橋本病のぼく そして特発性過眠症の僕

橋本病の僕のブログです。ついでに僕は特発性過眠症だそうです。

OMシリーズの続き

2005年03月05日 | 写真
 なんか、妙にコーフンしてきたので、OMシリーズの続きを少し。
 OM-3。当時すでにメカニカルシャッター搭載機は過去のものとなりつつあり、布製横幕などというシャッター形式の最終型になるのでしょうか(ここに関してはよく知りません)。
 OMシリーズ唯一、セルフタイマーがついていません。なぜって、つけると本気で赤字なんですよ(これ、当時ささやかれていたホントにあった怖い話らしいです、作れば作るほど、赤字に近い状態)。OM-4よりも値段を高くすることも出来そうもないですし。と、いうわけで、セルフタイマーは省略、と、いうより、予算の関係でつけません(たぶん、そうらしいです)。
 でも、名機中の名機。
 旋盤に関しては、諏訪近辺のおばさん(表現が悪くて申し訳ありません)達の指が世界一だとか。
 ですから、今もし、OM-3を復活させようとすると、諏訪付近にいらっしゃるおばさん達に連絡をとってやるとも言ってましたけど。とにかく、名もなきおばさん達の技術は、それはそれは本当にすごかったとのこと。絶対まねできないとも言っていました。
 そう言えば、僕の大切だったあの人のお父さんも(どの人かは、そのうちに・・・って、そんなにあの人、この人っていませんよ)、名もなき技術者の一人でした。寝ないでやっていたものな、考えてみれば。(ホントに、寝ないんですよ、4時頃まで。機械は24時間走らせっぱなし、今、思うとすごいことです)。
 ズイコーレンズ群。特に、マクロ50、そしてあの90の描写は、今見ても、きっとすぐ分かります。
 ま、惚れてしまったんですよ、OMシリーズに。
 そう言えば、話があっちこっち行きますが、このズイコーレンズ群と、今のズイコーデジタル。設計者は違うのに(たぶん)、なんか、描写が似ています。あれって、メーカーの意地なのでしょうか。ズイコーはズイコーらしく。ホントに、そうです。
 え、ズイコーらしさって何?ですか・・・。うーん、いろいろな評価がありますよね。で、僕的には、批判を恐れながら(と、いうか、個人的意見なので、批判しないで~)言いますと、柔らかさの一言だと思います。これは、キリッと立ち上がらないとか、ちょい甘いとか、そう思われてしまうかも知れませんけど、たとえばFシリーズのレンズ群のあの、ものすごいとしか言えない鋭さは、ありません、きっと。
 でも、これはメーカーの技術がついていけないという訳ではけっしてありません。
 ズイコーレンズ群と、ズイコーデジタルが同じような表情をしていると言うことは、つまり、メーカーの設計ポリシーだと思うんですよ。そして、同じような表情をするレンズ群を作り始めたEシリーズ。
 好きです、オリンパス!(言ってしまったメーカー名・・・)。
 たとえなんとなくメジャーじゃなくても(そんなことないか)、とんでもない技術をさりげなく、平然とくっつけてくるあのポリシーが好きだ~!!。
 150mm F2。すごすぎるぞ~(買えないけど)。

 と、言うわけで、僕が次に買うレンズ。ニコンのマニュアル85mm F1.4。(裏切り者!!)

 裏切り者ではないんです、銀塩の描写の方が好きなんです、許してください、お詫びのしるしにAFは買いません(高すぎて)、マニュアルです。それも、中古。ごめんなさい~
オリンパス様、マニュアル一眼、一気に復活させちゃいましょう。それも、今度はハンドクラフトで。そういえば、あの有名な(?)自動プレス機、OMシリーズ終了と同時にどこへいったのでしょうか。
 うーん、この話、まだまだ続くのか?!(たぶん、ネタ切れ・・・)