その名もズバリの『蝦麺店』

V6のライブツアー決定のニュースに大喜びしたのが木曜深夜のこと。それからたった２日後にうれしいニュースがまたひとつ！

森田剛くん、３年ぶりの主演舞台決定～！！わ～！！

このブログを始めてまだ１週間も経たないころでしたね。大阪まで初主演舞台『荒神』を観に飛んでいったのは…（くわしくはこちらに）

あれから２年半。「飛行機を使わなくても陸路で舞台を観に行けるようになるんだなぁ」なんて漠然と思っていたその時に入ってきたビッグニュースです。
どうしよう。公演は来年なのに、もうドキドキしてきました。今回も、人気劇団の劇団☆新感線の舞台なので、チケット争奪戦がすごいでしょう。ああ、ライブチケットもまだ申し込んでいないのに、その次のチケットの心配まで…。うれしいけど不安。不安だけどうれしい。

舞台決定のニュースに「これは『心おきなく帰っておいで』ってことだよ」と友から言われ、ちょっとウルんでしまった私。よし！先を見てがんばる。悲しみの向こうには楽しみが待っている！（まだチケット取れるかどうかもわからないけど～）



先日、天下太平珈琲館からの帰り道、友人が、この道をずっとあっちに行って左に曲がったところに、エビ麺のおいしい店があるよ！」と教えてくれました。「へー！」と相づちは打ったものの、話題はすぐに変わってしまい、道の名前も店名も聞けずじまいでした。土曜日、再び湾仔（ワンチャイ）に行く用事ができたため、ついでに「あっちへ行って」「左に曲がって」と勘に任せて歩いてみることにしました。すると、まぁ！　たったそれだけの情報なのに、ドンピシャで店にたどり着けてしまいました！
「わー！　私ってすごい！」って、思わず自画自賛。まだ美味しいもの探知の嗅覚は衰えていなかったようです。



細長い店に38席。８割がた埋まった席のみなさんが食べているのは、赤いいかにも辛そうな麺。店内に貼られた雑誌の紹介記事によると、マレーシアの麺をベースに香港風のアレンジを加えたピリ辛のエビだしスープがウリなのだとか。

　

やっぱり座るのなら６番席でしょう。テーブルにはさみこまれたメニューから、友のお薦め「辣味蝦湯底麺」を。具は「蝦墨魚丸」（エビとイカ団子）、麺は檸粉を選んで待つことしばし。

わー。赤々としたスープをたたえた麺が登場しましたよ～！



他の人が食べているものを見てもかなり辛そうなスープだったので、最初から「少少辣で！」と言って正解でした。食べやすい辛さになってはいますが、それでも刺激は感じます。これが何も言わずの普通の辛さだったら、店を出で太陽に焼かれたらどんだけ汗をかいてしまうでしょうか！

もっと「The エビ！」な味がするのかなーと思いきや、しっかりエビの風味を感じさせつつも、マイルドでさらりとした飲み口の奥深いスープでした。これまた店内に貼られた記事によると、ダシを取る際に、エビとともに豚骨、鶏ガラ、野菜などを使用して深みを出しているそうです。４時間も煮込むそうですから、手間がかかってますねー。おいしいスープにほんの少しの辛み。私好みのど真ん中です！

　

具としてのエビは、縦半分にスライスされています。スープの辛味をまとったエビはエビ本来の甘みもちゃんと感じさせてくれていたので、ちゃんと新鮮なものを使用しているのでしょう。
ところどころ粗く刻まれたイカの身を感じる墨魚丸は、クセが無くてプリプリ。エビ共々とてもおいしゅうございます！

２軒お隣の飴軒では「水晶麺」とよばれていたマロニーちゃんのような麺がこちらでは「檸粉」でした。つるりとした食感が好きなんです、マロニーちゃん系の麺って。麺は他に、米粉、河粉が選べます。

土曜日だったこともあって、お昼時でも待たずに座れましたが、聞くところによると、平日のランチタイムは大行列ができるのだとか。並んで待つのが嫌いなはずの香港人の気質も変わってきているのでしょうか。アニヤ・ハインドマーチのエコバッグの時も並んでたもんね。

実は、中国家具のチェストが欲しくて湾仔の家具通りを歩き回っていたときの昼食で訪れたのでした。それまでは全然めぼしい物に出会えなかったのに、ココで食事をしてから再び回ってみたら、１度目には飛ばした店にありました！ありました！素敵なチェストが～！
エビの風味で気分が良くなったせいか、食べ物に対してだけじゃない嗅覚も復活したのかもしれません。何はともあれ、えがった。えがった。
そのチェストをどうやって日本へ持って帰るかは、また頭の痛い別問題なのよーん。


辣味蝦湯底蝦墨魚丸麺　HKD34（約510円）

蝦麺店　湾仔蘭杜街2號麗都大廈4號　℡2520-0268
11:30am～7:30pm　日曜定休


家とゴミ捨て場との往復で日が暮れました。ああ。励ましのポチどうぞよろしくお願いいたします。
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