今回作ったのは「ユタの嵐」って名前を付けています。後から変えるかも。
話のスタートは14年ほど前に彫金仲間から貰った石。
Moss Agate
藻入りのメノウってことでしょうか?
長い間、小さい部品入れの箪笥に隠れてました。
こないだ初めてブレスを作ってから
この石を使えないかなぁ~としばらく考えてました。
オイラ、石を使った彫金作品ってほとんど作ったことがありませんが
ターコイズを使ってみて存外使いやすいパーツだなと思いました。
藻入りの石は水をことのほか連想させます。
インディアン・ジュエリーでこの石を使ったものは見たことありません。
インディアン居留地は乾燥した砂漠地帯が多いですからね。
一方でホピ族やナバホ族のインディアン・ジュエリーでは
雷や雨のアイコンを良く使ってるようにも見受けます。
その関係の書籍を眺めてると雨に関するアイコンが
実は日本語の「雨」という字と大変似ていることが判りました。
象形文字を見ると人種共通のイデアが見て取れます。
結論として・・・
藻入りの石を中心として
雷と雨をイメージするパーツを作って並べることにしました。
雷は自分の記憶に近いものを
そして雨は象形文字をさらに簡略化したものを考えました。
これで金属パーツは殆どそろいました。
革に固定するためのピンをロウ付けして
バックとなる革を探して留めます。
今回もアリゾナを使います。
インディアン・ジュエリーっぽくするにはターコイズの色に
どうしてもこだわりますが
最終的にはごく一部に目立たないようにブルーを入れます。
どこに入ってるか?これは言いません
今回は留め具も銀線を加工して作りました。
またぞろ・・・
次のブレスレット構想が頭に沸いています。
今度は純和風なもの
次は渓流魚をテーマにしたものをと思ってます。
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