太った婦人とカドガン卿との雑談

ハリーポッターをこよなく愛する「いい大人なはず」の人間が雑談してます。カドガン卿ですから、多少のことには目をつぶって。

姐式! 5巻25章(復刻版)

2004-08-06 02:54:16 | 姐式!
注:姐式は一時期削除をしておりましたが、5巻の分を復刻させることにしました。 詳しくは、2006年5月18日付けのブログを参照ください。そこに、姐式!を読む時の心構え(笑)も書いてございます。

初めていらした方はまず、こちらへ自己紹介etc.
ともかく、姐さん式(姐式)、5巻25章へようこそ。 この章で分かる「事実」を箇条書きしてます。
キャラのセリフやハリーが思った事は、鵜呑みにして一緒になって納得してちゃだめよ~!
姐式的コメントはカッコに入っています。(重要コメントは赤文字で時々。)

★火曜日。
Daily Prophet一面の記事 =デス・イーター10人。アズカバンからの集団脱走。
★10人の写真、説明つき。
★Antonin Dolohov =青白くて細面。ひねくれた顔の魔法使い。GideonとFabian Prewett兄弟の殺人。
★Augustus Rookwood =あばた面で脂っこい髪。魔法省の秘密を洩らした。(英国版の初版480ページには、Algernon Rookwoodと書いてありました。ペーパーバックになる時に編集が入ったようです。米国版は初版からAugustus Rookwood。後から英国版もAugustusと訂正されました。)
★Bellatrix Lestrange =長いダークな色の髪。厚いまぶたをした目。FrankとAlice Longbottom夫妻を拷問。
★Daily Prophet記事 =昨夜(1月の最初の月曜日のはず)の脱獄。マグルの首相にも連絡。外部からの助力があった。シリウスの手引きの疑い。
(シリウスの手引きのはずがありません。 姐式的には、この時アズカバンにいたはずの人を疑います。 Sturgis Podmoreの刑期は6ヶ月なので、脱獄があった日には、まだアズカバンにいたはず。(14章参照。)Sturgisが逮捕されたのは8月31日ですが、Daily ProphetのSturgis逮捕記事はシリウス目撃記事と共に14章に書いてあります。この記事はハリーの初回Detention(13章)のすぐ翌日。Detention中に額の傷が痛んだのは「ヴォルが喜んでいたからだ」とハリーは言っています(18章)。 その辺が怪しいと姐式では考えました。何が嬉しかったのでしょうか? シリウスがロンドンにいたこと? それともSturgisに関すること? Sturgisが神秘部のドアから押し入ろうとして失敗したことが嬉しいはずはないでしょう? (それともOrderのメンバーを神秘部のドアの場所で捕まえたことが嬉しかっただけで、Imperius CurseにかけてSturgisを操っていたわけではなかったのでしょうか?) そしてSturgisは、以来、全く登場していません。出所しているはずなのに・・それも変ではないでしょうか。・・・・
姐式的には決定的証拠がなければ結論は出したくありません。ですが・・
Umbridgeとファッジとルシウスが通じていたのは事実です。そしてシリウスがロンドンにいるという事をルシウスが駅で付き止めた事は、その後のヴォルのプランにおいて大きなアドバンテージだったはず。 囮にする人物がシベリアにいる(Aurorの報告ではそういう事になってました)のでは、誘き寄せるプランが上手くいくはずがありません。 こう考えると、Sturgisが怪しいという説は「ひっかけ」で、この頃から、誰かを囮にするプランがあったと考えるほうが合点がいく気がします。 シリウスの居場所がロンドンだとルシウスが付き止めたので、その報告を受けてシリウスを囮にするプランができて、ヴォルは喜び、ハリーの傷がその頃痛んだ・・・ こういう説ならば上手く合点がいきます。 
ですが・・・ですが・・・ 次の26章で分かるのですが、アズカバンからRookwoodが脱獄した後に、「Bodeでは絶対に上手くいかなかった」という事が発覚しているのです。 そうすると、シリウスを囮にする計画があらかじめあったとは思えなくなってしまいます。 Bodeで上手くいくはずだったのならば、ハリー本人をおびき寄せる必要がないからです。 
そうすると、単に、ヴォルは1.Bode殺害と2.集団脱獄の2点を喜んだだけで、特に囮計画はなかったと考えるのが妥当です。 この時点で「シリウスがロンドンにいる」というのは特に重要性があったとは考えにくいですね。 ←ラストネタバレごめんなさい。)

Daily Prophetのもうひとつの記事 =St. Mungo`sで昨夜、Broderick Bode49歳が亡くなった。
★Broderick Bodeの死因 =鉢植えの植物によって窒息死。Devil`s Snare。(23章、22章参照。鉢植えとヒッポグリフのカレンダーがクリスマスプレゼント。贈り主は誰でしょう。22章でBodeを尋ねて来た人でしょうか。あれは誰?犯人は誰?)
★Miriam Strout =担当Healer。回復をみせていたBodeに鉢植えの世話を薦めてしまった。謹慎中。(23章参照。優しそうな方ですが。)
★トリオ =クリスマスにBodeに会ったことや鉢植えを見たことを思い出す。「巧妙な殺人。」 by ハー子。
★ハリー =アーサーとHearingに行った時、エレベーターで出会った事を思い出す。「Bodeは魔法省のUnspeakableだ。」 by ロン。(7章と4巻(ワールドカップの箇所)参照。)
(前の晩(24章)で、ハリーが夢をヴォルと共有して、大笑いをしていました。 何か待ち望んだ良いことが起こったのでヴォルが喜んでいたわけです。 それこそ、アズカバンからの大量脱獄と、Bode殺人の成功ではなかったでしょうか? おそらく両方だと思います。)
★ハー子 =どこかへ手紙を書く。(この章でのちほど判明。)
★ハグリッド =痣が出来ている。新しい切り傷。トレローニーと同様にProbationになった。(執行猶予とか保護観察とか)
★数日経過 =多くの生徒達がデス・イーター脱獄について話している。特に親戚などがデス・イーターの犠牲になった者。
★Susan Bones =叔父、叔母、従兄妹をD.E.達に殺されている。(16章、9章参照。いとこも・・お気の毒に。6巻では更にAmelia Bonesさんも殺されてしまいます・・)
★多くの生徒達が、Prophetの書いている内容に納得していない。
★先生達 =廊下などでヒソヒソ話。スタッフ・ルームはUmbridgeがいるので不可能。
Educational Decree No. 26 =教科に関連した事柄以外の情報を、先生が生徒に教えるのを禁じる。
★リー =Umbridgeが言った事(Exploding Snapをやめるように言った事)は、教科に関連していないと言って、罰をくらう。手から血。ハリーからMurtrap essenceを薦められる。
★占い学&魔法生物飼育学 =各授業でUmbridgeが見張っている。トレローニーもハグリッドも授業中ぎくしゃくしている。ハグリッドはハー子のアドバイスを聞いてCrup以上に危険な物は扱っていない。
★DA =デス・イーターの脱獄事件に煽られて、みんながやる気を出す。特にネビル。寡黙になり、練習に励む。
★Shield Charm =ある程度のjinxまでなら撥ね返すことの出来る呪文。ネビルより早く習得できたのはハー子のみだった。
★Occlumency =上達せず。ますますひどくなる。
夢 =今では毎晩見る。Department of Mysteriesの廊下を毎晩歩き、黒いドアの前で立っている。
★ハー子 =「病気とか熱とかみたいなものかも。ある程度悪くならないと回復しないのでは。」
★ロン =「心(mind)を閉じられないのはハリーのせいではなく、スネイプがわざとしているのかも。わざとハリーの心を開いてYou-Know-Whoにとって楽なようにしているのかもしれない。」
★2月到来。
★2月14日。
手紙 =ハー子が待っていた手紙。「遅かった。もし今日来なかったら・・」 by ハー子。
★ハー子 =「昼頃にThree broomsticksに来て欲しい。」(かなり強引ですが。)
★ロン =ホグズミードは無し。アンジェリーナが特別練習をやりたがっている。「SlopeとKirkがひどい。自分よりひどいくらい。」(21章参照。新ビーター2人。)
★次の試合 =Hufflepuff戦。
★チョウ&ハリー =ホグズミードへ。しばし、Quidditch World Cupの時の話題。
★Pansy Parkinsonとスリザの女子達 =チョウをからかう。
★ホグズミード =あちこちに10人の脱獄デス・イーターのポスター。情報提供者には1000ガリオンの賞金。
★両者 =シリウス1人の時にデメンターが大勢来たのに、今回はいないことに疑問を持つ。デメンターはデス・イーターを逃げさせただけではなく、追っても来ない。とハリー思う。
★雨。
★Madam Puddifoot`s =横道の小さなティーショップ。ハリーには見覚えがない。フリルやリボンで飾られている。
★バレンタインのデコレーション =金色のケルビムがピンク色の紙ふぶきを時々降らしている。(cherubs=ケルビム、彫刻などにある小さい天使さん)(confetti=色紙吹雪とかキャンディーの意味がありますです。)
★カップルだらけ。手を取り合っている。レイヴンのクイディッチキャプテンRoger Daviesとブロンドの女の子。
★Madam Puddifoot =太った女性、黒い束ねた髪。コーヒー2つオーダー。
★Roger Davies =キスしている。
★ハリー =「ランチタイムにThree Broomsticksに一緒に行かない?Hermione Grangerに会う。来ても良いって言ってた。」(ひどいなコレ。)
★チョウ =「Roger Daviesは数週間前に自分を誘った。断った。」
「ずっと聞きたいと思っていた。セドリックは死ぬ前に自分のこと言っていなかった?」ハリーがそんな間もなかったと言うと泣いてしまう。
★ハリーがセドリックの事を話すのはやめようと言うと、話す必要があるはずだと泣く。ハー子には話すといって怒る。(後は省略)
★チョウ =出て行く。雨が激しい。
★Three Broomsticks。
★ハグリッド =新しい切り傷2つ。痣も幾つか。飲んでいる。怪我の理由を話さない。
★ハグリッド =ちょっと意味不明のつぶやき。「自分とハリーは同じ苦境に立っている。どちらも孤児でアウトサイダー。ファミリー・・・なんといっても血は大切。」(20章参照。母親は亡くなったという話でしたが、母親を知っている人には会ったんですね)
★ハリーが思ったこと =ハグリッドは何か悲しんでいる。何か隠している。助けを寄せ付けない。
Rita Skeeter =ハー子とルナと座っている。髪は乱れ、長い赤い爪は折れ、眼鏡についていた偽物宝石も幾つかとれている。
★ハー子の手紙 =Rita Skeeterを呼び出すため。
★ハー子がRitaに書いて欲しいもの =「本当の話。事実。ハリーが言うとおりのもの。詳細も言うし、まだ見つかっていないデス・イーターの名前も言うし、Voldemortが今どんな外見なのかも説明する。」(しっかりとVoldemortと言ってます。)
The Quibblerに記事を掲載する。
★ハー子 =「デス・イーター脱獄について、Prophetの説明で納得していない人は、他の説明があるなら読む。多少普通じゃない雑誌でも。」
★ルナ =「お父さんは代金は払わない。みんな自分の名前が印刷されることに誇りを持って書いているから、払っていない。」
★ハー子 =「登録していないアニメーガスだということをバラす。」
★Rita Skeeter =「選択肢が無いようね。」

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