落穂拾い

Gleanings in my life

バリューパック

2005年01月30日 20時08分21秒 | small talk
ヤマダ電機に行った。
PSPが売っていた。自分は買わなかったけれど。

PSPを買っている人がいた。買った後、電話で誰かに連絡。「PSPは買えたけどバリューパックはなかったよ。残念…」みたいな内容だ。

我が耳を疑った。PSPのバリューパックって、買いたいような代物か?メモリスティックを抱き合わせで高く売っているだけの商品じゃないのか?ソニーにとっての価値ある商品であって、消費者にとっては普通のパッケージの方が価値あるだろ?マクドナルドのバリューセットとはわけが違う。別々に買った方が安くつくのに抱き合わせで「バリューパック」。要するに、本体だけで売ると利益がほとんど出ないか、おそらく赤字なのだろう。だからメモステと抱き合わせて少しでも赤字を減らしたいだけなんだろう。

任天堂が競合機種を税込15000円で売るから、ソニーは税抜き19800円で売らなきゃならなくなった。だから、苦肉の策として消費者にメリットのない「バリューパック」の販売をしてるだけなんだ、法外な値段で。

でも、ソニーのその目論見は成功しているらしい。何しろ「バリューパックが無くて残念」なんて思ってくれる消費者がいてくれるのだから。ソニーが価値あると言えば、疑念を抱かずにその商品を買ってくれる消費者がいる。これがソニーブランドなんだろうね。

そもそも、MP3が聞けます、動画が見られます、などと宣伝しておきながら、バリューパックで抱き合わせのメモステは32MBってふざけすぎじゃないですか?結局、そういう用途で使いたい人は512MBなどのより大容量のメモステを買う必要があり、バリューパック付属のメモステは役に立たないでしょう。普通モデルを買っておき、自分の必要な容量のメモステを買う方がずっと「バリュー」だ。

PSPの初期出荷はバリューパックが半分以上を占めていたそうだ。それでも売り切れ続出。それがソニーブランド。

何を隠そう、私のノートパソコンは3代続いてVAIO…。ここにもソニーブランドに毒されてしまった輩がいるのだ…。

Dynabook SS LX のようなシリーズがもっと早くに発表されていれば、VAIOなんて買わなかったのに…、と思うのだが、東芝なんかよりも早くこの手のパソコンをラインアップしたところが、ソニーの力なのかもね。そして、ソニーを買ってしまうと。

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