あれ?お知らせしましたっけ? 最近忙しさのあまり、何を誰に話したかすっかりわからなくなってしまって…(それは前からか??)
7月31日に香港を離れることになりました。
手元に届いた、香港発成田空港行きの片道航空券がせつないです。
タダでさえ年月の過ぎるのが早く感じるお年頃なのに、日本へ戻ることをお知らせしてからの1カ月は、まさに怒濤の勢いで過ぎていきました。まだまだ時間はあると思っていたのに、気が付けば残された時間はあと1週間。
残りの日々、毎日更新できるかな。できたらいいな。がんばりますので、どうぞおつきあいくださいませー!!!
前回、シンフォニーオブライツについて記したとき、うっかり「シリーズ」などとといってしまったので、なんとかして続けないと格好悪いなぁ!ってことで、カッコつけのためだけににお送りする第二弾!

駐車場から続く薄暗い地下道。海水を引くパイプと下水を戻すパイプ。深いみどりの太いパイプが走る通路には人影もなく、サササーッと低い音のうなるが聞こえるような気が…。
行き止まりまで進むと、そこには上り階段。見上げるとまぶしいほどの外光。
外に出るとビクトリア湾のハーバーが広がり、そしてその脇に据えられているのが…

はい。ヌーン・デイ・ガン(午砲)です。

現在はマンダリンオリエンタルホテルグループもその傘下にあるジャーディン・マセソン商会は、1800年代半ば、香港に強い勢力を広げていました。そのジャーデン・マセソン社には、自社の社長(タイパンと呼ばれていたそうです)が船で香港に入ってくると礼砲をならして迎えるという、なんとも脳天気な習慣がありました。
香港に新しい英国海軍将校が就任したばかりのある日、まったく知らされていないにも関わらず轟音をあげて大砲が放たれたことに驚き、事の次第を突き詰めた結果、「民間企業が自社の社長が来たくらいで大砲をぶっ放すとはなにごとぞ!」とお怒りになり、自社船への礼砲の禁止と、罰として1日も欠かさず毎日正午の号砲を撃つことをジャーデン・マセソン社に命じたのでした。
以来、第二次世界大戦時、日本軍による香港侵略時をのぞいて、ジャーデン・マセソン社が面々と続けている正午の儀式が、ヌーン・デイ・ガンです。
と、きっぱり語ってみましたが、これはもちろん私の知識ではなく、ヌーン・デイ・ガンの敷地内の案内板およびパンフレットにこんな感じの由来が記されているのです。へへへ。
この号砲は、時刻を知らせるというよりは、現在では、チャリティのため、観光客のためのイベントといった色合いが強いと思われます。
でも、そんなに有名で、毎日行われているものでも、今まで見たことなかった私です。たまたま近くを通りかかって、轟音にビックリしたことは何度もあれど、12時ちょうどにそこにいる機会って、チカラいっぱい意識しないとなかなかないもので…。
午砲を撃つ時は敷地内に入ることができないため、ギャラリーは柵の外からの見物となります。
胸に「ジャーデン・マセソン」の社名バッジを付けた制服のおじさんが、午砲担当さんのようです。12時が近づいてくると、何度も時計を見て手順に遅れがないように確認をしています。

12時少し前、大砲のよこにある鐘を鳴らします。周囲に「間もなく撃ちますよー」と知らせるためのものでしょうか?
折り目正しい動作で砲台に近づき、引き金に繋がっているロープを握って…

どーーん!!
すごい轟音に、思いきりカメラを持つ手がぶれました。
いや、もうとにかくビックリしたぁ! 撃つぞ撃つぞとわかっていても、これだけビックリするのですから、突然聞かされた海軍の高官さんはさぞかしビックリしたことでしょう。お怒りになるもの当然です!
白い煙を残して、以上、午砲終了です!
1850年頃から続けられている伝統ある儀式も、たった1秒で終了です。潔い儀式ですねぇ。

号砲のあとは30分間だけ敷地が解放され、個々に写真を撮ったり近くで大砲を眺めたり。
私ってば、どかーん!によりかなり心拍数が上がってしまったみたいで、せっかく近くで撮ったの写真たちは失敗ばかり。
意外に肝っ玉小さいってことを知らしめられた午砲でした~。
爆竹ばーん!バズーカどかーん!とかは慣れてるんだけどねぇ~
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7月31日に香港を離れることになりました。
手元に届いた、香港発成田空港行きの片道航空券がせつないです。
タダでさえ年月の過ぎるのが早く感じるお年頃なのに、日本へ戻ることをお知らせしてからの1カ月は、まさに怒濤の勢いで過ぎていきました。まだまだ時間はあると思っていたのに、気が付けば残された時間はあと1週間。
残りの日々、毎日更新できるかな。できたらいいな。がんばりますので、どうぞおつきあいくださいませー!!!
前回、シンフォニーオブライツについて記したとき、うっかり「シリーズ」などとといってしまったので、なんとかして続けないと格好悪いなぁ!ってことで、カッコつけのためだけににお送りする第二弾!


駐車場から続く薄暗い地下道。海水を引くパイプと下水を戻すパイプ。深いみどりの太いパイプが走る通路には人影もなく、サササーッと低い音のうなるが聞こえるような気が…。
行き止まりまで進むと、そこには上り階段。見上げるとまぶしいほどの外光。
外に出るとビクトリア湾のハーバーが広がり、そしてその脇に据えられているのが…

はい。ヌーン・デイ・ガン(午砲)です。

現在はマンダリンオリエンタルホテルグループもその傘下にあるジャーディン・マセソン商会は、1800年代半ば、香港に強い勢力を広げていました。そのジャーデン・マセソン社には、自社の社長(タイパンと呼ばれていたそうです)が船で香港に入ってくると礼砲をならして迎えるという、なんとも脳天気な習慣がありました。
香港に新しい英国海軍将校が就任したばかりのある日、まったく知らされていないにも関わらず轟音をあげて大砲が放たれたことに驚き、事の次第を突き詰めた結果、「民間企業が自社の社長が来たくらいで大砲をぶっ放すとはなにごとぞ!」とお怒りになり、自社船への礼砲の禁止と、罰として1日も欠かさず毎日正午の号砲を撃つことをジャーデン・マセソン社に命じたのでした。
以来、第二次世界大戦時、日本軍による香港侵略時をのぞいて、ジャーデン・マセソン社が面々と続けている正午の儀式が、ヌーン・デイ・ガンです。
と、きっぱり語ってみましたが、これはもちろん私の知識ではなく、ヌーン・デイ・ガンの敷地内の案内板およびパンフレットにこんな感じの由来が記されているのです。へへへ。
この号砲は、時刻を知らせるというよりは、現在では、チャリティのため、観光客のためのイベントといった色合いが強いと思われます。
でも、そんなに有名で、毎日行われているものでも、今まで見たことなかった私です。たまたま近くを通りかかって、轟音にビックリしたことは何度もあれど、12時ちょうどにそこにいる機会って、チカラいっぱい意識しないとなかなかないもので…。
午砲を撃つ時は敷地内に入ることができないため、ギャラリーは柵の外からの見物となります。
胸に「ジャーデン・マセソン」の社名バッジを付けた制服のおじさんが、午砲担当さんのようです。12時が近づいてくると、何度も時計を見て手順に遅れがないように確認をしています。


12時少し前、大砲のよこにある鐘を鳴らします。周囲に「間もなく撃ちますよー」と知らせるためのものでしょうか?
折り目正しい動作で砲台に近づき、引き金に繋がっているロープを握って…

どーーん!!
すごい轟音に、思いきりカメラを持つ手がぶれました。
いや、もうとにかくビックリしたぁ! 撃つぞ撃つぞとわかっていても、これだけビックリするのですから、突然聞かされた海軍の高官さんはさぞかしビックリしたことでしょう。お怒りになるもの当然です!
白い煙を残して、以上、午砲終了です!
1850年頃から続けられている伝統ある儀式も、たった1秒で終了です。潔い儀式ですねぇ。

号砲のあとは30分間だけ敷地が解放され、個々に写真を撮ったり近くで大砲を眺めたり。
私ってば、どかーん!によりかなり心拍数が上がってしまったみたいで、せっかく近くで撮ったの写真たちは失敗ばかり。
意外に肝っ玉小さいってことを知らしめられた午砲でした~。
爆竹ばーん!バズーカどかーん!とかは慣れてるんだけどねぇ~

足裏マッサージ器です。
おとなりは、OSIMのショールームでこんなの見たなぁ~って感じのフットマッサージ器です。

ノートパソコンには青い空と白い雲が爽やかな壁紙。デスクトップ型だってもちろん取りそろえております。カラオケ機にはちゃーんとソフトも付いてましてよ。

あの世に言っても生前と変わらぬ暮らしができるようにと、紙でできた家財道具を葬儀の際に燃やす習慣が香港にあることは有名ですが、その「紙の家財道具」にも流行というか、需要の変化が顕著に現れていておもしろいです。(「おもしろい」なんて言ったら不謹慎かな~?)

ほかの「家財道具」がリアルサイズなのに、さすがにこれはムリってことで、車はミニチュアサイズです。ベンツ、BMW、アウディなんかの高級車が主流だったのに、近ごろでは、Miniなんかもラインナップされているんですね~。
どの車にも、何気なく運転手が座っているのは、「運転手つきで優雅な暮らしをしておくれ」という配慮なのか、それとも「あの世でライセンスを取るまで」と、とりあえず雇ったのか…。

サッカーボール、バスケットボール、テニスラケット、自転車、バット&グローブ、etc… 故人が熱中した趣味を続けられるよう、こんなものまで並んでいます。
裏を返せば、燃やされる紙の家財道具で、故人の趣味が明らかになるってこともあるわけですね。
ってことは、私の場合は、うちわ?ペンライト?
あわわわわわ。
リアル社会では隠れジャニファンな私。いまから「それはやめて!」って口止めしておこう。
あー。でも、それ以前に香港で葬儀をしてもらう可能性は……ないか。

紙の家財道具は、街の仏具屋さんで普通に見ることができますよー。
激似の6名様人形なら歓迎かも~。ポチどうぞよろしくお願いいたします。
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おとなりは、OSIMのショールームでこんなの見たなぁ~って感じのフットマッサージ器です。


ノートパソコンには青い空と白い雲が爽やかな壁紙。デスクトップ型だってもちろん取りそろえております。カラオケ機にはちゃーんとソフトも付いてましてよ。


あの世に言っても生前と変わらぬ暮らしができるようにと、紙でできた家財道具を葬儀の際に燃やす習慣が香港にあることは有名ですが、その「紙の家財道具」にも流行というか、需要の変化が顕著に現れていておもしろいです。(「おもしろい」なんて言ったら不謹慎かな~?)

ほかの「家財道具」がリアルサイズなのに、さすがにこれはムリってことで、車はミニチュアサイズです。ベンツ、BMW、アウディなんかの高級車が主流だったのに、近ごろでは、Miniなんかもラインナップされているんですね~。
どの車にも、何気なく運転手が座っているのは、「運転手つきで優雅な暮らしをしておくれ」という配慮なのか、それとも「あの世でライセンスを取るまで」と、とりあえず雇ったのか…。

サッカーボール、バスケットボール、テニスラケット、自転車、バット&グローブ、etc… 故人が熱中した趣味を続けられるよう、こんなものまで並んでいます。
裏を返せば、燃やされる紙の家財道具で、故人の趣味が明らかになるってこともあるわけですね。
ってことは、私の場合は、うちわ?ペンライト?
あわわわわわ。
リアル社会では隠れジャニファンな私。いまから「それはやめて!」って口止めしておこう。
あー。でも、それ以前に香港で葬儀をしてもらう可能性は……ないか。

紙の家財道具は、街の仏具屋さんで普通に見ることができますよー。
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ここまで来ると、素直に喜んでいいのかどうかすら判断不能になります。
なんと今度は我らがリーダー、坂本昌行さまのミュージカル決定ですわよ!
なに? この祭り状態は?
タダでさえ過密スケジュールで思考回路混乱中なのに、こう立て続けにエサをまかれちゃぁ、なにをどうしたらいのか考えがまとまりませんってー。
さらに加えて、剛くんの主演舞台のキャッチコピーを見てしまいました…。
幕末の世に 濡れ犬が放たれた。
その名は以蔵、人斬り以蔵。
…かっ………かっこいい! さすが劇団☆新幹線! さすがいのうえ歌舞伎!
司馬遼太郎の『人斬り以蔵』を読む限りでは、岡田以蔵って「考えるより先に身体が動く」という印象があって、剛くんのイメージにぴったり。幕末に現れて、辞世の句に詠んだ通り「水の泡」のように消えた人物を、劇団☆新幹線のいのうえひでのりさんがどう味付けして、剛くんがそれをどう演じてくれるのか、楽しみで楽しみで! しかも「濡れ犬」! あの黒目がちなうるうる瞳で「濡れ犬」! ぬおおおお!!
あー。稼いだ香港ドル、全額日本円にしたいっ! でも、口座をこっちに残す都合上、もう手をつけられない。ぎーっ。なんのために働いていたんだオレ! 今がまさに使うときなのにーっ!! バカバカ! アタシのバカー!!
すみません。取り乱しました。取り乱す余裕ができました。
昨夜までは、そんな気持ちすらわき上がらないパニック状態でした。
本日夕方、荷物の大半が部屋を離れました。船便が出発したのです。
こんなに物があったとは!と驚きつつ、不要品を処分する毎日。友達はもちろん、ウォッチマンやタワーのお掃除おばちゃんにもいろいろなものを引き取ってもらいました。
見積もり時に「がんばって荷物を減らしてくださいね!」と引っ越し業者の担当の方からきっぱりと言い渡されていたので、思い入れのあるものも涙を呑んで処分しました。

その結果、「これだけは!」と整理したものは全て容量内に収まり持ち出しOK! しかも規定容量に段ボール約10箱分ものスペースを余らせてしまいました…。もったいなぁーい!! あれもこれも捨てずに取っておけばよかった、なんて思っても後の祭り(涙)
ちょっとがんばりすぎてしまったかなぁ。…というか!見積もり担当の人、脅かしすぎよぅ~!!
しかしながら、香港で暮らした思い出に、憧れていた中国家具のチェストも持ち帰ることができました。エビ麺を食べた直後に出会ったチェストです。
素材は紫檀(ローズウッド)で、色は深い茶。柄や華美すぎる装飾がないのが気に入りました。上段は2つの引き出し、下段は観音開きの棚になっています。

注文から発送まで2日しかなかったため、展示品をそのまま買い取る形になってしまいましたが、それでも満足。日本に戻ってせまーい家に置かれたら、その一角だけ「なにもん?」って感じで浮くことが容易に想像できちゃうけど、いいの。それでもいいの。チェスト上に「私の香港」を作り上げて、愛でたいと思っています。
このチェストを持ち帰るために、ここに遊びに来てくださっている、りんりんさんに相談にのっていただきました。ブログ上でのみのおつきあいだったのに、お忙しい中とても親切にしていただいて大感激です。ありがとうございました!
私のだけではない香港への思いのこもったチェスト、日々愛情込めて磨いて、少しずつ私色のツヤを出せたらいいなーと思っています。
無事船便が日本へ届きますように! ポチどうぞよろしくお願いいたします。
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なんと今度は我らがリーダー、坂本昌行さまのミュージカル決定ですわよ!
なに? この祭り状態は?
タダでさえ過密スケジュールで思考回路混乱中なのに、こう立て続けにエサをまかれちゃぁ、なにをどうしたらいのか考えがまとまりませんってー。
さらに加えて、剛くんの主演舞台のキャッチコピーを見てしまいました…。
幕末の世に 濡れ犬が放たれた。
その名は以蔵、人斬り以蔵。
…かっ………かっこいい! さすが劇団☆新幹線! さすがいのうえ歌舞伎!
司馬遼太郎の『人斬り以蔵』を読む限りでは、岡田以蔵って「考えるより先に身体が動く」という印象があって、剛くんのイメージにぴったり。幕末に現れて、辞世の句に詠んだ通り「水の泡」のように消えた人物を、劇団☆新幹線のいのうえひでのりさんがどう味付けして、剛くんがそれをどう演じてくれるのか、楽しみで楽しみで! しかも「濡れ犬」! あの黒目がちなうるうる瞳で「濡れ犬」! ぬおおおお!!
あー。稼いだ香港ドル、全額日本円にしたいっ! でも、口座をこっちに残す都合上、もう手をつけられない。ぎーっ。なんのために働いていたんだオレ! 今がまさに使うときなのにーっ!! バカバカ! アタシのバカー!!
すみません。取り乱しました。取り乱す余裕ができました。
昨夜までは、そんな気持ちすらわき上がらないパニック状態でした。
本日夕方、荷物の大半が部屋を離れました。船便が出発したのです。
こんなに物があったとは!と驚きつつ、不要品を処分する毎日。友達はもちろん、ウォッチマンやタワーのお掃除おばちゃんにもいろいろなものを引き取ってもらいました。
見積もり時に「がんばって荷物を減らしてくださいね!」と引っ越し業者の担当の方からきっぱりと言い渡されていたので、思い入れのあるものも涙を呑んで処分しました。

その結果、「これだけは!」と整理したものは全て容量内に収まり持ち出しOK! しかも規定容量に段ボール約10箱分ものスペースを余らせてしまいました…。もったいなぁーい!! あれもこれも捨てずに取っておけばよかった、なんて思っても後の祭り(涙)
ちょっとがんばりすぎてしまったかなぁ。…というか!見積もり担当の人、脅かしすぎよぅ~!!
しかしながら、香港で暮らした思い出に、憧れていた中国家具のチェストも持ち帰ることができました。エビ麺を食べた直後に出会ったチェストです。
素材は紫檀(ローズウッド)で、色は深い茶。柄や華美すぎる装飾がないのが気に入りました。上段は2つの引き出し、下段は観音開きの棚になっています。


注文から発送まで2日しかなかったため、展示品をそのまま買い取る形になってしまいましたが、それでも満足。日本に戻ってせまーい家に置かれたら、その一角だけ「なにもん?」って感じで浮くことが容易に想像できちゃうけど、いいの。それでもいいの。チェスト上に「私の香港」を作り上げて、愛でたいと思っています。
このチェストを持ち帰るために、ここに遊びに来てくださっている、りんりんさんに相談にのっていただきました。ブログ上でのみのおつきあいだったのに、お忙しい中とても親切にしていただいて大感激です。ありがとうございました!
私のだけではない香港への思いのこもったチェスト、日々愛情込めて磨いて、少しずつ私色のツヤを出せたらいいなーと思っています。
無事船便が日本へ届きますように! ポチどうぞよろしくお願いいたします。

gooのアクセスカウンター、壊れちゃったのかな?
2日連続でページビューがとんでもない数字を示しているんですけれど…。
1日のPVが7000越えってなにごと? そもそも記事は400ちょっとしかないのに。
こわーい。なんで? なんで?
私は、ただ食べることとV6が好きなだけのオンナです。悪いことはしてません。この間、赤のミニバスの運賃踏み倒しちゃったのは、うっかりです。わざとじゃありません! 許してー。今度はちゃんと払いますからー!

今朝、所用があって元職場へと向かいました。寝不足のためボーッとした頭で歩いていたせいもあって気づくの遅れましたが、目の前に突然現れた何台もの救急車とパトカー。前方の道は警察が現場封鎖のテープを張り巡らせて進入禁止にさせていました。脇の方にはレスキュー隊の車両もありました。人混みの隙間から見えるのは、歩道に何台も並べられたストレッチャー。そこまで見れば、私にだって「大事故だ…」ってわかります。
迂回を指示されたため、となりの道を進んでいくと、そこにはテレビ、新聞、ラジオなどマスコミ関係の車両が止められていて、生中継を行うためでしょうか、ケーブルの準備にスタッフが駆け回っていました。
たくさんの野次馬が揃って同じ方向を見上げています。私もそれに倣うと、三越の入っていたビルを解体するために脇に立てられていた、巨大クレーンが真ん中あたりでへし折れ、解体中のビルに覆い被さるようにめり込んでいます。
鉄のかたまりのようなクレーンタワーがポッキリ。あり得ない光景に、最初はなにが変なのかよくわかりませんでした。竹の足場をなぎ倒し、被っていたグリーンのビニールカバーもめくれ上がり、生身の人間が作業していた旧ビルのフロアに紅い鉄骨がめり込んでいるんですから!
ますます野次馬は増えてきましたが、私は約束の時間もあったし恐怖感にも襲われてその場を去りました。もし、あれが反対側に折れていたら、そこには毎日のように通っていた道路が。もし、その時そこを通りかかっていたら…。
「香港だもん、何が起こってもおかしくないよねー」なんてケラケラ笑って言ってましたが、事故に遭わずに今までいられたのも、こうしてPCに向かっていられるのも、たまたま運が良かっただけなのかも…。ポッキリ折れた鉄骨を目の当たりにして、改めてそんなことを思ったのでした。

事故現場では死者がでてしまったそうです。折れて不安定に傾いたクレーンやビルやらでさらなる事故を招かないよう、きちんとした対策を取って欲しいものです。ゴンピン360の事故といい、「なんで?」って事故が続いて悲しくなります。
あと20日がんばります。ポチどうぞよろしくお願いいたします。
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2日連続でページビューがとんでもない数字を示しているんですけれど…。
1日のPVが7000越えってなにごと? そもそも記事は400ちょっとしかないのに。
こわーい。なんで? なんで?
私は、ただ食べることとV6が好きなだけのオンナです。悪いことはしてません。この間、赤のミニバスの運賃踏み倒しちゃったのは、うっかりです。わざとじゃありません! 許してー。今度はちゃんと払いますからー!

今朝、所用があって元職場へと向かいました。寝不足のためボーッとした頭で歩いていたせいもあって気づくの遅れましたが、目の前に突然現れた何台もの救急車とパトカー。前方の道は警察が現場封鎖のテープを張り巡らせて進入禁止にさせていました。脇の方にはレスキュー隊の車両もありました。人混みの隙間から見えるのは、歩道に何台も並べられたストレッチャー。そこまで見れば、私にだって「大事故だ…」ってわかります。
迂回を指示されたため、となりの道を進んでいくと、そこにはテレビ、新聞、ラジオなどマスコミ関係の車両が止められていて、生中継を行うためでしょうか、ケーブルの準備にスタッフが駆け回っていました。
たくさんの野次馬が揃って同じ方向を見上げています。私もそれに倣うと、三越の入っていたビルを解体するために脇に立てられていた、巨大クレーンが真ん中あたりでへし折れ、解体中のビルに覆い被さるようにめり込んでいます。
鉄のかたまりのようなクレーンタワーがポッキリ。あり得ない光景に、最初はなにが変なのかよくわかりませんでした。竹の足場をなぎ倒し、被っていたグリーンのビニールカバーもめくれ上がり、生身の人間が作業していた旧ビルのフロアに紅い鉄骨がめり込んでいるんですから!
ますます野次馬は増えてきましたが、私は約束の時間もあったし恐怖感にも襲われてその場を去りました。もし、あれが反対側に折れていたら、そこには毎日のように通っていた道路が。もし、その時そこを通りかかっていたら…。
「香港だもん、何が起こってもおかしくないよねー」なんてケラケラ笑って言ってましたが、事故に遭わずに今までいられたのも、こうしてPCに向かっていられるのも、たまたま運が良かっただけなのかも…。ポッキリ折れた鉄骨を目の当たりにして、改めてそんなことを思ったのでした。

事故現場では死者がでてしまったそうです。折れて不安定に傾いたクレーンやビルやらでさらなる事故を招かないよう、きちんとした対策を取って欲しいものです。ゴンピン360の事故といい、「なんで?」って事故が続いて悲しくなります。
あと20日がんばります。ポチどうぞよろしくお願いいたします。

ブログでのやりとりから進んで、何人かの方と実際にお会いさせてもらいました。文面から感じ取れる人柄からあれこれイメージして、「どんなかたかなぁ」「どんな話ができるのかなぁ」って想像を巡らせながら当日までを過ごすのはドキドキして楽しいものです。ちょっとだけ「話が合わなかったらどうしよう…」なんて心配もあったりもするのですが…。
今年1月「香港に行きます!」と連絡をくれたビンゴさんと、実際お会いすることになっときもそんな感じ。ドキドキしながら迎えた当日は2~3時間くらいのつもりが、気が付けば6時間もしゃべりっぱなしでしたっけ。そんなビンゴさんがまたまた香港にいらっしゃいました。短い滞在時間の中で、私に会う時間を作ってくれるなんてありがたいことです。
し・か・も!
今回はなんとビンゴさんの定宿にご招待を受けてしまいました! その定宿とは、なく子も黙るグランドハイアットっ! その上、クラブフロアっ!! きゃーっ!!
私には一生ご縁のないところに、軽く「おいでよ!」なんて誘ってくれちゃって~。なんとまぁ、かっこいいことよ!
はい、行きます!行きます!カメラの充電バッチリで、お伺いします!
「はい、ここでーす!」と案内されたのは、中環(セントラル)とビクトリア湾の絶景が望める立派なお部屋。「わー!わー!わー!」とろくな声もでず、空気のみで叫んだあとは、「じゃぁ行こうか!」とクラブラウンジでのお茶にお招きいただきました。

磨き込まれた階段を上ると、吹き抜けのエントランス。重厚で趣のある家具に温かみのある光を放つライト…
ゼイゼイ ←あまりに慣れない場なので息切れしています…

クラブフロアは、一面ガラス張りの大きな窓から射し込む光で大理石の床が輝いています。おいしそうなフルーツが並ぶカウンターだってピカピカです。その窓からはビクトリア湾と九龍サイドの景色が見渡せ、天気がよかったら新界の山々もばっちり見えそうです。
「こちらへ」と案内された席から見えるのは、なんと香港會議展覽中心(香港コンベンション&エキシビジョセンター)の屋根です!屋根っ! 鳥が翼を広げた形をかたどった屋根を見上げることはあっても、見下ろす機会が訪れるなんて思っても見ませんでした。

はじめて生V6を見たのはこの屋根の下だったのね…。
ビンゴさんが「『新警察故事(New Police Story)』で、ひこそ(呉彦祖)がさぁ~」ってこの屋根の上で撮影された映画のシーンを話している横で、5年前、人生を変えた瞬間を思い出してひとりトリップしていた私なのでした。
ハッピーアワーということで、周囲のテーブルの方々はワインやシャンパンを飲んでいましたが、下戸な私たちは色気なくジュースなど…。でも、すっかりこちらのスタッフとも馴染んでいるビンゴさんなので、気を利かせたスタッフが、オリジナルモクテルを作ってくださいました!

私に作ってくれたのは、オレンジジュースベースにグレープフルーツとカシス。それをペリエで割った爽やか系。モクテルというよりはかなりジュースな感じで、とっても飲みやすい!
…というか。オリジナルですよ。オリジナル。グランドハイアットのクラブラウンジのオリジナルっ!
ノンアルコールなはずなのに、それだけで酔いが~~。
ほどよく酔い(?)が回ってきたところで、あたりも暗くなってなってきました。お次は、お部屋からのシンフォニー・オブ・ライツ鑑賞です! 今週は返還10周年記念で花火付きなんです!!

雨上がりで空気も洗い流されて、夜景もキラキラです。埋め立て作業の為の無粋な機材や船がヤミに消されて、綺麗なところだけが目にはいるようになりました。この、カーブを描いた水際に並ぶビルの光景、なんとなく上海ぽく見えたのは私だけでしょうか。
アナウンスは当然聞こえないので、突然目の前から花火があがります! パパパパッと打ち上がる音は分厚いホテルの窓を通しても聞こえてきますよー。見上げるのとは違い、ほぼ同じ目線から花火が上がる。しかもそれはビルの屋上。とっても不思議な感覚です。

前回の花火付きシンフォニー・オブ・ライツ鑑賞は尖沙咀(チムサーチョイ)サイドからだったので、もちろん、尖沙咀側の花火は見えませんでした。それが、ホレ。今回はあちらもこちらも!!

文化中心からもばーっ。ペニンシュラホテルのオフィスタワーからもぱーっ。あの!ランガムプレイスからも打ち上げられていたとは知りませんでした!
目の前も花火、右にも花火。さらに輝くレーザー光線。シンフォニー・オブ・ライツのビューポイントは数々あれど、こんな豪華な空間での鑑賞なんて、まぁ、まぁ、まぁ!(言葉にならず)
お言葉に甘えきって貴重な経験させていただきました。厚かましくもプライベートなお部屋にまでおじゃましてしまって、お部屋の主をさしおいて大興奮してしまったひとときでした。
「ブログっておもしろいよね」と最近ブログをはじめたビンゴさんも言っていましたが、ささやかな文章から人が次々と繋がり、そして楽しみを共有することができるようになるなんて、本当におもしろい。
ブログって、大事大事にに育てていったら、種をまいたときには想像もしなかった花が、次々と咲くのかもしれないですね。
ビンゴさん、素敵な時間をどうもありがとうございました!!
残りの時間もがんばります! ポチどうぞよろしくお願いいたします。
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今年1月「香港に行きます!」と連絡をくれたビンゴさんと、実際お会いすることになっときもそんな感じ。ドキドキしながら迎えた当日は2~3時間くらいのつもりが、気が付けば6時間もしゃべりっぱなしでしたっけ。そんなビンゴさんがまたまた香港にいらっしゃいました。短い滞在時間の中で、私に会う時間を作ってくれるなんてありがたいことです。
し・か・も!
今回はなんとビンゴさんの定宿にご招待を受けてしまいました! その定宿とは、なく子も黙るグランドハイアットっ! その上、クラブフロアっ!! きゃーっ!!
私には一生ご縁のないところに、軽く「おいでよ!」なんて誘ってくれちゃって~。なんとまぁ、かっこいいことよ!
はい、行きます!行きます!カメラの充電バッチリで、お伺いします!
「はい、ここでーす!」と案内されたのは、中環(セントラル)とビクトリア湾の絶景が望める立派なお部屋。「わー!わー!わー!」とろくな声もでず、空気のみで叫んだあとは、「じゃぁ行こうか!」とクラブラウンジでのお茶にお招きいただきました。

磨き込まれた階段を上ると、吹き抜けのエントランス。重厚で趣のある家具に温かみのある光を放つライト…
ゼイゼイ ←あまりに慣れない場なので息切れしています…

クラブフロアは、一面ガラス張りの大きな窓から射し込む光で大理石の床が輝いています。おいしそうなフルーツが並ぶカウンターだってピカピカです。その窓からはビクトリア湾と九龍サイドの景色が見渡せ、天気がよかったら新界の山々もばっちり見えそうです。
「こちらへ」と案内された席から見えるのは、なんと香港會議展覽中心(香港コンベンション&エキシビジョセンター)の屋根です!屋根っ! 鳥が翼を広げた形をかたどった屋根を見上げることはあっても、見下ろす機会が訪れるなんて思っても見ませんでした。

はじめて生V6を見たのはこの屋根の下だったのね…。
ビンゴさんが「『新警察故事(New Police Story)』で、ひこそ(呉彦祖)がさぁ~」ってこの屋根の上で撮影された映画のシーンを話している横で、5年前、人生を変えた瞬間を思い出してひとりトリップしていた私なのでした。
ハッピーアワーということで、周囲のテーブルの方々はワインやシャンパンを飲んでいましたが、下戸な私たちは色気なくジュースなど…。でも、すっかりこちらのスタッフとも馴染んでいるビンゴさんなので、気を利かせたスタッフが、オリジナルモクテルを作ってくださいました!

私に作ってくれたのは、オレンジジュースベースにグレープフルーツとカシス。それをペリエで割った爽やか系。モクテルというよりはかなりジュースな感じで、とっても飲みやすい!
…というか。オリジナルですよ。オリジナル。グランドハイアットのクラブラウンジのオリジナルっ!
ノンアルコールなはずなのに、それだけで酔いが~~。
ほどよく酔い(?)が回ってきたところで、あたりも暗くなってなってきました。お次は、お部屋からのシンフォニー・オブ・ライツ鑑賞です! 今週は返還10周年記念で花火付きなんです!!

雨上がりで空気も洗い流されて、夜景もキラキラです。埋め立て作業の為の無粋な機材や船がヤミに消されて、綺麗なところだけが目にはいるようになりました。この、カーブを描いた水際に並ぶビルの光景、なんとなく上海ぽく見えたのは私だけでしょうか。
アナウンスは当然聞こえないので、突然目の前から花火があがります! パパパパッと打ち上がる音は分厚いホテルの窓を通しても聞こえてきますよー。見上げるのとは違い、ほぼ同じ目線から花火が上がる。しかもそれはビルの屋上。とっても不思議な感覚です。

前回の花火付きシンフォニー・オブ・ライツ鑑賞は尖沙咀(チムサーチョイ)サイドからだったので、もちろん、尖沙咀側の花火は見えませんでした。それが、ホレ。今回はあちらもこちらも!!

文化中心からもばーっ。ペニンシュラホテルのオフィスタワーからもぱーっ。あの!ランガムプレイスからも打ち上げられていたとは知りませんでした!
目の前も花火、右にも花火。さらに輝くレーザー光線。シンフォニー・オブ・ライツのビューポイントは数々あれど、こんな豪華な空間での鑑賞なんて、まぁ、まぁ、まぁ!(言葉にならず)
お言葉に甘えきって貴重な経験させていただきました。厚かましくもプライベートなお部屋にまでおじゃましてしまって、お部屋の主をさしおいて大興奮してしまったひとときでした。
「ブログっておもしろいよね」と最近ブログをはじめたビンゴさんも言っていましたが、ささやかな文章から人が次々と繋がり、そして楽しみを共有することができるようになるなんて、本当におもしろい。
ブログって、大事大事にに育てていったら、種をまいたときには想像もしなかった花が、次々と咲くのかもしれないですね。
ビンゴさん、素敵な時間をどうもありがとうございました!!
残りの時間もがんばります! ポチどうぞよろしくお願いいたします。

昨夜は、おなじみジャニーズカラオケ。しかもV6オンリーバージョンでした。
手作りうちわ&オフィシャルうちわ計4枚が振られ、そしてペンライトが輝く中、4時間ひたすらV6ばかり歌い続けました! かなり変な団体です! でもいいんです! 本人たちはかなーり幸せでしたから!

でも、曲の冒頭にCDジャケットがちらりと映るだけでは、やっぱり欲求不満! 日本みたいにプロモーションビデオ(PV)で歌いたい!と、なんとPVを求めて2次会もカラオケへGO! 銅鑼湾(コーズウェイベイ)から海を渡って尖沙咀(チムサーチョイ)へ。6名の姿が見たがばかりに、深夜うちわを持って彷徨う日本人…。
情報を元に訪れたローカルのカラオケ店、Green BoxでPVと感激のご対面! カラオケボックスだというのに誰もマイクを握らず、モニターに映し出される6名様をキャーキャー言いながら鑑賞しまくりと、これまた異様な光景が繰り広げられたのでした~。

午前様で家に帰っても興奮冷めやらずでなかなか眠れず、久々に寝不足ヘロヘロとなって迎えた、香港返還10周年記念日。
世間は、記念のパレードや、民主派のデモや、中田英寿も登場したFIFA vs 中国のサッカーの試合やらで盛り上がっている中、なぜか私は「チャイニーズケーキ・メイキング・クラス」へ参加してきました。
ジャンク船「ダックリン号」乗船の手続きの際に、香港政府観光局でもらったカタログにそのプログラムを発見し、「いつか参加してみたいなぁ」と思っていたアクティビティです。
参加手続きはダックリン号と同じく、政観の窓口でパスポートを提示して申し込むだけ。定員に空きがあればすぐに参加可能です。

会場は、香港榮華餅家の尖沙咀店。月餅を初めとした中国菓子を製造販売している有名チェーン店です。
本日挑戦するチャイニーズケーキは、冬瓜のあんこをパイで包んだ「老婆餅」と薄いクッキー生地を丸めた「鶏蛋巻」の2種。メニューは時期によって変わるようですよー。
まずは榮華で実際に製菓を担当しているスタッフがデモンストレーションしてくれます。うん、当然だけれど実に鮮やかな手つき!

「では、どうぞー」とあらかじめ小分けされた生地と餡が配られます。打ち粉をふるって、いざ!!

「あー!そうじゃないっっ!」
うつむくと爆笑問題の田中裕二に見える楊センセイからいきなりのダメ出し。パイ生地を伸ばすための「のし棒」の握りかたが違うと指導を受けてしまいました…。
「こうやってこうやって、親指と人差し指の間だにはさんで腹でキュッと生地をしめる!」
ほほう。なるほど。
楊センセイ直々のご指導のおかげで、なんとか餡を包み込むことができました。ひとり2個のパイ包みの作業を終えたら、再びのし棒をにぎります。さっき個人的に指導を受けたので、今度は間違えまいとドキドキ。団子状のパイ包みを円形に伸ばします。えい!えい!
やさしい力かげんも気合いは充分。意識を集中して形作ります。おかげで楊センセイから「好!」のお言葉をいただきましたー
オーブン天板には参加者番号が書かれたシートが敷かれていて、その番号の位置にできあがった生地をのせたら老婆餅の作業は終了です。

アシスタントさんがつや出しの玉子を表面に塗り、200度のオーブンで20分焼き上げてくれます。
老婆餅の焼き上がりを待つ間に、鶏蛋巻焼きに挑戦します。あらかじめ用意されている生地を鉄板で焼き上げてロールする作業なのですが、生地が薄くなければ美味しくない。薄いからすぐ焦げる。焦げると固くなって丸まらない。…と、手早さを求められる作業なのでなかなかに緊張します。

ほかの参加者の作業を見ながら手順をシュミレーションし、いよいよ私の番です!
生地を鉄板に落とす。15秒間ぎゅっとプレス! 途中蒸気を逃がすため一度フタを開け、さらにプレス! 丸く伸びた生地の両端ををすこし折り、幅を整えたら棒と中央に置き手前の生地を巻き込むように絡めたら一気にロール!

↑この写真はセンセイのお手本ですが、やりましたよ! シュミレーションのおかげで大成功! 再び楊センセイに「好!」のお言葉をいただきました!
参加者全員が鶏蛋巻づくりを終えたころ、ちょうど老婆餅も焼き上がりました。自分の参加番号を書かれたペーパートレイにお菓子をのせてもらって、全行程終了です。
こちらが、私の作品。それっぽく仕上がってるでしょ??

おみやげにと手渡された紙袋には、合桃酥(クルミのパイ)がひと箱と老婆餅と鶏蛋巻のレシピが入っていました。
わー。なんて至れり尽くせり。これで参加費無料とは、なんだか申し訳ない気が…。

帰宅後、作ったお菓子を早速試食。
老婆餅は中のあんこの位置が微妙にずれていたけれど、味はもちろんちゃんとした老婆餅。おいしいおいしい。
鶏蛋巻は、ほら、徳成號のおいしさを知ってしまっているのでアレですが、自分で形作ったものは特別な味わいがあるってもんです。いいです。いい感じです!
お腹の皮が突っ張って、まぶたがたるんできちゃいました。そういえば、かなりの寝不足だったんだっけ。あー、もう動けないー。
結局、見に行くはずだったビクトリア湾での返還記念日の花火、テレビでの鑑賞となってしまいました…。昔は、2日くらいは平気で徹夜できたもんだが、いつの間にやら、よよよ~。
香港政府観光局主催 Chinese Cake Making Class
毎週日曜日、正午からと午後3時からの2回開催。定員各回10名。
(2007年7月現在)
残り1カ月がんばります!ポチどうぞよろしくお願いいたします。
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手作りうちわ&オフィシャルうちわ計4枚が振られ、そしてペンライトが輝く中、4時間ひたすらV6ばかり歌い続けました! かなり変な団体です! でもいいんです! 本人たちはかなーり幸せでしたから!

でも、曲の冒頭にCDジャケットがちらりと映るだけでは、やっぱり欲求不満! 日本みたいにプロモーションビデオ(PV)で歌いたい!と、なんとPVを求めて2次会もカラオケへGO! 銅鑼湾(コーズウェイベイ)から海を渡って尖沙咀(チムサーチョイ)へ。6名の姿が見たがばかりに、深夜うちわを持って彷徨う日本人…。
情報を元に訪れたローカルのカラオケ店、Green BoxでPVと感激のご対面! カラオケボックスだというのに誰もマイクを握らず、モニターに映し出される6名様をキャーキャー言いながら鑑賞しまくりと、これまた異様な光景が繰り広げられたのでした~。

午前様で家に帰っても興奮冷めやらずでなかなか眠れず、久々に寝不足ヘロヘロとなって迎えた、香港返還10周年記念日。
世間は、記念のパレードや、民主派のデモや、中田英寿も登場したFIFA vs 中国のサッカーの試合やらで盛り上がっている中、なぜか私は「チャイニーズケーキ・メイキング・クラス」へ参加してきました。
ジャンク船「ダックリン号」乗船の手続きの際に、香港政府観光局でもらったカタログにそのプログラムを発見し、「いつか参加してみたいなぁ」と思っていたアクティビティです。
参加手続きはダックリン号と同じく、政観の窓口でパスポートを提示して申し込むだけ。定員に空きがあればすぐに参加可能です。

会場は、香港榮華餅家の尖沙咀店。月餅を初めとした中国菓子を製造販売している有名チェーン店です。
本日挑戦するチャイニーズケーキは、冬瓜のあんこをパイで包んだ「老婆餅」と薄いクッキー生地を丸めた「鶏蛋巻」の2種。メニューは時期によって変わるようですよー。
まずは榮華で実際に製菓を担当しているスタッフがデモンストレーションしてくれます。うん、当然だけれど実に鮮やかな手つき!


「では、どうぞー」とあらかじめ小分けされた生地と餡が配られます。打ち粉をふるって、いざ!!

「あー!そうじゃないっっ!」
うつむくと爆笑問題の田中裕二に見える楊センセイからいきなりのダメ出し。パイ生地を伸ばすための「のし棒」の握りかたが違うと指導を受けてしまいました…。
「こうやってこうやって、親指と人差し指の間だにはさんで腹でキュッと生地をしめる!」
ほほう。なるほど。
楊センセイ直々のご指導のおかげで、なんとか餡を包み込むことができました。ひとり2個のパイ包みの作業を終えたら、再びのし棒をにぎります。さっき個人的に指導を受けたので、今度は間違えまいとドキドキ。団子状のパイ包みを円形に伸ばします。えい!えい!
やさしい力かげんも気合いは充分。意識を集中して形作ります。おかげで楊センセイから「好!」のお言葉をいただきましたー

オーブン天板には参加者番号が書かれたシートが敷かれていて、その番号の位置にできあがった生地をのせたら老婆餅の作業は終了です。


アシスタントさんがつや出しの玉子を表面に塗り、200度のオーブンで20分焼き上げてくれます。
老婆餅の焼き上がりを待つ間に、鶏蛋巻焼きに挑戦します。あらかじめ用意されている生地を鉄板で焼き上げてロールする作業なのですが、生地が薄くなければ美味しくない。薄いからすぐ焦げる。焦げると固くなって丸まらない。…と、手早さを求められる作業なのでなかなかに緊張します。

ほかの参加者の作業を見ながら手順をシュミレーションし、いよいよ私の番です!
生地を鉄板に落とす。15秒間ぎゅっとプレス! 途中蒸気を逃がすため一度フタを開け、さらにプレス! 丸く伸びた生地の両端ををすこし折り、幅を整えたら棒と中央に置き手前の生地を巻き込むように絡めたら一気にロール!


↑この写真はセンセイのお手本ですが、やりましたよ! シュミレーションのおかげで大成功! 再び楊センセイに「好!」のお言葉をいただきました!
参加者全員が鶏蛋巻づくりを終えたころ、ちょうど老婆餅も焼き上がりました。自分の参加番号を書かれたペーパートレイにお菓子をのせてもらって、全行程終了です。
こちらが、私の作品。それっぽく仕上がってるでしょ??

おみやげにと手渡された紙袋には、合桃酥(クルミのパイ)がひと箱と老婆餅と鶏蛋巻のレシピが入っていました。
わー。なんて至れり尽くせり。これで参加費無料とは、なんだか申し訳ない気が…。

帰宅後、作ったお菓子を早速試食。
老婆餅は中のあんこの位置が微妙にずれていたけれど、味はもちろんちゃんとした老婆餅。おいしいおいしい。
鶏蛋巻は、ほら、徳成號のおいしさを知ってしまっているのでアレですが、自分で形作ったものは特別な味わいがあるってもんです。いいです。いい感じです!
お腹の皮が突っ張って、まぶたがたるんできちゃいました。そういえば、かなりの寝不足だったんだっけ。あー、もう動けないー。
結局、見に行くはずだったビクトリア湾での返還記念日の花火、テレビでの鑑賞となってしまいました…。昔は、2日くらいは平気で徹夜できたもんだが、いつの間にやら、よよよ~。
香港政府観光局主催 Chinese Cake Making Class
毎週日曜日、正午からと午後3時からの2回開催。定員各回10名。
(2007年7月現在)
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あれこれ頭をひねてみても飾った言葉なんてでてこないので、ストレートに言います。
日本へ戻ることになりました。
「2年のつもりで」といわれて来てすでに6年目。いつその時がきてもおかしくないと思いつつも、一方では、きっとこのままずっとここにいるのだろうな~という錯覚に陥ってもいました。
一時帰国の時は日本を離れるのが淋しくて、夏の終わりにはいつもグスグスしていたくせに、「一時」の言葉が取れて「帰国」の2文字となったとたん、どっとわき上がる香港への執着。しばらく立ち直れないほどのショックでした。

「住めば都」といいますが、住んでも、都にしようとがんばっても、そうはならないところもあると悟った上で始まった香港生活でした。
避けては通れない日本人同士の狭いおつきあいの中で、悲しくつらい経験もいろいろしました。そんなことを補って余りあるほど、広い視野をもった素敵な人たちにもたくさん出会いました。一生おつきあいができたらいいなと思えるような友達もできました。心やさしい香港の人たちに何度も何度も助けられました。
自分の「居場所」と思えるところを作るのは容易ではないと思います。
些細なトラブルはあれども、気の合う友達に囲まれ、好きな仕事ができ、元気で美味しいものが食べられる。「今、私は、自分の居るべき場所に居るのかも」。そんな幸せな気持ちを抱くこともできました。これはこの地が「都になった」と思ってもいいってことですよね…。

少しずつ身辺を整理していかなくてはなりません。
とりあえず。昨日、6月29日付けで退職しました。
キツイと思ったことがないわけではないけれど、好きで始めて、楽しいと思い続けて働けたのは、周囲の大きな支えがあったからこそだと思います。好きな仕事から離れるのはもちろん、やさしくサポートしてくれた同僚たちとの別れも悲しくてしかたないです。ギリギリの笑顔で「またね!」と言いましたが、あとちょっとで涙が流れてしまいそうでした。恵まれすぎていると、こういう時につらいですね。
このブログと仕事の内容が「香港を紹介する」という点で共通しているため、「公私混同」と誤解されたくないという気持ちが多分にあり今まで言いませんでしたが、香港ナビというサイトでライターをしていました。
取材で香港中を巡りました。普通に暮らしているだけならあり得ないようなこともたくさんさせてもらえました。編集の経験しかない私に「書く場」をくれた香港ナビにはとても感謝しています。
未熟ながらも誠意を尽くして書き上げた記事が100本以上載っています。こういう形で香港に足跡を残せたことも、本当にうれしく思います。
少ない人数で団結してがんばっている情報サイトです。よかったら一度のぞいてみてください。

なんだかしんみりしてしまいましたが、香港を離れるまでの猶予はまだ1カ月あります。この日常が非日常になったときに後悔しないように、たくさんの人と物とそして食べ物と触れあっておこうと思います。
ぼんやり見てきた日々の風景が愛おしく思えて、必死にシャッターを切っています。
今日はちょっと目が潤んでしまってPCのモニターも曇って見ますが、明日からは通常モードに切り替えます。
私の残りの香港時間におつきあいいただければ幸いです。
ポチどうぞよろしくお願いいたします。

寝る前に陳奕迅(イーソン・チャン)のCDを聴きながら家事をしていたせいか、彼の夢を見ました。
目の前で突然倒れるイーソン。「うわっ!大丈夫!」と駆け寄る私。でも周囲にいたその他の人は、気を失ったイーソンの上半身を抱き起こす私を遠巻き見ているだけ。
叫ぶ私。
「助けてください! 誰か助けてください!」
そんな姿を見ているもうひとりの私が冷静に言う。
「今さらセカチューかよ…」
叫ぶのも私。冷静なのも私。その2人の私を夢で見ているのも私。
当然のようなひとり3役。夢っておもしろいなぁ。
さてさて。
大きな木めがけて、願い事をしたためた紙を重しとなるオレンジについたひもに縛って、大きな木めがけてエイッ!!とやる図をみたことありませんか?(見たことのない方はこちらの映像をご覧くださいね)
投げたものがみごと枝にひっかかれば願い事は叶う…という願掛けの木、許願樹を見に行ってきました。といっても、かなり前の話なんですが~。
とっても有名な許願樹なのに、訪れるのは今回が初めて。見てみたいなぁ、というか、私も願掛けをしてみたいなぁなんて思いつつも、ちょっと遠いという理由で、今まで足を運んだことがなかったのでした。
けれども、2年ほど前、願い事の紙の重みに耐えかねて枝だが折れ、その後の調査で、中の浸蝕が激しくもう寿命かも…なんて話が聞こえてきました。その後もしばらくは願掛けが続けられていましたが、樹齢500年という老齢には勝てず、昨年にはとうとう願掛けが禁止されてしまいました。
残念だなぁと思っていたところへさらに追い打ちをかけるように、今年になって「もう回復の見込みはない。あと10年も持たないだろう」という悲しいニュースが…。
今見なかったら、もしかしたらもうこの許願樹を見ることはないかも。(再植樹はすると思うけど…。) そうとなったら、やっぱり見ないと。行かないと。
大埔(タイポー)から向かうは林村というところ。ドライバーさんに「林村に着いたら教えて」とお願いしてありましたが、告げられる前にわかりました。道からもはっきりとあれだとわかる大木が見えるのでした。

近づいてみると、許願樹の周囲は柵で囲まれ、木の幹にもロープが巻き付けられ、四方に張られています。たくさんの杖をついてなんとか立っているおじいちゃんのようです。今まで尋常でない数の願掛けを全身で受け止めていただけに、疲れ切ってしまったといった感じに見えます。

願掛けそのものは今でも続けられていて、木に投げる変わりに許願樹が見守る地に、願い事を書いた紙(寶牒)をくくりつける許願板が用意されています。


「許願樹を救おう!」という活動も多数行われているようです。とはいえ、そばに展示されていた許願樹の切り株は、真ん中がボロボロで、人間で言うと重度の骨粗鬆症のよう。日本にとっても有名な樹医さんがいましたよね。彼の診断と治療を受けるわけにはいかないのかな…。
お線香を供えて熱心にお祈りしていたおばあちゃんが、木の前にツツッと歩み寄り、木に向かって手を合わせていました。なんとか回復して欲しいと願うの人は、願を掛けた人の数と比例するはず。それ以上のはず。
がんばれ! と私も心の中で手を合わせずにはいられないのでした。
だいぶ落っこちてしまいました~。あははは(泣) 励ましのポチどうぞよろしくお願いいたします。
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目の前で突然倒れるイーソン。「うわっ!大丈夫!」と駆け寄る私。でも周囲にいたその他の人は、気を失ったイーソンの上半身を抱き起こす私を遠巻き見ているだけ。
叫ぶ私。
「助けてください! 誰か助けてください!」
そんな姿を見ているもうひとりの私が冷静に言う。
「今さらセカチューかよ…」
叫ぶのも私。冷静なのも私。その2人の私を夢で見ているのも私。
当然のようなひとり3役。夢っておもしろいなぁ。
さてさて。
大きな木めがけて、願い事をしたためた紙を重しとなるオレンジについたひもに縛って、大きな木めがけてエイッ!!とやる図をみたことありませんか?(見たことのない方はこちらの映像をご覧くださいね)
投げたものがみごと枝にひっかかれば願い事は叶う…という願掛けの木、許願樹を見に行ってきました。といっても、かなり前の話なんですが~。
とっても有名な許願樹なのに、訪れるのは今回が初めて。見てみたいなぁ、というか、私も願掛けをしてみたいなぁなんて思いつつも、ちょっと遠いという理由で、今まで足を運んだことがなかったのでした。
けれども、2年ほど前、願い事の紙の重みに耐えかねて枝だが折れ、その後の調査で、中の浸蝕が激しくもう寿命かも…なんて話が聞こえてきました。その後もしばらくは願掛けが続けられていましたが、樹齢500年という老齢には勝てず、昨年にはとうとう願掛けが禁止されてしまいました。
残念だなぁと思っていたところへさらに追い打ちをかけるように、今年になって「もう回復の見込みはない。あと10年も持たないだろう」という悲しいニュースが…。
今見なかったら、もしかしたらもうこの許願樹を見ることはないかも。(再植樹はすると思うけど…。) そうとなったら、やっぱり見ないと。行かないと。
大埔(タイポー)から向かうは林村というところ。ドライバーさんに「林村に着いたら教えて」とお願いしてありましたが、告げられる前にわかりました。道からもはっきりとあれだとわかる大木が見えるのでした。

近づいてみると、許願樹の周囲は柵で囲まれ、木の幹にもロープが巻き付けられ、四方に張られています。たくさんの杖をついてなんとか立っているおじいちゃんのようです。今まで尋常でない数の願掛けを全身で受け止めていただけに、疲れ切ってしまったといった感じに見えます。

願掛けそのものは今でも続けられていて、木に投げる変わりに許願樹が見守る地に、願い事を書いた紙(寶牒)をくくりつける許願板が用意されています。



「許願樹を救おう!」という活動も多数行われているようです。とはいえ、そばに展示されていた許願樹の切り株は、真ん中がボロボロで、人間で言うと重度の骨粗鬆症のよう。日本にとっても有名な樹医さんがいましたよね。彼の診断と治療を受けるわけにはいかないのかな…。
お線香を供えて熱心にお祈りしていたおばあちゃんが、木の前にツツッと歩み寄り、木に向かって手を合わせていました。なんとか回復して欲しいと願うの人は、願を掛けた人の数と比例するはず。それ以上のはず。
がんばれ! と私も心の中で手を合わせずにはいられないのでした。
だいぶ落っこちてしまいました~。あははは(泣) 励ましのポチどうぞよろしくお願いいたします。

1930年代のモダンレトロな上海をイメージしたファッションやホームアイテムで、人気のあるブランド上海灘(SHANGHAI TAN/シャンハイタン)。欧米人のイメージするところの「チャイナ」なテイストたっぷりで、「日本人には着こなせないなぁ~」ってインパクトのあるものも多いけれど、そのなかにひょっこり、「コレなら着られる!」という薄味チャイナなお洋服があったりもするので、中環(セントラル)に行くとときどきショップをのぞいています。とはいえ、それなりに価格帯がお高めなので、そうそう買えるわけではないのですが…。
なーんと、なんと!
上海灘のHPにも、もちろんガイドブックにも載っていないけれど、その上海灘がプロデュースしたレストランへがあるんです! まぁ、びっくり!
…と言っても、私も初めて知ったのですが~。

竹をイメージしたという幾何学的なデザインの中国銀行ビルと、風水の関係でグランドフロアが吹き抜けになっている香港上海銀行(HSBC)ビル、にはさまれた茶色い石造りビル、これが旧中国銀行ビルです。
その13階にあるのがそのレストラン、中國會(チャイナクラブ)です。
残念ながら中國會とは、登録をし会費を払った会員だけが利用できるというクローズドなところなのです。そんな場に、クラブ会員といえばANAマイレージクラブとV6ファンクラブぐらいしか加入していな私がなぜ訪れることになったのか!!??
…それは、お友達がご招待してくれたからでっす。(最もなシンプルな理由である!)
いや、でも、ご招待をいただいた時はびっくりしちゃって前夜眠れなかったですよ。ドレスコードがあったらどうしよう…とか、思いきり小市民な心配が押し寄せちゃって(笑)
専用のエレベーターで一気にクラブフロアへと上がり、ポンという軽い音と同時にサーッとドアが開いた瞬間から、そこは上海~。
スタンドライトの紅くぼんやりとした光に黒光りする螺旋階段の手すり、大皿のような浅い器の中には、首のない不思議な人間のオブジェと真っ赤な金魚。壁にはチャイナ服姿の女性のポートレート。

すごい。見事なまでの上海的ロマンティシズム(って言っていいのかな?)。妖しく魅惑的な空間です。奥まったどこかの部屋に阿片吸ってる皇帝とかいそうだわー。(←私の上海知識って全てマンガが基準なんだなぁ)
「お席は14階になります」と、内階段をワンフロア分上がるように指示されて、ドキドキしながら部屋へ向かいます。そこかしこに陶器の人形やアンティークの壷が飾られ、磨りガラスがはめ込まれた重厚な木のドアを開けると、さらにその奥にもドア、あれ?左にもドア……まるで迷宮よ。

なんとかダイニングルームへとたどり着くと、そこはもう上海灘のショップそのままの世界。ライトは赤みを帯びた光を放ち、テーブルクロスも赤。お皿やカトラリーには星をモチーフにしたワンポイント。目の前全部が上海灘です。

メニューをさっと出された時に、思わず声にだしてしまいました。「これ欲しい!」 上海灘のショップバッグと同じくビルの外観をデザインし、さらに様々なメニュー名をサイドにデザインした、レトロ感満点のメニューです。なにからなにまで隙のないおしゃれさで、もう私クラクラです。

あまりにクラクラしすぎて、お食事のチョイスは任せきり。お昼のみ提供の点心は入れてね!なんて指図だけする困ったちゃん。しかも、おしゃべりに夢中になりすぎていただいたお料理の味、一切記憶になし。猫に小判。豚に真珠とはまさにこのことよ!
チャイナ服のスタッフがスマートにお給仕してくれたかと思うと、マネージャーらしき人は黒いスーツにびっちりなでつけオールバック。茶道師とよばれる人が口の長い急須で肩越しに茶器に湯を注ぐパフォーマンスまで見せてくれます。わー。わー。わー。
上海灘のブランドコンセプトと同じく、欧米人がイメージするところの「チャイナ」テイストを追求した空間ではありますが、映画やマンガで夢見がちにオールドチャイナを見ている部分もある私も、かなりのぼせてしまいました。
はぁー。なんとも、なんとも、なんっとも、おしゃれなところ!! 実に貴重な体験をさせていただきました。こんな私を招待してくださって感謝感激です。
最初で最後の中國會。お料理の味の記憶も写真もないものの、なぜか唯一、デザートのマンゴープリンだけはカメラに納めていたのでした。なんでだろ? 撮ったことすら記憶にないところに、私の舞い上がりっぷりが現れているわけで…。

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なーんと、なんと!
上海灘のHPにも、もちろんガイドブックにも載っていないけれど、その上海灘がプロデュースしたレストランへがあるんです! まぁ、びっくり!
…と言っても、私も初めて知ったのですが~。

竹をイメージしたという幾何学的なデザインの中国銀行ビルと、風水の関係でグランドフロアが吹き抜けになっている香港上海銀行(HSBC)ビル、にはさまれた茶色い石造りビル、これが旧中国銀行ビルです。
その13階にあるのがそのレストラン、中國會(チャイナクラブ)です。
残念ながら中國會とは、登録をし会費を払った会員だけが利用できるというクローズドなところなのです。そんな場に、クラブ会員といえばANAマイレージクラブとV6ファンクラブぐらいしか加入していな私がなぜ訪れることになったのか!!??
…それは、お友達がご招待してくれたからでっす。(最もなシンプルな理由である!)
いや、でも、ご招待をいただいた時はびっくりしちゃって前夜眠れなかったですよ。ドレスコードがあったらどうしよう…とか、思いきり小市民な心配が押し寄せちゃって(笑)
専用のエレベーターで一気にクラブフロアへと上がり、ポンという軽い音と同時にサーッとドアが開いた瞬間から、そこは上海~。
スタンドライトの紅くぼんやりとした光に黒光りする螺旋階段の手すり、大皿のような浅い器の中には、首のない不思議な人間のオブジェと真っ赤な金魚。壁にはチャイナ服姿の女性のポートレート。

すごい。見事なまでの上海的ロマンティシズム(って言っていいのかな?)。妖しく魅惑的な空間です。奥まったどこかの部屋に阿片吸ってる皇帝とかいそうだわー。(←私の上海知識って全てマンガが基準なんだなぁ)
「お席は14階になります」と、内階段をワンフロア分上がるように指示されて、ドキドキしながら部屋へ向かいます。そこかしこに陶器の人形やアンティークの壷が飾られ、磨りガラスがはめ込まれた重厚な木のドアを開けると、さらにその奥にもドア、あれ?左にもドア……まるで迷宮よ。

なんとかダイニングルームへとたどり着くと、そこはもう上海灘のショップそのままの世界。ライトは赤みを帯びた光を放ち、テーブルクロスも赤。お皿やカトラリーには星をモチーフにしたワンポイント。目の前全部が上海灘です。

メニューをさっと出された時に、思わず声にだしてしまいました。「これ欲しい!」 上海灘のショップバッグと同じくビルの外観をデザインし、さらに様々なメニュー名をサイドにデザインした、レトロ感満点のメニューです。なにからなにまで隙のないおしゃれさで、もう私クラクラです。

あまりにクラクラしすぎて、お食事のチョイスは任せきり。お昼のみ提供の点心は入れてね!なんて指図だけする困ったちゃん。しかも、おしゃべりに夢中になりすぎていただいたお料理の味、一切記憶になし。猫に小判。豚に真珠とはまさにこのことよ!
チャイナ服のスタッフがスマートにお給仕してくれたかと思うと、マネージャーらしき人は黒いスーツにびっちりなでつけオールバック。茶道師とよばれる人が口の長い急須で肩越しに茶器に湯を注ぐパフォーマンスまで見せてくれます。わー。わー。わー。
上海灘のブランドコンセプトと同じく、欧米人がイメージするところの「チャイナ」テイストを追求した空間ではありますが、映画やマンガで夢見がちにオールドチャイナを見ている部分もある私も、かなりのぼせてしまいました。
はぁー。なんとも、なんとも、なんっとも、おしゃれなところ!! 実に貴重な体験をさせていただきました。こんな私を招待してくださって感謝感激です。
最初で最後の中國會。お料理の味の記憶も写真もないものの、なぜか唯一、デザートのマンゴープリンだけはカメラに納めていたのでした。なんでだろ? 撮ったことすら記憶にないところに、私の舞い上がりっぷりが現れているわけで…。

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