時雨て小寒い日になりもってこいの鍋料理
主計町の「太郎」さんでタップリと頂き温まる
美味しい栃餅入り
最後のおじゃの鍋
おなか一杯ダッーと言いながら、おじゃもと勧め上手に
お持ち帰りにしましょうか?いえいえ此処でとついつい
少しだけといいつつ箸がすすんでしまった
領収証には金沢弁で「あんやと、またきてたいね」とあり
本当に久し振りに聞く「金沢の言葉」に忘れてしまっていた
ことを気付かされ、改めてア~ァなんと柔らかくて、
ホンワカと温かく包んでくれる「金沢弁」だったんだろうと
ひと言だけど当たり前に使っていた子供の頃を懐古する
内に何となく女将さんの心意気が伝わってきた思いが。
帰路、中の橋の袂の庭園を巡り中の橋からの浅野川大橋や
小橋に至る川下を望むと、金沢駅前の日航ホテルの最上階
が夜空に青白く輝いていた
川面に家並みの灯かりが、ゆらゆらと映えて美しく
大正ロマンの世界を醸し出していて懐かしい感じ
急速に周りが変わり過ぎたせいでは無いかしら?
小路の奥から三味の音か、笛の音が聴こえて
きそうな気配が…
中の橋より浅野川大橋を望む
中の橋より下流小橋を望む
駅前の日航ホテルの最上階の灯かりが見えた。