しらす-3 生シラス

以前なら漁場か漁港でしか食べられなかった生シラス。
流通の発達で大阪でも食べれるようになった。

でも、やっぱり鮮度が違う。
ってことで、以前お客様が「生シラス食べたい」って言ったのを機に
明石迄朝早く行って食べた事がある。

ノレソレ（穴子の稚魚）とかシラウオ、シロウオと同じだけど、
生シラスって美味しいか？
確かに新鮮な生シラスは生臭くもなく、苦くもないけど、
釜茹でしたり湯通しして干した方が美味しいと思う。

話の種にならいいと思うけど、新鮮だから美味いって訳じゃない気が。

船の上で捕れたばかりの生シラスを食べるのならまた違うのかもしれないが・・・。
醤油もポン酢も塩もわさびも唐辛子も生シラスには合わない気がするし。
ごはんの上に乗っけたら、痛むような気がするし。

やっぱり干した奴がいいや。
（安いしね）

シラス-2 釜揚げシラス

ちりめんじゃこも美味しいけど、ごはんと混ぜるなら釜揚げシラスだな。

丼にごはんを入れて、そこに釜揚げシラスにちょっと醤油たらして混ぜたものを
一気にどばっとぶっかける。
それを一気に喰う。
他のオカズは要らない。
釜揚げシラスとごはん、それだけで充分。

おにぎりにしてもいいな。
醤油の染みたシラスを混ぜておむすびにするだけ。
鰹節や昆布、梅干しといった定番に負けない。

ほうれん草を湯がいて、そこに釜揚げシラスをかけて、ポン酢で喰うのもいい。
卵とネギと混ぜて卵焼きにしても美味い。

チビチビ喰うなら上乾のちりめんじゃこ。
ごはんに合わせるなら釜揚げかしらす干しだな。

しらす-1 上乾ちりめんじゃこ

シラスの季節がやってきた。

関西ではきっちり干したちりめんじゃこ
中部では釜揚げシラス
関東ではしらす干し

どれも美味しいんだけど、
クセになるのはやはり慣れたカチカチに干したちりめんじゃこ。

醤油と七味をかけて酒のあてにチビチビやるのもいい。
大根おろしと敢えてポン酢で喰うのもいい。
冷や奴の上に乗せて、豆腐と一緒に一緒に食べるのも美味い。

でも、食べてて思うのは、こんなに稚魚のカタクチイワシを採ったら
成魚のカタクチイワシが不漁にならないのかなって。

あと不思議なのは子供の頃、魚屋や乾物屋の前に山盛りで盛って売ってた。
枡が横に置いてあったから多分量り売りだった気がする。
試食自由だったからよくつまみにいってたが、あれって下の方はいつのシラスだったんだろう？
今も謎だ。