アンドラゴラスのつぶやき

くる日もくる日もつぶやきつづける。
すきなものとかきらいなものとかどうでもいいものとか。
あとアニメは週40本まで。

NHK プラネットアース

2006年05月13日 | Weblog
NHKの自然ドキュメンタリー。NHKのこの手の番組はよく見るけど、さすがに時間をかけて撮影しただけあって素晴らしい映像。

でも第1回のメイキング映像で、本編ではひとつづきのシーンであるかのように流れたリカオンの狩りが、実は何日も間隔をあけて収録されたまったく別の映像をつなぎ合わせたものであることを、堂々とばらしてましたね。はっきりそう言ったわけじゃないけど、観ていた人にはすぐわかったはず。

まあ自然ドキュメンタリーの、とくに狩りのシーンは編集のカタマリだろうなというのは前々から思ってました。獲物を狙うトラの顔のアップ、気配を察したようにおびえた様子で振り返るシカ、逃げるシカ、追い詰めるトラ、ついに獲物を捕らえるトラ・・・そんなアングルも違う劇的な映像を、一度に撮れるわけないよな、というのは素人でも考える。

狩りなんて失敗することのほうが多いだろうし、自然界で物語性があるかのような劇的なことがそうそう起こるとは思えない。ドキュメンタリーというからにはそのへんを突き詰めたほうがいいと思うんだけど。まあそうすると番組としてはつまらなくなるのかも。FSSにちらっと書いてあったけど、人間が美しいと思うのは人間にとって都合のいい自然だけだ、という言葉を思い出しました。

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