落穂拾い

Gleanings in my life

sylpheedのキーバインディング

2011年09月30日 22時21分13秒 | Linux
sylpheedといえば、以前はゴージャスな GUI メイラーという感じであったが、今や「軽快な」メイラーとして位置付けられている。

実際、他のメイラーと比較すれば軽快だし、GUI は初心者にもとっつきやすい。今、sylpheed を使う理由はその軽快さ、html に対するストイックさだろうか。html が編集できないのはもちろん、満足に表示することもできない。したがって、やけに派手にフォントサイズや色を脚色したようなメールを見ることもなく、淡々とテキストのみを読めるという点で重宝している。

そんな sylpheed でメールを作成する際、日本語入力は uim + skk を使っている。skk 使い、すなわち、Emacs 使いにとっては、タイプミスがあれば Control-g でキャンセルというのは当たり前のことである。しかし、sylpheed では、C-g によりシグネチャーがその場に挿入されてしまう。これは無茶苦茶邪魔くさい。C-g をタイプしないとか、そもそもタイプミスをしなければいいのだが、動的補完をするようになってからミスが増えたような気はするし、ミスしたら C-g をタイプしないではいられないのが Emacs 使いの悲しい性。

というわけで、キーバインディングを変更する。いつものように、sylpheed を終了した状態で ~/.sylpheed-2.0/menurc を編集し、下記を追記する(私の環境では、下記に相当する行が menurc に入っていなかった)。
(gtk_accel_path "<Compose>/File/Insert signature" "")

これで C-g でシグネチャーが挿入されなくなる。シグネチャーは自動で最初に挿入する設定になっているので、そもそもシグネチャーを挿入するキーバインドは、私には不必要なのだった。

もしも、別のキーにシグネチャーの挿入を割り当てたければ、上記を適宜編集すればよい。Emacs 使いなら C-w あたりになるのだろうか。

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