吹き替え版が嫌いなので金曜ロードショーは好きではないのだが、今夜「マレフィセント」をやってたのでつい観てしまった。
吹き替えが嫌いなのは、日本人が「おい、ジェームス、そりゃないぜ」とか、「ジョン待って、私の話を聞いて」などと言ってもサマにならないし、違和感があるからなんだけどさ。
しかも最近は声優じゃなくて俳優やタレントが吹き替えしてたりするじゃない。あれはダメだ。どんな名演もそのタレントの声になってしまうから。声優と俳優は違うのだ。
だから字幕スーパー派。できれば字幕も無しにそのまま観たいのだが、残念ながらそこまで英語聴き取れる能力ありません。
それなのになぜこのマレフィセントは観たのか。
別にアンジェリーナ・ジョリーのファンではない。
しかもDisney映画は大嫌いなのだ。だってすぐ踊るし歌うし説教がましいし。よその作品をいかにも自分のもののようにしてるし。
でもディズニーはアニメとは違って実写版には「カリブの海賊」を実写にした「パイレーツ・オブ・カリビアン」や、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を新展開させた「アリス・イン・ワンダーランド」(どちらもジョニー・デップ主演)などの名作がある。

今回もあの「眠れる美女」という、要は魔女によって眠ってしまった王女が王子様のキスで目覚めるといった、ロマンティック(?)おとぎ話を、悪役のマレフィセントの視点で描いているというところに興味があったのさ。
有名な話も、視点を変えた作品となるとちょっと興味がある。
白雪姫を大胆に解釈した、シャーリーズセロン主演の「スノーホワイト」や、

ちょっと違うけど「白鳥の湖」を黒鳥の側からの視点でも描いた「ブラック・スワン」(ナタリーポートマン主演)

など面白かったし。
日本映画にはあまりないよね。視点を別の方から描いたものって。
桃太郎を鬼側から描いても、亀の視点から浦島太郎描いてもあまり面白くないか。花咲か爺もかぐや姫も無理か。なんかauのCMみたいになってしまいそうだな、
で、肝心のマレフィセント。
TV放映版だからカットしてるのか?いきなり展開変わるの多すぎ。
映像は綺麗だが、なぜ納屋で住んでるやつがいきなり王様候補までのし上がってるのかわからん。王位継承のためにマレフィセントを討ちに来て、眠らせたが殺せずに羽だけ証拠にもぎ取って行き、それをまた大事に保管してるのに、全然愛情なんて残ってるかけらもないし。
オーロラ姫が真実を知って怒って城に戻って閉じ込められて、結局眠りについちゃった。で、真実の愛とやらで目覚めたら、もうマレフィセントを許してる。
いきなり出てくる王子。道に迷ったって言いながらいきなりもっと鬱蒼としたところに来るか?この王子がまた何の役にも立ってないし。
もういたる所「誰やねん脚本書いたん」って突っ込みどころ満載だが、映像は綺麗で迫力がある。
何より眠れる森の“美女”のはずだが、全然オーロラ姫が美女じゃない。
アメリカ人と日本人では美に対する感覚が違うとはいえ、あれは美女じゃないだろう。可愛いけどね。
幼い時のオーロラ役は、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの愛娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットだそうだ。
だからどうしたってわけじゃないが。
細かいところはどうでもいいのよ、最後は愛がすべてなのよ。って相変わらずのディズニー手法。
これだからディズニーは好きになれないのだ。
来週の金曜ロードショーは、能年玲奈主演の「ホットロード」。
観ないと思う。
吹き替えが嫌いなのは、日本人が「おい、ジェームス、そりゃないぜ」とか、「ジョン待って、私の話を聞いて」などと言ってもサマにならないし、違和感があるからなんだけどさ。
しかも最近は声優じゃなくて俳優やタレントが吹き替えしてたりするじゃない。あれはダメだ。どんな名演もそのタレントの声になってしまうから。声優と俳優は違うのだ。
だから字幕スーパー派。できれば字幕も無しにそのまま観たいのだが、残念ながらそこまで英語聴き取れる能力ありません。
それなのになぜこのマレフィセントは観たのか。
別にアンジェリーナ・ジョリーのファンではない。
しかもDisney映画は大嫌いなのだ。だってすぐ踊るし歌うし説教がましいし。よその作品をいかにも自分のもののようにしてるし。
でもディズニーはアニメとは違って実写版には「カリブの海賊」を実写にした「パイレーツ・オブ・カリビアン」や、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を新展開させた「アリス・イン・ワンダーランド」(どちらもジョニー・デップ主演)などの名作がある。

今回もあの「眠れる美女」という、要は魔女によって眠ってしまった王女が王子様のキスで目覚めるといった、ロマンティック(?)おとぎ話を、悪役のマレフィセントの視点で描いているというところに興味があったのさ。
有名な話も、視点を変えた作品となるとちょっと興味がある。
白雪姫を大胆に解釈した、シャーリーズセロン主演の「スノーホワイト」や、

ちょっと違うけど「白鳥の湖」を黒鳥の側からの視点でも描いた「ブラック・スワン」(ナタリーポートマン主演)

など面白かったし。
日本映画にはあまりないよね。視点を別の方から描いたものって。
桃太郎を鬼側から描いても、亀の視点から浦島太郎描いてもあまり面白くないか。花咲か爺もかぐや姫も無理か。なんかauのCMみたいになってしまいそうだな、
で、肝心のマレフィセント。
TV放映版だからカットしてるのか?いきなり展開変わるの多すぎ。
映像は綺麗だが、なぜ納屋で住んでるやつがいきなり王様候補までのし上がってるのかわからん。王位継承のためにマレフィセントを討ちに来て、眠らせたが殺せずに羽だけ証拠にもぎ取って行き、それをまた大事に保管してるのに、全然愛情なんて残ってるかけらもないし。
オーロラ姫が真実を知って怒って城に戻って閉じ込められて、結局眠りについちゃった。で、真実の愛とやらで目覚めたら、もうマレフィセントを許してる。
いきなり出てくる王子。道に迷ったって言いながらいきなりもっと鬱蒼としたところに来るか?この王子がまた何の役にも立ってないし。
もういたる所「誰やねん脚本書いたん」って突っ込みどころ満載だが、映像は綺麗で迫力がある。
何より眠れる森の“美女”のはずだが、全然オーロラ姫が美女じゃない。
アメリカ人と日本人では美に対する感覚が違うとはいえ、あれは美女じゃないだろう。可愛いけどね。
幼い時のオーロラ役は、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの愛娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットだそうだ。
だからどうしたってわけじゃないが。
細かいところはどうでもいいのよ、最後は愛がすべてなのよ。って相変わらずのディズニー手法。
これだからディズニーは好きになれないのだ。
来週の金曜ロードショーは、能年玲奈主演の「ホットロード」。
観ないと思う。