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ペダルの役割を覚えよう

2011-06-27 16:27:57 | ペダルの役割
初心者がピアノの練習でつまずきやすい点として、ペダルの操作という点も無視できるものではありません。
ピアノの場合、単に鍵盤を弾くだけでは音は成立しないということです。
ペダルを踏むことで、初めて演奏が行われていきます。
初心者の段階でこのペダルの操作をしっかりと覚えないと、後々苦労することになると思われます。
ピアノの初心者は、そもそもなぜペダルなんていうパーツが必要なのかがよくわからないと思います。
しかし、ピアノのペダルには非常に大きな役割があり、さらにペダルはひとつではありません。
正しい練習を行い、正しい操作方法を身に付けるよう心がけていきましょう。
ピアノの種類によって、数も役割も異なっています。
まずはそれを覚えることから始めていくのがいいかと思います。

通常ピアノのペダルは3つあり、それぞれに役割が異なっているものです。
まず、右側のペダルは「ダンパーペダル」と呼ばれているものがあるので覚えておきましょう。
「レガートペダル」や「サスティンペダル」と呼ばれることもありますが、基本的にはこれも同じものだと思ってください。
このペダルを踏むと、ピアノ内のダンパーという部品が全部上がり、弦が開放され、鍵盤から手を離しても音が鳴りっぱなしという状態になります。

次に、左のペダルを「ソフトペダル」と呼び、これを踏むことで音が弱くなります。
ソフトペダルは、グランド・ピアノとアップライト・ピアノとで構造は異なりますが、結果として音が弱くなるという点は同じです。

最後に中央のペダルですが、これはグランド・ピアノとアップライト・ピアノで全く役割が異なっています。
グランド・ピアノでは「ソステヌートペダル」と呼ばれ、特定の音のみに「ダンパーペダル」と同様の効果が出るというもので、使うことはほぼありません。
それに対し、アップライト・ピアノでは「ミュートペダル」と呼ばれ、音を非常に小さくすることができるペダルです。
このペダルを踏むことで最近流行しているサイレント・ピアノと同じような効果が生まれることになっています。
基本的には、夜間のピアノ練習などで使用するペダルだと思ってもらってもかまいません。