944ナインフォーフォー

ポルシェ944に関するブログ

秋の整備第三弾

2015-09-27 17:25:49 | 日記
お天気微妙ですが何とか雨降らずに行けそうな土日。
労働者にシルバーウイークなどありません。
何とか久々の2連休。

ポルシェセンターから電話があり金曜日の会社帰りに部品を取りに行きます。



キマシタ カムシャフトカバーのシールとボルトのセット。




土曜日は早起きして始めます。



取り合えず邪魔なものを取り外しますね。
大事なパイプラインはフレアナットでいかないとやばいので気をつけて
やります。工具買っちゃった。(。◠‿◠。)最高。



初めて使うう、、、。なんかうれしい。





ガソリンちょこっとだけ出てきましたね。大事なので綺麗に塞いで
おきます。




以外と簡単に取れました。綺麗に研磨されたカムシャフトですなあ。
全然減ってないですね。先端が結構鋭角なので驚いた。普通もっと
丸っこいんですがね。綺麗に焼きも入ってるわ。チェーンテンション
もばっちりですな。しかしここで残念な発見。





テンションのプラスチック付いてないじゃん。???
なんで、、、、。



絶対に普通付いてるよなあ、91年だから無いということはないよなあ。
968だってあるはずだと思うが、、、。この車以前フロントのホイール
ハウスは968であることが判明してるからね。なんか混ざってても
不思議じゃないけど一回調べてみないとね。まあ付ければいいだけの
話ですが外れたにしても残骸も残ってない。以前ここを開けてシール
の交換したのは名古屋のポルシェセンターだしな。
それも8年ぐらい前だよ。そのまま乗ってたってか。あーこわ。
カチャカチャ音が気になったけどカムじゃなくてこれか・・・

取りあえず今すぐどうにかなりそうでもないので部品だけ取り寄せよう。
しかしなあ。、、、。




22年のお疲れ様状態のカムカバー。やはりマグネシウム合金。軽い軽い。
綺麗にしてあげます。裏もたぶん表と同じ塗装してあった様です。
変色してますが、、、。




今回はっきり解ったのはマグネシウム合金というのは塗装命ですな。
結局表側に塗装の荒れが目立つ場所は裏側が荒れてるんですね。
そしてこれが進むと変形とか割れに繋がるようです。
もしこのままずっと乗ってたらカムカバーもタイミングベルト
カバーみたいに悲惨な状態になるんでしょう。新品無いみたいなんで
大変だわ。
この部品はアルミ合金に限ると思いますが当時はとにかく軽量化を考えて
コスト考えずドイツ人のこだわりだろうな。今のVW見習えよ。おまえら
のクラフトマンシップはどこへ行った??ポルシェも93年ぐらいまで
でその後はひたすらコストダウンばかりだね。964以降は???って
感じだな。今買うならスバルだな。もう日本の勝ちだね。

耐熱のグレーがあったので掃除したあと思いっきり吹いてやりました。



表は下地が残ってたんで軽く磨いて吹いて終了。それなりにぼこぼこ
してるとこあるけどいいでしょう。その方が自然だな。
後はゆっくり乾燥させます。



まあその間は暇なのでフロントのサスの点検。アッパーマウントは全然大丈夫ですね。なんて頑丈なゴム。M030初めて締めてみました。
まだ余裕で二回転以上左に締めれるんですが一回転締めてみました。



あと金曜の夜、雨、夜、大渋滞でオルタの不調もありバッテリーをみたら
要充電状態にまでなってました。帰りやばかった、よく動いてたわ。
充電器が家になぜかあったので助かった。死んだおやじの財産で残ってた。
充電完了まで12時間を要しましたので取りあえずバッテリーも交換だな。



あとシール類ですが全然大丈夫ですね。再利用できる状態ですよ。
テンションの部品をまた付ける予定なので取りあえずこいつを
再利用します。




日曜日塗装乾いたので取り付けです。ポルシェセンターで聞いたら
締め付けトルク10NM。回して止まったら終了ぐらいのトルク。
素人みたいな自動車屋がやるととことん締め付けて終了ですな。
マグネシウム合金ですからね。



というわけで終了。いい感じになりましたね。




今度インジェクションも塗ろう。
シール乾いたのを見計らってエンジン始動。
液体パッキンが圧力でかなり噴出してきました。
それより試運転で驚いたのはフロントサス。
買った時ぐらいの状態に戻ってしまった。
なんて頑丈なんだ。すごいぞ M030 KONI
まだ10万キロいけそう。


来週は池ちゃんにオルタ交換してもらおう。さすがにオルタネーター
の交換はプロにやってもらいますよ。
オルタは米国から今、成田に着いたらしい。

レギュレータはドイツの車屋から取り寄せたBERUの新品。
安かったので2個買ってしまった。メイドインチャイナ
だわ、、、。



そろそろクラッチもやらんとねえ。10年に一度の当たり
年かあ。池ちゃんに相談してみよう。
次回に続く。

にほんブログ村 車ブログ ポルシェへ
にほんブログ村












































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の整備第二段

2015-09-16 18:03:28 | 日記
雨が多いですネエ。浜松も一時大変でした、
東北の皆様には気の毒で言葉もありません。地震に水害と大変です。
でも鬼怒川の堤防工事を事業仕分けで行わなかった民主党の責任は重いよ。
マスコミは必死に隠してますがね。堤防削ってソーラーなどを設置したところ
堤防決壊してます。日本の最大の敵民主党ですね。
それにしても自衛隊はかっこいいです。世界最高のスキルと思いました。

私の方はもうね仕事忙しくてかないません。
十何年ぶりに土曜日なしで休日は日曜のみです。
なのでポルシェの整備もなかなか時間がなくて思うようにできません。

今週は軽くオルタネーターのレギュレータ交換とワイパーモーターの整備です。

お盆ごろから急にアイドリング時の電圧低下がひどくなりました。
2年ぐらい前も一度あったんだけど涼しくなったら直ってしまったんですね。
ほとんど使用してないリビルトのBOSCHのレギュレータがありますので取り合えず交換してみます。まあでも本体の交換になると思います。
リビルトの安いもの探さないとね。米国ならたくさんあると思います。
今のは3年前に交換したBOSCHの正規リビルト品なんですがあまり良くないです。以前に米国から購入した普通のリビルトの方が安くてトラブルなかった
気がします。でも私の場合1年中エアコンつけて使用しているので消耗品
かなあ。年中エアコン使っているのでエアコン壊れないんですよね。
壊れるのは夏にいきなり使うからですよ。




エアフローとか外して作業です。
今のもブラシはそれほど減ってはいないですね。



せまいエリアで交換しますが慣れるとそれほどの作業ではありません。

BOSCHのリビルト品



交換しましたが症状は治りませんので本体交換ですね。
ポルシエの見積もりはリビルトで13万でしたよ。


次はワイパーモーターを分解清掃です。

間欠ワイパーが最近途中で止まります。フロントウインドウのど真ん中で
止まるので笑えます。
同乗の女性には笑いをもたらすのである意味使えるんですが、、、。
今回修理するといったら寂しがってました。



とにかく全部外します。
その後カバーを取り本体がお目見えです。



今回は連続や高速の時のワイパーの動きは問題なく元気ですので本体は何も
せず円盤のみばらします。本体ばらすと折角防水のシールしてあるのがだめに
なりますからね。円盤の中の接点清掃とグリスの入れ替え作業。

この後、雨でしたので使ったら間欠ワイパー元気よく動くようになりましたよ。まだまだやることいっぱいありますなあ。もう少し休みと晴れの日が欲しい。




にほんブログ村 車ブログ ポルシェへ
にほんブログ村




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の整備第一弾

2015-09-06 21:03:31 | 日記

大分涼しくなりました。雨も多いですが。

ポルシェセンターでデスビキャップとローターの交換をお願いしましたが
デスビキャップの取り付けてあるタイミングベルトカバーが悲惨な状態の
様です。合わせ目が大分開いてきたのでボルトの緩みぐらいと思って修理
依頼したんですが変形と割れが出てしまっているので交換になるとのこと。

見積もり見てびびりましたよ。取り合えずデスビキャップとローターを部品
として購入。
ついでにキーホルダー購入。クレストのキーホルダーはなんかぼろぼろ
になるので今回ブレーキキャリパーの物を購入しました。なかなかいいです。



取り合えずタイミングベルトカバーの状態が思いのほか悪くベルトにも
干渉する危険があるので無理しないでくださいとのことでした。

さーてどうすっかなー、この車乗ってからこのぐらいの危機は何度も
経験しているので取り合えず部品をネットで探しますが無いですね。
米国の944の専門サイトを見ていたら対応部品が出てました。
説明書きを読むと元々のベルトカバーの材質はマグネシウム合金なので
変形と割れが経年により出てくる、これはメーカーの失敗なのだそうだ。
対応品は少し重くなるがアルミ合金にしてあり強度も強いようだ。
このサイトのカバーが一番安かったのだがそれでもセットで6万弱。
ポルシェ純正の物も現在はアルミ製の様で一個6万弱。セットで10万弱。
さすがに買えんことないが高すぎだろ。それにこういう古い車は元々の純正部品大事にしないとね。
極力オリジナルで行くべきですな。




取り合えず自分で何とかすることに。外したらご指摘の通りエンジン側
のカバーのボルト受けの部分が溶けた様に変形した挙句割れ発生。
もう1mmでタイミングベルトと接触する寸前でしたよ。



ちょっと触るとボロって感じでこりゃ交換になるわな。



ただこのマグネシウム合金って奴は柔らかいので簡単に加工できます。
ヤスリで削ってボルトを長い物に変えてとかやってできました。



塗装はネットで見つけたバイクショップオリジナルのエンジン用耐熱塗料。
かなり良いですな。
新品のデスビキャップを取り付け。






今回の塗料を試してみて実に良いのでこれで黄ばんだエンジンの
ヘッドカバー塗装計画を思いつきました。やったるぜ。その後
先週注文したキークレストが入庫した様なのでポルシェセンターへ。
いつもお世話になっているサービスのkさん休みでしたが何と
シルバークレストがあれば欲しいけどもうないんだよなーと言う
私のわがままリクエストに答えてくれて生産中止と思われていた
幻のシルバーキークレストが届きました。

エンジンヘッドのシール部品一式とボルトも全部発注してきました。
この辺の部品ってなんか安いんですよね。




部品入り次第エンジンヘッドカバーの塗装に挑戦します。

いいねえシルバーのキークレスト。これぞクラシックポルシェ
の証。





にほんブログ村 車ブログ ポルシェへ
にほんブログ村







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする