開心香港街市

ほいさむほんこんがいしぃ
~気づけば在住6年目。香港のおいしいもの、おもしろいこと、ときどき…。在ホンコン的趣味生活~

夢日記その3 と 初夢占い

2006年01月30日 | ブイロク雑記

あのー。「初夢」ってのは、旧暦でも有効なんでしょうか?

……そもそも「夢」を見ない、というか見てても全く覚えてない私なので、初夢なんて言葉には一度もご縁がないのですが、春節にブイロクの夢を見たってんだから、ぜひとも「有効!」と言っていただきたい! 

バスの2階に乗ってる私、信号待ちで停車すると、外がなにやら騒がしい。ふと下をのぞいてみると、なんと!「東京Vシュラン」のロケをやっているではありませんか!
香港で「“東京”Vシュラン」とはこれいかに? まぁ夢ですからそんなことは気にしない。しかもそのロケのど真ん中には、井ノ原、森田両氏が立っていらっしゃるるるる!ぎゃーっ!!
バスの窓を開け(実際には開きません)、なぜか携帯を剛くんにむかって印籠のように見せつける私。必死に「ファンである」ことを主張しています。ふーん。街なかでこういう風にバッタリあったりしたら(ありえないけど)、こんな風になんとかしてアピールしようとするであろうな、と思えるところが妙にリアルです

なんで携帯かってぇと、ストラップを見せたかったのでしょう。10th anniversaryのが付いてるんだもーん 夢なんだからもっとドーンとアピールすりゃいいのに、自分がけなげで泣けてくらぁ。

で、彼らの反応がどうだったか、ってことは全然記憶に残ってないのに、バス2階から見た剛くんの後頭部は、茶髪の根元がちょっと伸びて黒くなっちゃってたっていう、どーでもいいことだけ覚えてるんだよね。
もちろん、実際は伸びちゃってるかどうかなんて知りっこないんだけどね。

結局、今回もロクに絡みもしない夢だった……。
人に話を聞いてみると「デートした」とか「一緒に温泉入った」とか、おいしい夢見てるんだよね。なのに、私は……
なんで? 邪念が多すぎるから?

ところで「初夢」ってなんすか?なにを意味するんすか?
よく知りもしないで騒いではイカン、とちょっと検索かけてみました。
私の見た夢がどーなるってなもんでもないってことは、良くわかっておりますが、見たモノすべてが意味をなすって訳ではないんですね。残念。

そして、そんな検索でぶつかったのが初夢占い

アタクシにとっての最高の初夢とは

いち 牛
に  ガム
さん ブラジャー

だって。なんだよソレって…。みなさまもお試しアレ。

旧暦元日です。恭喜發財~!

2006年01月29日 | 香港雑記
ごんへいふぁっちょーい! 春節でございます。

中華圏においては、1年で一番重要な祝日ですね。
とはいえ、日本と同じく香港でも元日営業の店舗も増えてきて、午後1時開店の銅鑼湾そごう店内では、ライオンダンスの練り歩きがありました。



化粧品クラランスのカウンターで、ひと踊り。
今年1年の繁栄を願っての舞をまって、ご祝儀を口に入れてもらいます。
ご祝儀渡し役のクラランスねーちゃんが妙に照れまくっていたのはナゼ??

飲茶店もいつもの日曜日のような順番待ちはないものの、ほぼ満席。香港においても、だいぶ「元日」の位置づけは変わってきてるみたいですえねぇ。



先週の土曜日も行ったはずの、美心大酒楼で元日飲茶。蟹子の焼売、美味しゅうございました。

えーっと。飲茶して、そごうで春菊買って、って全く春節らしさを堪能してなくて、すんません~。

中国茶熱再燃中につき

2006年01月21日 | 香港食記


12月の弾丸一時帰国のお土産にと中国茶を買いにいったお店で、鉄観音の新茶を試飲させてもらって以来、忘れかけていた中国茶熱が再びふつふつとわき上がっております。

ふんわりと甘みをふくんだやわらかな香り…。お茶を口にする前に、香りが鼻腔から一気に脳内へ浸透して、私をふぬけにしてくれます。その香りに対しては感想も何も言えず、出てくるのは「ふわぁぁぁ~」って温泉に浸かったばぁさまが発する「音」のようなもののみです。
私にとっての『いい匂いNO.1』は、香水でもアロマでもなく、「上手な人がいれた中国茶の香り」ですね。鉄観音、中国緑茶のふぬけ度が高めです
そしてポイントは「上手な人」。私のようなヘタクソがいれても極上の香りは立ちませ~ん。

こちら香港公園内にある茶芸館に併設されたティーハウス「楽茶軒」。上環にあるお茶屋さんの分店で、さまざまな中国茶と共に、上品なベジタリアン点心がいただけるとても雰囲気の良いお店です。

20種類以上あるお茶の中から、ふぬけ度の高さでやっぱり「秋香鉄観音」を選択。自分で茶具を使っていれる中国茶は久しぶり~。やっぱりいいっ! 小さなお茶器にお茶を注ぎ、香りと味をたのしみつつ、お茶菓子をいただく…。
いつになくゆったりと上品なひととき……のハズだったんだけど、空腹には勝てませんでした! 

写真にあるナッツペースト入りのもち菓子のほか、実は、焼きうどん、蒸し餃子もひとりで食べてしまいましたっ! 
餃子の具はキャベツと椎茸のみで作られているとは思えないほどいい味がしっかりしていて、生地もモチモチ。うどんは胡椒がピリッといい感じ。
「茶腹もいっとき」の言葉もあるとおり、お茶で結構お腹いっぱいになるっていうのに、この大食。あーあ。



「忽然1周」という雑誌の付録「飲食男女」という冊子の取材が来てました。グルメ情報満載でときどきお世話になってます。実はコレ、本誌より付録のほうが人気があるんだそうだよ。

秋香鉄観音 HKD38(約570円)
黒椒炒烏冬 HKD20(約300円)/素餃子 HKD15(約220円)/腰果糯米滋 HKD12(約180円)

楽茶軒茶芸館 金鐘香港公園内 ℡2801-7177 10:00am~10:00pm

カップラーメンが付いてくる!!

2006年01月19日 | 香港雑記

最近は日本でもファッション誌なんかにオマケが付くんですね。女性誌には、ポーチだのストッキングだのが付いてくるようで。

香港でも、ピンバッジがついていたり化粧品のサンプルが付いていたりなんてのはよくあることで珍しくはありません。
……が、今日マガジンスタンドで思わず目が釘付けになりました。

なーんと、雑誌のオマケに カップラーメン!!!
しかもビッグサイズ!

「U you magazine」なる女性誌。主な内容はショッピング、ビューティ、ホームなどだそうです。しかも定価HKD12(約180円)のところ、特別価格でこの号はHKD8(約120円)!! 8ドル!8ドルでラーメン付ですよっ!
オフィスで湯を沸かして、ラーメン作って食べながら雑誌読んでね って感じ? 昼食+昼休みの過ごし方まで配慮してくださいましてありがたや、ありがたやー。

とっても気になったんだけど、これ、流通どうしたんでしょね?
こんなかさばるおまけ付けちゃったら、ひもでくくって、あいよーって運ぶわけに行かないだろうし。いちいち段ボールに詰めてたらコストかかっちゃうし。スタンドのオヤジが袋つめしたとは考えがたいし……。
???また香港のナゾが増えちゃったよ。

石畳で足の裏マッサージ

2006年01月18日 | 香港雑記

香港のちょっとした公園内には、こんな風に石が埋め込まれたマッサージ通路が設置されていて、老若男女問わず、でこぼこに挑んでいます。

ときどき、そんな石畳を歩きにいくのですが、体中欠陥だらけなのか、どこもかしこも足の裏じゅう痛いったらないっ! 
最初の5~6歩こそ勢いはいいものの、そのあとは急速にペースダウンして、足はヨロヨロ、膝もガクガク。生まれたての子鹿ちゃん状態です。

たとえ歩く姿は子鹿ちゃんでも、とにもかくにも通路を一巡りしたあとは、足の裏からぽかぽかしてきて、心なしか靴が緩くなる 
足裏マッサージに行くのと同じ効果が得られるので、血の廻りがよくなって肩こり腰痛にもいいそうだけど、そこまでの効果を得るには持続性がないとダメみたい。
まぁ、刹那的にしても足の裏が暖まるっていうのは体にも良いんで、こんな通路を見かけたら、ぜひ子鹿ちゃん体験してみてください

たいがいの人は靴下で歩きますが、このおばあちゃんはナゼか靴下の上に、スーパーのビニール袋を巻き付けて靴下をカバーして歩いていました。石畳と石畳の間に少しフラットになった隙間があるので、滑べって転んだりしたらどうしよう…とちょっとドキドキしちゃいました

[ビクトリアパークにて]

懐かしさ漂う 香港おやつ

2006年01月16日 | 香港食記

冷たい飲み物と言えば、凍檸茶(アイスレモンティ)、温かい飲み物と言えば、熱奶茶(ミルクティ)な私ですが、この店に限っては凍奶茶(アイスミルクティ)が絶対おすすめ!

普通の凍奶茶は、氷の冷たさで冷やしますが、ここのは氷なし! 
「氷抜きで」と頼んでそうしてもらっているわけではありません。「氷で味を薄めたくない」という店主のこだわりで氷なしなんだそうです。
店先の冷蔵庫には、奶茶の入ったボトルがびっしり。氷を使わない分、作って冷まして、冷たくして…って手間がかかって効率は悪いはずですが、最初から最後まで濃度の変わらないのは、飲んでいて嬉しいです 
はじめて「ロイヤルミルクティー」なるものを知り、こんな感じかなぁ~?なんて作ってみたときの味がします。「濃い」紅茶味が、懐かしい。

他店では「甘さ控えめで」と言わないとかなり甘~い奶茶が出てきますが、こちらのはかなり甘さ抑えめ。なので、香港流の甘い菓子パンとも相性よし! 
菓子パンの選択肢はいろいろあれど、ここで選ぶは、やっぱり菠蘿飽(パイナップルパン)。カリッとしたクッキー生地もしっとりとしたパン部分も、これまた甘さ控えめで飽きがこない! 
菓子パンと言えばメロンパン。それも思いっきりチープなやつ、LOVE 子供の頃から好きだった、そのチープな食感にココで再会。懐かしいよー。

店内はいつも混みあってますが、回転が速いのですぐ座れます。
もちろん凍奶茶も菓子パンたちもTAKE OUT可能です。

凍奶茶 HKD13(約200円)/菠蘿飽 HKD3(約45円)

金鳳茶餐廳 湾仔春園街41 ℡2572-0526
6:45am~7:00pm


おいしい餃子探して放浪中

2006年01月15日 | 香港食記
かれこれ2年以上は経ちますか…。銅鑼湾に「北京餃」という美味しい餃子屋さんがあったんです。オーソドックスな餃子からトマト餃子、カボチャ餃子といった創作ものまで、何を食べてもハズレなし!美味!でとても好きな店でした。

ある日、頭も胃袋も餃子モードでその店に行ってみたら、ウインドーの小犬に微笑まれました。にっこりと。
どーゆー訳かペットショップに早変わりしてました…
そんな突然の別離に涙して以来、美味しい餃子を尋ね歩いているのです。

さて、今日訪れました、湾仔の片隅にひっそりとたたずむ「餃子源」。地味~な店内で店員さん間で飛び交う言語は北京語です。ちっともわからん。ですが、その北京語からして「正宗北方餃子」のうたい文句はウソではないようですねー。



他店の餃子の量をイメージして餃子2種と炸醤麺をオーダー。
んが。出てきてビックリ!1コがでっか~い!!レンゲにのせきらないくらいの大きさ。中の具もぎっしり入っているうえ、皮もかなりしっかりしていて食べ応え充分。
「鮮肉白菜餃」は肉のうまみと白菜の甘みがでていて、何もつけずに食べても美味しい~
「碧緑素菜餃」は野菜のみ5~6種がぎゅっと詰まっている餃子。あっさりしてます。



餃子でお腹いっぱいなのに、メニューにあるとつい頼んじゃう炸醤麺でダメ押し。
肉味噌がかなり粗めで、麺も太め。こちらも食べ応え充分。キュウリの他にもやしがトッピングされているのが珍しいですねー。

食べ終わってから気が付いたのですが、餃子は半量のオーダー可能です(料金も半額)。半量なら7種類ある餃子をいろいろ試せそうですね。魚の餃子も食べてみたかったな…。
教訓。メニューは隅から隅までしっかり読みましょう。

鮮肉白菜餃 10個 HKD25(約370円)/碧緑素菜餃 10個 HKD28(約420円)
炸醤麺 HKD20(約300円)

餃子源 湾仔皇后東259 ℡2838-8486
9:00am~10:00pm(日、祝 ~9:00pm)


チャン・ツィイーばっかし

2006年01月13日 | 香港雑記
「SAYURI」の香港公開にあわせたのか、たまたまなのかはわかりませんが、香港にチャン・ツィイーがあふれています。



そごう壁面。でーっかいチャン・ツィイー。
ASIENCE使ってみたけど、チャン・ツィイーみたいな髪にはならなかったよーんだ。香港で暮らしてからくせっ毛になってしまった私なので、彼女のサラサラの黒髪はうらやましい限り。




メイベリンのこの顔はイケているのか?
「MAYBELLINE NEW YORK」の「ニューヨーク」部分を意識しすぎちゃってる気がするのよ。
もうちょっと穏やかな表情のがいいと思うのよー、彼女のイメージからするとね。そのイメージを打破したかったの? やりすぎちゃってて、ちょっと怖いんですけど…。



昨日(12日)から公開になりました「SAYURI」。MTRの構内も構外もこのポスターだらけ。
香港でのタイトルは「藝伎回憶録」。原題「Memoirs of a Geisha」のまんま訳ですねー。ハリウッドテイストの日本の物語…のようなもの  は香港で受け入れられるのでしょうか。
なにげに「鋼の錬金術師」のポスターも写り込んでますが、今日、別件で立ち寄った映画館では「SAYURI」より「鋼の錬金術師」のほうがチケットの売れ行きよかったっすよ~。

いやいや、それにしても香港の女優陣はどうしたー!? 
コレくらいドカーンと露出できる女優はおらんのか?……と考えてもすぐには思いつかない。悲しいけど、それが香港女優陣の現状かも。がんばっておくれ~!

「素食」でカロリーオーバー

2006年01月12日 | 香港食記

香港で「素」「斎」「羅漢」などが料理名に付くと精進料理を指します。中でも「素食」という文字は、「天天素食」なんてお総菜屋さんチェーン店もあるので、一番よく見かけるかもしれません。

たまたまバスの2階から見つけたオープンしたばかりの「素食」食堂。じっとのぞき込むと、店員さんも女性ばかりなら、お客さんも女性ばかり。小ぎれいでのんびり食べても許されそうな雰囲気なので行ってみました。

“本日のおすすめ”の中から、麻婆茄子好きな私は、それに似た体裁の「豆腐と茄子の炒め物」を注文。ご飯とおかず共にテンコ盛りなのが嬉しいんだか悲しいんだか。それに加えて飲み物は奶茶(ミルクティ)ってのは、日本人的には異色の組み合わせだけど気にしなーい

でもね。写真ではどこまでわかるか疑問ですが、茄子が鮮やかです。ほぼ茄子そのままの色してます。ってことはだよ。かなり大量の油で炒めたか揚げたかしたんだよね。しかもね、豆腐が揚げ豆腐なんだわ。そのふたつをこれまた大量の油を使って炒めて、味付けされて、さらにとろみをつけて仕上げてるんで、油の逃げ所がありません。否応なしに胃袋に入ってきます。

たしかに素材は素食です。でもでも、こんだけ油使ってたら、そうとう高カロリー。トンカツのほうがカロリー低いんじゃなかろうか…

「素食」=「ヘルシー」なんて思い込んでいましたが、それは間違いであるってことを知りました。胃袋使って今日もお勉強。もたれました。ぐえっぷ。

午市客飯(おかず+飲み物orスープ) HKD26(約390円)

紫来坊素食料理 銅鑼湾伊榮街7-11 欣榮商業大廈1号
℡2881-5698 7:00am~11:30pm