橋本病のぼく そして特発性過眠症の僕

橋本病の僕のブログです。ついでに僕は特発性過眠症だそうです。

娘の学校で、担任の先生から読んでもらった原稿

2009年04月13日 | 一型糖尿病
保護者の皆様に向かって読んでもらった原稿です。
「私」のところは、実名が入っています。

私は、インスリン依存型糖尿病という病気になり、○年生の時と、○年生のときに入院していました。

 ”インスリン”とは、私たちのからだの”すい臓”というところで作られるホルモンです。このホルモンは、ご飯や、パンなどの栄養が毎日エネルギーとして体の中でうまく作られるように働いてくれるために大切なものです。ところが、私の体の中で、ある日突然、インスリンを作ることができなくなってしまったのです。だから私の体は、エネルギーが無くなってしまい、入院することになってしまいました。

 どうしてこのような病気になるかは、まだくわしくはわかっていないそうです。子供の10万人に1人がなるといわれています。だれかからうつる病気でもないし、他の人にうつる病気でもありません。

 私の体がもとのように元気にもどるためには、その”インスリン”というホルモンを毎日、決められた時間に注射して、私の体におぎなってあげなければいけません。
 普通はみんなの体の中では、食べたごはんの量や、運動をして使ったエネルギーの量に合わせて、インスリンが作られたり、減らされたりするのですが、私の場合は、インスリンが私の体の中で作られないので、ごはんや運動の量に合わせて、インスリンの量を予想して注射を打たなければいけません。今は一日4回、注射をしていますが、そのうちの1回を給食の前にしなければなりません。
 そして時々、エネルギーを使い過ぎたり、インスリンの量が多すぎたりすると、体がとってもしんどくなってしまうことがあります。そんな時には、グルコースという薬を食べたり、みんなよりも少しだけ早く給食を食べなくてはいけないことがあります。
 とっても大変なことのように思われるかもしれませんが、逆に言えば、このような約束をちゃんと守れば、皆さんとも普通に学校で生活できます。もちろん、体育も遠足も旅行もできます。

 でも、もし学校で私がしんどくなって動けなくなっているのを見つけたら、すぐに担任の先生や保健の先生に知らせて下さい。また、日によっては給食を早く食べなければならなかったり、休み時間にグルコースを補給しなければならなかったりすることもあるかもしれませんが、それらのことも、私にとっては、病気で薬を飲むことと同じことなのだと思ってください。また、給食の前に注射をするので、給食当番とかで、みんなに迷惑をかけてしまうこともあるかもしれませんが、どうぞ、よろしくお願いします。
 

こんな文でした。

具体的には、IDDMのHPの内容を基本に書かせていただいたのですが、元になったHPのアドレスが今分かりません。申し訳ありません。後日わかりましたら、アップいたします。



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おっと、考えてみたら、娘と僕は同じ内分泌・ホルモンの部屋なのでありました。
なるほど納得日本ブログ村。 ちょっと字たらず・・・。

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