東北地方太平洋沖の地震から1週間が経ちました。
(報道局ごとに名称が違うので、気象庁の名称を用いました。)
救助活動、避難所への物資の配給、ボランティアの派遣がなかなか進まないことからも、
今回の地震がいかに規模が大きく、広範囲で甚大な被害が発生したかがわかります。
3/11 14:46 本震でのマグニチュードは9.0。
20世紀以降、世界で起こったM9.0以上の地震は、
1960年 チリ地震(M9.5)
1964年 アラスカ地震(M9.2)
2004年 スマトラ地震(M9.1)
の3つ。
今回の地震は世界で4番目に規模の大きな地震でした。
最大震度は震度7。宮城県栗原市で観測。
ちなみに、震度7というのは震度階級で最高ランクです。
阪神淡路大震災並みの震度。
でも、地震直接の被害があまり大きく取り上げられないのは、
津波の被害がそれ以上に大きかったからだと思います。
その他考えられるのは、今回は震源からの距離があり、横揺れがメインだったので、
揺れは大きくても、建物の倒壊などの被害が少なかったのかもしれません。
実際、宮城県栗原市には私の叔父や叔母が住んでいるのですが、
みな無事だということです。
(情報が少ないので、想像の範囲ですが・・・)
とにかく、今回は津波の被害が大きかった。
10m以上とか、20m以上などと報道されていますが、
津波が大きすぎて、三陸沖の潮検所(津波を観測するところ)は軒並み破損。
実際の波の高さがよくわかりません。
でも、過去の津波災害などから憶測すると、最大で40m以上の高さになったと思います。
日本での津波被害としては1番です。
こうやってデータを羅列しただけでも、今回の災害の大きさがわかります。
世界最大規模の地震が三陸沖で発生してしまいました。
三陸沖は過去に何度も津波被害に遭ったところで、防災対策もしっかりしていたはず。
でも、今回は想定以上の津波が来た。
まさか、ここまでと思った方が多かったと思います。
現在も被災生活を送られている方には、
心よりお見舞い申し上げます。
少しでも早く、復興に向かって歩んでいけることを願ってやみません。
そして、原発の問題が一刻も早く解決することを祈っています。
長くなったので、我が家がどうだったかは、別エントリーでお話しします。