中途半端のろくでなし・・・
馬鹿の大足、間抜けの小足、中途半端のろくでなし。と昔から聞いていた。
オイラの釣のことである。
昨日の朝も5時に目覚ましが鳴る。うるさいなぁ。しかし・・・一応今日は釣に行こうと
決めていたんだっけ。
殆ど、一人で釣りに行くオイラは危ないところは行けないし・・・
っていうか、臆病者なんだね。オイラは。だから危ないところへは行けない性格だ。
ほいだら、何処へ行こうか・・・何も決めずに兎に角車を走らせる。
コンビニへ寄ってサンドイッチとカップ・ラーメンにお茶と水を買い込む。タバコも。
実は、そうはいっても去年の夏に釣り逃がした本流アマゴのことがチラつくのだ。
丁度一年前のことになるな~。
祖谷川の本流アマゴの顔を見たい!!
祖谷川へ行こう!と決まったのはだいぶ車が山の中へ入ってからのことだった。
走りながらサンドイッチを食べるのだが、こいつが、上アゴに張り付いて
気持ちが悪いったらありゃしない。お茶で流そうと口じゅうにお茶を回して、
やっと取れた。でも、次の一口がまたぞろ張り付くのだ。
お茶を飲み、サンドイッチを食べ終わり、タバコに火をつけて窓を開ける。
涼しい朝風が気持ちよい。
途中でウドン屋さんの看板を見ると、本日休業が出ている。これは!確か
インターネットで確認したら、6月4日は営業するはずじゃなかったか?
でも、行って休みぢゃ話にならんから、予定通り祖谷川へ行こう。
祖谷川は支流も沢山あって、釣り場には困らないと思うけど、ここと言う
谷は皆険しく、単独釣行はよほどのテダレでないと危ない。オイラみたいな
お爺が偉そうに出張る谷ではない。
本流なら、たとえ流されても人の目が多い。本流を釣るにしても、去年も日が
高く上ってから化け物のようなアマゴに出合ったのだ。そうそうあわてることも
あるまい。
で、2年ほど前にKさんに教えて貰った谷をチョイ釣して、それから本流に回ろう。
この谷の流程は短く、今日の運勢を占うにはもってこいなのだが、実はこの谷、
本当はかなりの流程があるのだ。堰堤につぐ堰堤で、堰堤ごとに簡単に入れるから
魚影はかなり薄くなってるはずだ。
でも、核心部は短い。さっそく支度して入り込んだ。いない、いない。
水は薄濁りで水量は適当。さらに支流の落ち込みにミミズをつけて放り込むと、
リリーサイズ以下のチビアマゴだけ掛かった。やっぱりなぁ。
釣り荒らされてしまってる感が否めない。もう少しでおしまいという大場所で
諦め気分で、餌を放り込んだ。今渓流竿が折れてしまっていて、修理中。
今日はIT流のハヤ竿しかもってない。そのうえ、オイラはまだIT釣法を習得できてない。
で、アワセは向うアワセしか出来ない。
ところが、そんな哀れなオイラでも、神さまは見捨てなかった。
大きな渦の外れ、やや水勢が衰えたところで向うアワセの竿がしなった。
硬調の渓流竿でないので、もう、なんちゅうか満月に近いしなりを見せる竿先、水中で
大きな銀色がヒラを打ってるぢゃないか!!
こんなの取り込めないかもしれないな・・・と思ううちに魚が顔を出した。
r439親分さんの教えを守って鼻歌を歌おうとするんだが、何を唄ったら良いのか?
オイラにゃ持ち歌なんかないぜ。安全地帯の歌は難しすぎて歌えないし~。
でも、魚は軽かった。ものの30秒もうだうだやってたら岸に寄ってきたので、一気に
引きずり上げた。ハヤ竿も大したもんだ。
こりゃ、おおきいわ。尺は越えていると思われた。顔つきも素晴らしいオスの顔。
ポケットに入れている巻尺を当てようとしても魚が暴れてまともに測れないが、
どうみても尺はある。なんとか魚が弱ってきたところでスケールを当てると31cmを
越えていた。オイラには珍しい尺上アマゴだ。
Kさん!有難う!!今度飲みに行ったらご馳走します。
こうなりゃ~。心置きなく本流へ回れるぞ。
ちゃっちゃと崖を這い上がって車へ戻って、本流を目指す。
この辺りはオイラのルーツの谷だ。
もう陽は高く、暑い。木陰を求めて釣り上がるが、今日はどうしたんだろう?!
ウグイばかりが餌をねだるぢゃないか?ちょっと深く流すとウグイへの給食当番みたい。
それでも、いかにも!というところへ餌が流れるとアマゴが当たる。
チョコチョコ釣って楽しめた。
やはり本流に棲息するアマゴは小型でも力が強い。これは24cmくらいのアマゴだが、
尺あるかと思えるような引きをしたものだ。
餌が多いし、体高があって普段の運動で鍛えられた筋肉量が谷のアマゴとは違う。
渓相という点では、谷に劣るかも知れないが、釣味は最高だと思った。
昨日は昼飯を食べる暇がなくて、へとへとになって帰りました。
とにかく、やれやれと言うのが偽らざる心境で、今日はなんだかメマイさえする。
さぁ~風船カズラの面倒を見てやらないとね。
馬鹿の大足、間抜けの小足、中途半端のろくでなし。と昔から聞いていた。
オイラの釣のことである。
昨日の朝も5時に目覚ましが鳴る。うるさいなぁ。しかし・・・一応今日は釣に行こうと
決めていたんだっけ。
殆ど、一人で釣りに行くオイラは危ないところは行けないし・・・
っていうか、臆病者なんだね。オイラは。だから危ないところへは行けない性格だ。
ほいだら、何処へ行こうか・・・何も決めずに兎に角車を走らせる。
コンビニへ寄ってサンドイッチとカップ・ラーメンにお茶と水を買い込む。タバコも。
実は、そうはいっても去年の夏に釣り逃がした本流アマゴのことがチラつくのだ。
丁度一年前のことになるな~。
祖谷川の本流アマゴの顔を見たい!!
祖谷川へ行こう!と決まったのはだいぶ車が山の中へ入ってからのことだった。
走りながらサンドイッチを食べるのだが、こいつが、上アゴに張り付いて
気持ちが悪いったらありゃしない。お茶で流そうと口じゅうにお茶を回して、
やっと取れた。でも、次の一口がまたぞろ張り付くのだ。
お茶を飲み、サンドイッチを食べ終わり、タバコに火をつけて窓を開ける。
涼しい朝風が気持ちよい。
途中でウドン屋さんの看板を見ると、本日休業が出ている。これは!確か
インターネットで確認したら、6月4日は営業するはずじゃなかったか?
でも、行って休みぢゃ話にならんから、予定通り祖谷川へ行こう。
祖谷川は支流も沢山あって、釣り場には困らないと思うけど、ここと言う
谷は皆険しく、単独釣行はよほどのテダレでないと危ない。オイラみたいな
お爺が偉そうに出張る谷ではない。
本流なら、たとえ流されても人の目が多い。本流を釣るにしても、去年も日が
高く上ってから化け物のようなアマゴに出合ったのだ。そうそうあわてることも
あるまい。
で、2年ほど前にKさんに教えて貰った谷をチョイ釣して、それから本流に回ろう。
この谷の流程は短く、今日の運勢を占うにはもってこいなのだが、実はこの谷、
本当はかなりの流程があるのだ。堰堤につぐ堰堤で、堰堤ごとに簡単に入れるから
魚影はかなり薄くなってるはずだ。
でも、核心部は短い。さっそく支度して入り込んだ。いない、いない。
水は薄濁りで水量は適当。さらに支流の落ち込みにミミズをつけて放り込むと、
リリーサイズ以下のチビアマゴだけ掛かった。やっぱりなぁ。
釣り荒らされてしまってる感が否めない。もう少しでおしまいという大場所で
諦め気分で、餌を放り込んだ。今渓流竿が折れてしまっていて、修理中。
今日はIT流のハヤ竿しかもってない。そのうえ、オイラはまだIT釣法を習得できてない。
で、アワセは向うアワセしか出来ない。
ところが、そんな哀れなオイラでも、神さまは見捨てなかった。
大きな渦の外れ、やや水勢が衰えたところで向うアワセの竿がしなった。
硬調の渓流竿でないので、もう、なんちゅうか満月に近いしなりを見せる竿先、水中で
大きな銀色がヒラを打ってるぢゃないか!!
こんなの取り込めないかもしれないな・・・と思ううちに魚が顔を出した。
r439親分さんの教えを守って鼻歌を歌おうとするんだが、何を唄ったら良いのか?
オイラにゃ持ち歌なんかないぜ。安全地帯の歌は難しすぎて歌えないし~。
でも、魚は軽かった。ものの30秒もうだうだやってたら岸に寄ってきたので、一気に
引きずり上げた。ハヤ竿も大したもんだ。
こりゃ、おおきいわ。尺は越えていると思われた。顔つきも素晴らしいオスの顔。
ポケットに入れている巻尺を当てようとしても魚が暴れてまともに測れないが、
どうみても尺はある。なんとか魚が弱ってきたところでスケールを当てると31cmを
越えていた。オイラには珍しい尺上アマゴだ。
Kさん!有難う!!今度飲みに行ったらご馳走します。
こうなりゃ~。心置きなく本流へ回れるぞ。
ちゃっちゃと崖を這い上がって車へ戻って、本流を目指す。
この辺りはオイラのルーツの谷だ。
もう陽は高く、暑い。木陰を求めて釣り上がるが、今日はどうしたんだろう?!
ウグイばかりが餌をねだるぢゃないか?ちょっと深く流すとウグイへの給食当番みたい。
それでも、いかにも!というところへ餌が流れるとアマゴが当たる。
チョコチョコ釣って楽しめた。
やはり本流に棲息するアマゴは小型でも力が強い。これは24cmくらいのアマゴだが、
尺あるかと思えるような引きをしたものだ。
餌が多いし、体高があって普段の運動で鍛えられた筋肉量が谷のアマゴとは違う。
渓相という点では、谷に劣るかも知れないが、釣味は最高だと思った。
昨日は昼飯を食べる暇がなくて、へとへとになって帰りました。
とにかく、やれやれと言うのが偽らざる心境で、今日はなんだかメマイさえする。
さぁ~風船カズラの面倒を見てやらないとね。
それと本流の8寸もいいですね。小谷のガリガリアマゴとの引きの違いは良く分かります。
本流で2時間に1匹の良型か小谷で15分に1匹の6・7寸かの選択は難しいところです。私はこらえ性と腕前がなくて後者を選んでいますが、本流の太いアマゴにも魅力を感じます。
松ちゃんは源流師だからね。高木さんと良く似てる。
オイラは怖がりだから、新規開拓の素晴らしい谷なんか、とても行けないなあ。それは羨ましいですよ。
昨日チンケな川でテンカラ振ったら8寸が釣れましたよ。
毛鉤を喰う魚って案外元気で大型なのが多いみたいですね。