昨日、VAIO Type Pの新バージョンが発表された(Impress PC Watch)。
基本的に前バージョンと同じハードウェアで、OSとして Windows XP を登載したモデルが出たのがポイントだ。ただ、Microsoftの規定か何かで、Windows XPを登載するパソコンにはハードウェア性能上の制約があるため、XPバージョンについてはRAMが半分(1GB)になっている。
しかし、ITmediaの記事にあるように、メモリが1GBでXPの VAIO Type Pは、メモリが2GBでVISTAの VAIO Type Pよりもキビキビと動作し、バッテリーも長持ちだ。VISTAモデルで優れているのは、唯一、HD動画再生機能であるが、これはVISTAの機能というより、HD動画再生支援機能用のドライバーがVISTAにしか対応していないだけの話だ。それ以外の用途では、正直な話、VISTAを使うメリットが見出せないだろう。少しでも操作したことがある人には自明のことだろうが、VAIO Type P 上の VISTA では、スタートメニューさえ、ユーザーを焦らしながら表示されるのだ。何ごとも、一呼吸、二呼吸遅れて反応する。それが VAIO Type P と VISTA の組み合わせなのだ。
今日も興味深い記事が出ていた。Windows XP/Vista/7RCについて、起動時間を比較し、考察した内容だ(Impress PC Watch)。もちろん、テストの条件によって結果は変化するだろうが、"普通"に使おうとすると、VISTAの起動時間はXPの二倍かかるということらしい。機能が豊富な分、重くなるのは致し方ない面もあるのだろうが、VISTAで増えた機能は、本当にユーザーが必要とする機能だったのだろうか?何か間違っているような気がしてならない。
VISTAが発売されて2年あまり、XPが発売されてから7年半ほどが過ぎた。
そして今、VISTAに換えてXPを登載したモデルが発表され、VISTA登載モデルについても、新にXP用のドライバーが公開されることになった。多くのユーザーが、そしてPCメーカーまでもが「XPの方がよかった」と認識しているからに違いない。まったく、Microsoftにとって皮肉な展開であろう。
しかし、MicrosoftはハイエンドなVAIO Type Pに、(オーナーメイドモデルでも) XP をプリインストールして販売することを許可してくれない。XPで使いたい人は、RAMが最大1GB、SDD容量も最大32GBに限定された低機能なモデルを買うか、VISTAモデルを購入した後で、別途購入した XP をインストール仕直す必要がある。低性能で我慢するか、一台のVAIO Type Pのために二つのWindowsライセンスを用意するのかのいずれかである。まったくユーザー思いではない。
そこで、ユーザーのことを考えていると主張するSONYは、いっそのこと、オーナーメイドモデルでは「OS無し」も選べるようにしてみてはいかがだろうか?サポート無しということで販売すれば、ユーザーも、SONYも両者ハッピーになれるのではないかと思う。
今や、Linuxがかなり安定して動作することが分かった VAIO Type P。OS無しにすることで数千円でも安くなるなら、私なら迷わずOS無しモデルを選択するだろう。
少数派かもしれないが…。
基本的に前バージョンと同じハードウェアで、OSとして Windows XP を登載したモデルが出たのがポイントだ。ただ、Microsoftの規定か何かで、Windows XPを登載するパソコンにはハードウェア性能上の制約があるため、XPバージョンについてはRAMが半分(1GB)になっている。
しかし、ITmediaの記事にあるように、メモリが1GBでXPの VAIO Type Pは、メモリが2GBでVISTAの VAIO Type Pよりもキビキビと動作し、バッテリーも長持ちだ。VISTAモデルで優れているのは、唯一、HD動画再生機能であるが、これはVISTAの機能というより、HD動画再生支援機能用のドライバーがVISTAにしか対応していないだけの話だ。それ以外の用途では、正直な話、VISTAを使うメリットが見出せないだろう。少しでも操作したことがある人には自明のことだろうが、VAIO Type P 上の VISTA では、スタートメニューさえ、ユーザーを焦らしながら表示されるのだ。何ごとも、一呼吸、二呼吸遅れて反応する。それが VAIO Type P と VISTA の組み合わせなのだ。
今日も興味深い記事が出ていた。Windows XP/Vista/7RCについて、起動時間を比較し、考察した内容だ(Impress PC Watch)。もちろん、テストの条件によって結果は変化するだろうが、"普通"に使おうとすると、VISTAの起動時間はXPの二倍かかるということらしい。機能が豊富な分、重くなるのは致し方ない面もあるのだろうが、VISTAで増えた機能は、本当にユーザーが必要とする機能だったのだろうか?何か間違っているような気がしてならない。
VISTAが発売されて2年あまり、XPが発売されてから7年半ほどが過ぎた。
そして今、VISTAに換えてXPを登載したモデルが発表され、VISTA登載モデルについても、新にXP用のドライバーが公開されることになった。多くのユーザーが、そしてPCメーカーまでもが「XPの方がよかった」と認識しているからに違いない。まったく、Microsoftにとって皮肉な展開であろう。
しかし、MicrosoftはハイエンドなVAIO Type Pに、(オーナーメイドモデルでも) XP をプリインストールして販売することを許可してくれない。XPで使いたい人は、RAMが最大1GB、SDD容量も最大32GBに限定された低機能なモデルを買うか、VISTAモデルを購入した後で、別途購入した XP をインストール仕直す必要がある。低性能で我慢するか、一台のVAIO Type Pのために二つのWindowsライセンスを用意するのかのいずれかである。まったくユーザー思いではない。
そこで、ユーザーのことを考えていると主張するSONYは、いっそのこと、オーナーメイドモデルでは「OS無し」も選べるようにしてみてはいかがだろうか?サポート無しということで販売すれば、ユーザーも、SONYも両者ハッピーになれるのではないかと思う。
今や、Linuxがかなり安定して動作することが分かった VAIO Type P。OS無しにすることで数千円でも安くなるなら、私なら迷わずOS無しモデルを選択するだろう。
少数派かもしれないが…。
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