昔の写真をスキャンすると・・・

汚い木箱の中に、ネガが一杯入った奴を持って帰った。

もう、30年も前の写真のネガで管理が悪いからホコリをかぶってた。

蛍光灯スタンドにかざして見るが、何なのか良く判らないものが少なからずある。

セガレに小さい頃の写真を！とせがまれていたので、それらしいのからチェックする。

スキャナーで「透過原稿」、「褪色復元」指定をして、24ビットカラーネガ、300dpiで

スキャンしてみると、存外良く復元できる。

但し、オイラのコタツ回りがメチャクチャになってるので、

スキャナーのところまでたどり着くのが危うい。

一回の設定で、１２枚くらいのネガをセットできるので、

36枚だと、3回はコタツからスキャナーまでおっとっと・・・などと言いながら

這い寄るのだ。

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這い寄れば、また再びコタツのPCまで戻らなきゃならん。

つまり、3往復しなきゃいけない、これが辛いのよ。

途中に電話機の子機や、筆立て、タコ足配線のタップがあるので、

これがズボンのヒザやスソに当たったりすると、ガシャ～ンと崩れる。

やんなっちゃうよなぁ。ここが狭いんだよ。

だから、一日にスキャンするのは36枚と決めた。

ワンショットごとにフレームをあわせてスキャンするので、

案外時間が掛かるんだ。

その上、そこからRetachソフトを使って、色を調整するとなると、かなり面倒。

オートマでちゃっちゃとスキャンできる仕掛けが最近はあるんだろね？

今日は36枚スキャンした。

その中にお袋が作った人形を昔、オイラが写真に撮ったのがあった。

多分、これはNikon Fで５０ｍｍ標準で撮ったと思う。

存外、雰囲気が良いのでお見せすることにしました。

30年も前のカラー・ネガとは思えない。

こないだ、直接撮った写真の方がピンも外れてて恥ずかしい。

要するにな～んにも写真なんて上手くなってないんだわ。

最初の写真は頭の上から見たところ。

なんだか知らんけど、細かい櫛みたいなの、いっぱい着けてるな。

誰かを迎えに行く娘の風情を写し取ったものだろうか。

こういうのって、若い娘の気持ち、心のユラギのようなものまで

表現するのが、人形作りとしての理想なんでしょうか？

どなたか、こうしたお人形を作ってる方の意見も伺ってみたい。

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