ゴアさんぶらり

大分県に住んでおもった。

大分弁と私3

2005年10月03日 18時14分38秒 | 大分弁
大分弁は標準語に近いような気がする
まあ、断固違うと言われればしょうがないけど
オラの場合はそんなに困らない

結婚前とか移住する前にも何度か来たし
フブキから結構イロイロ習ってたし
大分弁についての本だって読んだし
かなり身近である。
通訳だって出来るような気もする。

俺は大丈夫。
と思った。

が、

やっぱチョット止まってしまう言葉が・・・・。

それは 「なおす」 「あたる」 です。

標準語と使い方が違うんです。
同音異義語みたいな感じ。

シチュエーションにもよるんだけど
不意にポンと出されると一瞬戸惑って
脳がビジー状態になります。

図書館で本を返す場所が分からずに係員に尋ねた時でした
なんかオラもうまい事伝えられなくて、
妙な雰囲気の時に

係員「ああ、なおすって事ですね」

いや、壊してないんだけど・・・
と思って、はっと気が付いた
大分弁で「なおす」は「仕舞う」って意味もあるんだった。

「いや」と言いかけて、
「あー!そうですそうです!」
と無理やり言葉を引き戻した。
妙に力が入っちゃって係員さんもビックリしてたよ。

詳しくは「ぃy あー!そうですそうです!」
って「いや」の「や」の「ya」の「y」まで言ったと思う。

知ってたのになぁ。
やっぱ実践は違いますな。


大分弁で「あたる」は「触る」って意味でもあります。

なんかの商品の説明を受けてる時に
「ちょっとこの部分、あたってみてください」と言われた。

これも知ってた。
分かってたんだけど、
「そんな所に当たったら痛いよ」と考えちゃうんだよなぁ・・・
そのせいで俺の時間が2秒止まる。

あと、当たるって八つ当たりの意味とも考えちゃうから

「ここはあたらんでね」と言われると

そんな所に八つ当たりとか子供じみた事はしませんから!!
とか考えちゃう。

で、いや違うんだと気が付く。
また2秒止まる。

やっぱ大分弁の中に入ると
実際、戸惑う事ってあるんだなぁ。
分かってても脳がついてこれないよ。
コツを体で覚えるってのがあるけど
それと似てる気がするよ。
言葉も感覚で覚えるってのがあるんだねぇ

と思った。