漏れた」とか「声援を我慢していたファンも思わず声援してしまった」ではない。
つまりスポーツニッポンも阪神ファンが禁止されてる声援をすることに対して、何の危機感もないし、注意喚起する気もないってことだ。
ついでにもう一つ。
今度は日刊スポーツだ。
日刊スポーツは阪神・大山が今季25号ホームランを放って、これでリーグトップの巨人・岡本と並んだって記事だ。
ちょっとポエムっぽい記事だ。そのまま抜粋して書く。
【秋晴れの青空に、大山が打ち上げる。大飛球が左中間へ距離を伸ばすにつれ、歓声の強さが増していく。着弾を待ちきれず、矢野監督が右拳を突き上げる。逆転2ラン。4番が4番の仕事を全うして笑った】
記事を書いた奴が、悦に入ってるのがよくわかる。厨二っぽさ丸出しのポエム調であるが、それが問題ではない。「大飛球が左中間へ距離を伸ばすにつれ、歓声の強さが増していく。」の部分だ。
こいつもまた危機感もなけりゃ注意喚起もする気もない。「そりゃここでって場面で大飛球、そりゃ入れ〜って声も出るよね」って軽い気持ちで書いてるのだろう。バカか?
これでは球場へ行くファンの意識を変えれるわけがない。
「声援はせずに黙って観よう」なんて思うわけがない。「俺も甲子園で声援するぜ」と思うだけだ。
阪神甲子園球場での阪神ファンのヤジは、有観客で開催を始めた7月14日のヤクルト戦の時点ですでに問題になっていた。
この時はヤクルト2点リードで迎えた三回1死、阪神ファン(こんなルール破りをファンと呼びたくはないが)が次の3番青木に「はよ構えろや!」と野次を飛ばした。
さらに八回にも代打・広岡の打席の場面で三里側から大声で野次が飛んだ。ピッチャーの岩崎が2球目を投げる前にタイムをとり、「気になる」と申告。球審が静かにするように観客席に向かって注意する場面もあった。
こうなるともはや妨害行為である。学級崩壊ならぬ試合崩壊。
それから何ヶ月も経つのに、ヤジをやめるどころかどんどん増えてる現状。
注意してもどうせ「わかった、わかった」っていなすか、「俺だけちゃうやろ」と開き直ったり、「じゃぁ全員注意せぇや」って自分のことを棚に上げて怒鳴るんだろうな。
警備員も大変だ。
すべての元凶はマスコミやメディアにあり。
大衆は良くも悪くもマスコミやメディアの報道で意識が左右される。
従ってマスコミやメディアは、報道はどうあるべきかを間違えないでほしいのだ。
いい年こいたおっさんが、ビール片手にヤジ。
かっこ悪いぞと書け。みっともないぞと報道しろ。迷惑だと流せ。
それくらいしないとヤジしてる本人は気が付かないんだから。
じゃないと甲子園だけ無観客で試合しなきゃならなくなるぞ。
すでに他のチームのファンからは冷ややかな目で見られてる。笑い者にされている。
いいのかそれで。