アメージング アマデウス

天才少年ウルフィは成長するにつれ、加速度的に能力を開発させて行きました。死後もなお驚異の進化は続いています。

EXPERIENCE ビヨンセの体験

2017-01-25 06:51:17 | ポップス
 私はビヨンセを体感した事が有ります。幻覚体験ではありません。実体験で
した。ビヨンセ初来日公演(多分)の東京ドームでの事。先行発売されていた
ライブ映像に圧倒されていた私の心は期待で膨れあがり、今にも爆発しそうに
なっていました。
 中々ライブが始まりません、小一時間も経って、ようやく始まりました。
 この日もビヨンセはガールズバンドを従えていました。
 沸き返る会場と観衆にも関わらず。どこかノリが今一でした。この日のビヨ
ンセは不機嫌でした。恐らく、開演が遅れた事が主原因と思われます。
 東京ドームは騒音防止のためのタイムリミットがあるので、アンコールも適
当に終わらせてジ・エンド。私は釈然としませんでした。それが原因で連れ
の女性と大喧嘩になりました。
 多分、ビヨンセ批判をまくし立てていたのでしょう。ビヨンセを教えたのは
私の筈なのに、私よりビヨンセ通になっていたのです。
 考えて見れば、ビヨンセだけに非がある分けでは有りません。主催者がビヨ
ンセの人気と実力を見誤っていた為のトラブルに違いありません。
 最近の来日公演では主催者も会場も成れて来て、このような不手際は起こら
ないようです。
 東京ドームの音響も随分良くなりました。昔、ローリング・ストーンズを三
階席の隅で観ていた時は、ミック・ジャズーの肉声を聴けたのは一時間後で
す、ガキ共の合唱しか私には聞こえませんでした。よくまあ、どの曲でも覚え
ているものだとも、感心していました。
 私のライブ体験でのペストワンはU2の東京ドーム公演で、二番目がイーグ
ルスの再結成ライブです。横浜は確かなのですが、会場名は忘れました。
 イーグルスはホテルカリフォルニアをサラっと流し、新曲中心のライブでし
たが、とても素晴らしかったのを覚えています。

 ビヨンセに戻しましょう。
 あの日の公演でも、バンドとダンサーのパフォーマンスは最高のノリで跳ね
周り、炸裂した咆哮で弾けまくっていました。そんなに悪い演奏では無かった
のかも知れません。
 私はエクセレントライブよりも、ウエンプリンライブの方が好きですけれど
もね。
 ユーチューブの圧巻のライブ、観ましたか? スーパーボールのハーフタイム
ショウで熱きパワフルなビヨンセが戻って来ました。

Beyonce Experience Live [Blu-ray] [Import]
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Sony

   2017年1月25日   Gorou
追記
 白状しますと、私の小説【炎の男 ・火麻呂】の冒頭で防人の歌が出て来ます。

 防人に 行くは誰が背と 問ふ人を 見るが羨しさ 物思いもせず

 この情景のバックに流れるのが、ビヨンセのクレージー・イン・ラブです。あくまでも私のイメージですから、著作権は発生とませんよね。この歌のような狂おしい恋を万葉の世界で描きたくて書き始めました。
 古代は、愛しい、愛(かな)しい、恋しいという感情だけで、愛と恋が極めて曖昧なのです。
 それを歴史小説で表現したくて書き下ろしたのですすが、はて・・・?

揺れる心

2017-01-25 02:57:22 | ポップス
 最近、日本の歌姫のライブを立て続けに観ました。
 ELTの【ありがとう】
 浜崎あゆみの【フラワー】
 椎名林檎の【百鬼夜行】
 浜田麻里の【ミッション】と、少なくとも四本観ました。少なくともと言う
からにはもっと観ているという事ですよね。ロックであれポップスであれ、テ
ーマを持ったメッセージソングが歌姫達の中で流行しているのでしょうか?
 私はあらゆる音楽でこの分野が一番苦手としていますので良く分かりませ
ん。もしかしたら、これってビヨンセの影響が周り巡って日本の歌姫に影響
をもたらしたのかも知れませんね。
 考えて見たら、安室奈美恵の【ヒーロー】もメッセージソングでしたよね。
リオのNHKの公式ソングだから当たり前か?
 
 ELTの持田香織、面白い娘ですね。歌うときは抑制を利かせて、どちらか
と言えばしっとりと歌っている事が多いのですが、観客を煽るときは「お前
ら! 頑張れるのかーっ!」と、驚く程元気になるんです。
 浜崎あゆみの【フラワー】。私の概念では彼女はもっと歌が下手な筈なんで
すけれど、結構面白かったです。ネオロマン的な懐古調で有りながら、どぎつ
い程の極彩色でステージを飾り立てていました。彼女はフラワーのように着飾
って蝶や蛾を誘い続けるのでしょうか?
  椎名林檎の【百鬼夜行】。これは名乗るが如くの魑魅魍魎の騎行です。時
空を超えた日本文化の核融合が如きライブでした。一番興味深いライブでした
が、私の感性では理解不能であったのも事実でした。

 最後に浜田麻里の【ミッション】。これが一番素直に溶け込む事が出来ま
した? 元気、というかパワフルに歌い上げていました。さすがの私にも彼女
は歌が上手い事は分かりました。バックバンド、中々の腕前で、さぞかし名有
る方々なのでしょう。
 オープニングで自然と動物の映像が流れます。どこか、マイケル・ジャクソン
の【THIS IS IT】を思わせてしまい、少し失敗かなと思わせおいて、浜田麻里
が登場すると、何もかもが吹っ飛んでしまいました。兎に角パワフルに歌い上げて
いました。
 浜田麻里にとってミッションは、歌い続けること、何かを伝え続けること、
戦い続ける事のようです。彼女の心は揺れても、決して姿勢はブレないでしょ
う。どうか、ミッションインポッシブルになりませんように。
素人の私が一曲一曲を語ることは憚れますので、ソングリストを下記に示しま
す。

浜田麻里Mari Hamada Tour 2016 「Mission」 <東京追加公演> @東京国際フ
ォーラムホールA 2016.7.18
 Mari Hamada Tour 2016 “Mission”

01. Sparks
02. Monster Wave
03. Crimson
04. In Your Hands
05. Revolution In Reverse
06. Night Steals
07. Anti-Heroine
08. Beautiful Misunderstanding
09. Missing You
10. Antique
11. Orion
12. Tears Of Asyura
13. Carpe Diem
14. Superior
15. Dystopia
16. Crisis Code
17. Tokio Makin’ Love
18. Rainbow After A Storm
19. Rin
EN1.Historia
EN2. Somebody’s Calling

WEN1. Blue Revolution
WEN2. Heartbeat Away From You

2017年1月24日   Gorou