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電子ピアノ

2011-06-27 15:26:00 | ピアノ
比較的近年誕生した電子ピアノ。
別名「エレクトロニック・ピアノ」、あるいは「デジタルピアノ」とも呼ばれるこのピアノは、電子回路が内蔵され、電気の力で音が鳴ります。
音源が電気によって制御されているので、当然ながら電源を確保できる場所でないと演奏ができない楽器になっています。
そういう意味も含まれており、他のピアノとは大きく種類が異なるピアノといわれます。

電子ピアノは、現在もなお進化し続けている鍵盤楽器であります。
登場してからまだ日が浅く、なにより「エレクトロニック」という分野のため技術の向上が目覚しく、それに合わせるように電子ピアノも性能を向上させていると言われています。
とはいえ、登場時は必ずしも「ピアノ」という感じではなく、音質も反応もある意味オモチャのような感じだと思われます。
実際、鍵盤の数も88はないので、子供が遊ぶための物、あるいはピアノの初心者がピアノに触れるために最初に買い与えられる物という印象が非常に強かったと言われております。

しかし、近年では反応速度も非常に速くなり、強弱も付けられるようになり、鍵盤数も88の物が出てきたことから、電子ピアノはピアノの派生品として正式に認められるようになったそうです。
現在では「調律不要のピアノ」、「低価格、コンパクトのピアノ」というメリットの方が前面に出た人気商品と言われています。

現在、電子ピアノは「エレクトーン」と混同されますが、エレクトーンとは電子オルガンの名称であり、ヤマハの電子オルガンの商品名になっております。

アップライト・ピアノ

2011-06-27 15:25:43 | ピアノ
コンサート会場など、ごく一部でしか見かけることのないグランド・ピアノとは対照的に、「アップライト・ピアノ」は学校をはじめ、さまざまな場所で見かけることのできる最もノーマルなピアノです。
最大の特徴として、グランド・ピアノと比較してサイズがコンパクトである、スペースを取らないといったところから、家庭でも置きやすい、庶民派のピアノとして普及の一翼を担いました。
また、価格がグランド・ピアノと比べて安価な点も、普及の大きな要因といわれています。

「アップライト・ピアノ」には、グランド・ピアノと比較すると、構造的な問題として連弾などの際の反応がやや鈍いという点があります。
これは、内部構造が「横から弦をハンマーで叩いて音を出す」というものになっているため反応が鈍くなっています。
グランド・ピアノの場合、ハンマーが縦から落ちるという構造なので、重力が加算され、非常に反応が速くなります。
「アップライト・ピアノ」の場合はその重力の恩恵を受けることができません。
そこがプロの人たちにとっては大きなデメリットとなるため、コンサート会場などで彼等が演奏する場合は、「アップライト・ピアノ」が使用されることはありません。

ですが、「アップライト・ピアノ」でアマチュアの人が普通に演奏する分には特に問題はありません。
「アップライト・ピアノ」はアマチュア用のピアノということになります。
プロを目指すためにピアノを購入するという場合、最初は「アップライト・ピアノ」で練習し、プロに近いレベルになった時点でグランド・ピアノに買い換えるのをオススメします。

グランド・ピアノ

2011-06-27 15:25:26 | ピアノ
グランド・ピアノは家庭用のサイズではないので、あまり一般家庭ではなじみのないのではないでしょうか。
ですが、ピアノの歴史を知る上では、このピアノを無視することはできないと思います。
設置する上での問題は、やはりその大きさにあると思われます。
スペースを広く使うだけではなく、天井の高さにも気を配る必要があるからです。
また、その音の大きさもあって防音対策も必須だと考えられます。
そのため、グランド・ピアノは家庭で使用するのは少々難しい楽器といわれてきましたが、実は近年においては「家庭用グランド・ピアノ」も誕生しております。

グランド・ピアノもさまざまな派生を果たし、複数の種類が誕生しており、その種類分けは主にサイズで行われています。
最も大きい「2.2?3m」のサイズの物は、「コンサートグランド」と呼ばれ、コンサートが行われるホールや演奏会の会場などで使用されます。

コンサートグランドをややコンパクトにした「パーラーグランド」というのがあり、「1.7?2.2m」のサイズで作られたグランド・ピアノです。
こちらは家庭用として利用できるサイズになります。

「パーラーグランド」よりもさらに小さいグランド・ピアノ、「ベビー・グランド」と呼ばれるピアノもあります。
ベビー・グランドは、1884年にゾーマー社が特許を取得しており、サイズ的にはかなりコンパクトですが、一般家庭で見る機会はそう多くはないかもしれません。

なんといってもグランド・ピアノの特徴は、その音の伸びにあります。
アップライト・ピアノ等、他のピアノにはない滑らかさがあり、非常に壮大な音色となっております。

ピアノの種類

2011-06-27 15:25:02 | ピアノ
それぞれの楽器がそうであるように、ピアノにも数多くの種類があり、多くは構造的なものですが、同時にそれによって音色も異なっております。
ですが、ピアノの音色は生誕から300年の間、基本的には変わっていません。
派生によって同じピアノでも全然違う音色のものが生まれ、それがまたさらなる派生を呼び、かなりの数のピアノが作られたりしてきました。

ピアノは大きくわけて「グランド・ピアノ」と「アップライト・ピアノ」の二つになります。
「グランド・ピアノ」は、名前の通り非常に大型のピアノです。
その音の響きから、天井の高いコンサート会場などで使用される鍵盤楽器であります。
一方の「アップライト・ピアノ」は、家庭用のピアノです。
学校などに置かれているピアノは、この「アップライト・ピアノ」です。
「グランド・ピアノ」が地面と水平になるよう弦とフレームを配しているのに対し、「アップライト・ピアノ」は地面と垂直に配しています。
その結果、「グランド・ピアノ」ほどは場所を取らないサイズとなり、それによって一般家庭にも普及しました。

また、この他にもキーボード、電子方ピアノ、電子ピアノなど、近年になって生まれたピアノもあり、これらもそれぞれ構造や音色が異なっているのが特徴です。
そして、これらの中でもさらに多数の派生を見ており、その種類はかなり膨大な数にあがっています。
近代のピアノにおいては自動演奏が可能なピアノも生まれ、さらには演奏スタイルにまで大きな変化をもたらしました。
ひとくちにピアノといっても、このようにかなり多くの種類が現在までに存在しています。

近代?現代のピアノ

2011-06-27 15:24:45 | ピアノ
1700年代は、ピアノと共にあった時代といっても過言ではないほど、ピアノの普及と進化は早かったそうです。
クリストフォリが発明したピアノは、その弟子のジルベルマンによってさらに進化していきました。
その進化したピアノを紹介され、その後ピアノに没頭したのが、かの大音楽家バッハなのです。
バッハの登場によって、ピアノという楽器は一気にメジャーなものとなっていきました。

さらに1770年代中盤になると、チェンバロ製作者がスタインという独自の技法でさらにピアノを進化させていきました。
そのピアノを聴いて感動し、ピアノ演奏を取り入れたのが、あのモーツァルトなのです。
モーツァルトは、晩年までそのピアノを愛用していたみたいです。

こういった偉大な音楽家の登場もあり、ドイツではピアノという楽器が一気に普及していきました。
その後、フランス、イギリスといったヨーロッパ諸国でも人気を博し、特に1700年代後半に興ったフランス革命、産業革命等によって一般層の中からもブルジョアといわれるお金持ちが生まれるようになってからは、ピアノは貴族や上流階級の人々だけではなく、一般層にも広がりを見せていかれたと言われています。
そして、ピアノは時代と共にその構造を変えていきますが、それでも音色はそのままに進化し、1800年代に現代のピアノとして完成しました。

日本では、1887年にヤマハ(YAMAHA)が誕生してから、ピアノが普及しはじめましたと言われています。
その後も1927年に河合楽器研究所(カワイ)が設立されるなど、さまざまなピアノ製作会社が生まれ、ピアノは日本人の音楽の中に浸透していきました。