太った婦人とカドガン卿との雑談

ハリーポッターをこよなく愛する「いい大人なはず」の人間が雑談してます。カドガン卿ですから、多少のことには目をつぶって。

姐式!の5巻は30章までUPしました~ (プラスちょっとした考察)

2006-05-25 23:51:42 | 姐式!
初めていらした方はまずこちらへ自己紹介etc.
フォトは、我が家にやってきたばかりの「アスラン君」(アビシニアン(フォーン)・3ヶ月・男の子)です。ハンサムでしょう?

少しずつですが、懐かしの「姐式!5巻」を、過去ブログで復活させています。
今どき5巻の考察をするのも変ですけれど、6巻の視点で見ると違った興味深い点があります。
6巻の新事実や、6巻へのヒント、JKRさんが後に明かした事実などが付け加わっています。
2004年7月のページを見ていただくと、5巻復刻版を20章まで簡単に捜せます。(最初のほうの章はページを前送りしてね)
2004年8月のページを見ていただくと、5巻復刻版を30章まで(現在のところ)御覧になれます。だいぶ6巻バレやラストバレを追加しちゃってます。
(自信ないけど)毎日更新してますので、是非チェックしてね。

5巻・6巻バレで興味深い点」や、「ああそうか、これって6巻へのヒントだったのね、という点」や、「JKRさんが後から肯定・否定してしまった点」や、「7巻へのヒントかもしれない点」など、その辺も付け加えてます。
よく読むと、Vanishing Cabinetへと通じるヒントがそこらじゅうにばらまかれているんですよ! それに「pair」という単語も沢山出てきます。姐式では、Vanish系ヒントは残さず拾ってリストしていました。ですが、ペア系ヒントにはあまり気を配っていなかったので、残念ながらリストされてません。せいぜいペアのシリウスのミラーですとか、その辺がヒントだったと思います。 片方が壊れている(ハリーが最後に壊した)という点もヒントだったのかもしれません。


30章ともなると、夢はかなり進んで、棚の数やガラス球体も見えています。
アーサーの事件も過去のこと、Occlumencyのレッスンは止まってしまっているし、チョウとも既に終わっちゃってるムードですし、Vanishing Cabinetも出てきたし、Career Adviceは済んでるし、Grawpは出てきてるし、双子は出ていってしまっているし、トレローニーは解雇されてるし、ダンブルドアは雲隠れしちゃってます。それにグリフィンがクイディッチ・カップを取りましたし・・・(順不同です。笑)
この辺り以降、各章とも大変に重要な項目が多く、長く書いてます。笑

皆さんに是非とも読んで頂きたいのは、25章に書いた姐式的考察です。 ここでは、傷の痛みのタイミングと、ヴォルの感情とタイミング(喜んだ時、怒った時)と、その頃起こったハプニングを関連づけて、どれがどれなのか考えてみました。
特に気になるのは、喜んでいたときです。(だって・・・大抵は怒ってますから)

●Umbridgeのオフィスで傷が痛んだとき ⇒ ヴォルは喜んでいた。 ⇒翌日のDaily Prophetに記事が出る。 ⇒ 内容は「シリウスがロンドンにいる(ルシウスのコメントあり)」と、Sturgis Podmore逮捕の記事(アズカバン6ヶ月)。
(姐式的疑問= Podmore逮捕が嬉しい? トリオはPodmoreがImperius Curseで操られて、神秘部のドアへ押し入ろうとしていたんだと思っています。 もしそうなら、嬉しいわけがありません。 本当にSturgisを使って盗もうとしたなら、なぜOrderの人間を使ったんでしょうか? 何かの事故でImperius Curseがリフトされたら、Orderにバレてしまいます。 ハーちゃんはSturgisもBodeも同じ目にあった(Imperius Curseをかけられて操られていた)と解説してましたけれど、違う気がしてなりません。 それから、嬉しかったのがシリウス目撃情報だというのも変です。 シリウスがロンドンにいるのが目撃されたのが、なぜ(この時点で)そんなに嬉しいのか、分かりません。)

●Occlumencyレッスン後、ベッド寝ていたハリーが大声で笑い出した。 ⇒ ヴォルが喜んでいた。 ⇒ 翌日のDaily Prophetの記事には、アズカバンからのデス・イーターの大量脱獄の記事。+ Bodeの死(Devil's Snairによる殺害)。
(姐式的疑問= Daily Prophetには、外部からシリウスの手引きがあったに違いないと書いていますが、これはデメンターがヴォル側に寝返ったからに違いありません。 姐さんが気になったのは、刑期6ヶ月のSturgis Podmoreがこの時期はアズカバンにいるということ。 彼は送り込まれた使者役だった?という説が姐さんのお気に入りの説です。 ま・・・根拠ないし、6巻でもゼンゼン出てこなかったので、多分違うんでしょう・・ Bodeの死は、間違いなくImperius CurseにかかったUnspeakableに予言の入った球体を盗らせようとしていて、上手くいかなかったので殺したに違いないと思います。ハーちゃんの解説どおりでOKだと思います。)

●Occlumencyレッスンで見せてしまった夢(傷が痛んでいました) ⇒ Averyがヴォルに怒られている姿が見えた。 ⇒ 脱獄したRookwoodが何か情報を持ってきて、Averyの立てた計画はゼンゼンだめだった。
(姐式的疑問= 脱獄はバレンタインデーの頃です。この頃までヴォルは「誰でも予言の球体を盗める」と思っていたらしいです。 UnspeakableのBodeにやらせたのは、ドアの内側に入れるからでしょう。 この頃ようやく「予言の球体には本人しか触れない」という事実を知ったので、ハリーをおびき寄せる計画は、2月中旬以後に計画されたと思います。 シリウスを囮に使うことは、その頃ようやく計画されたはず。 だったら、シリウスがロンドンで目撃された事実を、9月にヴォルが「大喜び」するはずありません。UmbridgeオフィスでのDetention中に傷が痛んだ時期は、ホグワーツ学期1週目なのです。その時にヴォルが喜んで傷が痛んだ理由は、シリウス目撃ではありえません。)

はてさて・・・??
「Sturgisって怪しくない?」説は、TLCのフォーラムで書いてみたこともあるんですが、誰も賛成してくれませんでした。 重要人物だとは思っていないみたいです。

でもね、ハーちゃんが26章で、Bodeの事をあれほど確実・的確に言っているのに、Sturgisについてはハーちゃんもこじつけを使ってしまって、説明できていない点が多いんです。↓
★ハー子 =「Sturgis Podmoreはドアに侵入しようとして逮捕された。Lucius Malfoyが彼もやったに違いない。SturgisはMoodyの透明マントを持っていたから、廊下で透明になって見張りをしていただろう。Malfoyが動く音を聞きつけたか、それとも誰かがいると想像したのか、それとも見張りがいるかもしれないと思ってImperius Curseをやってみたとか。多分、それで次の見張り番の時にweaponをVoldemortのために盗もうとして、アズカバンに送られてしまった。」

いつものハーちゃんにしては、Bode説と比べても、明らかに仮定の部分が多すぎます。 
透明マントをかぶっていたのに何故やられちゃったのか・・とか。 
Imperius CurseはUnforgivable Curseなので、「デス・イーター(ルシウス)が、Sturgisに呪文をかけたに違いない」とハーちゃんは言っていますが、デス・イーターとSturgisの接触ポイントが不明瞭です。 
ルシウスは魔法省にしょっちゅういますけれど、さすがにUnspeakable以外行かない最下階のドアの所に、自ら出向いて杖を振りかざして危険な事をするとは思えないんです。
ルシウスとSturgisが偶然どこかで出くわした、なんていうのは、JKRさんらしくないです。 
それに、わざわざSturgis Podmoreを使う理由が分かりません。 Orderの人間ですから、Imperius Curseをはねのける力があったら、計画がOrder側にばれちゃう。 やっぱりおかしいんです。 姐さんはそう思いました。
姐さんの説は、「Sturgisは裏切り者で、ヴォル側についていて、神秘部でワザと逮捕され(ヴォルさん大喜び⇒ハリーの傷が痛む)、Hearingでもワザと完全黙秘してアズカバンへ送られ、ヴォルの意志をデメンターに伝え、大量脱獄を手引きしたんだ。」・・・という説です。 笑

 
ま、姐さんの「Sturgisネタ」って、「Amos Diggoryって魔法省勤務のくせにゼンゼン出てこないけど、怪しくない?」程度の、軽い「微熱ネタ」の一種だと思ってください。 笑

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