夢の続き

癒し空間 ~ 裏ブログ

ロングラン万歳!

2005年03月31日 | オペラ座の怪人

『 オペラ座の怪人 』 の上映期間がまたまた延びました。
上映さえしていれば、何かの間違いで、また劇場へ行くことが
出来るかもしれないので、ロングラン歓迎です。うれしいです。
どうにかして、もう1回観に行きたいですーっ!

どうしてこんなにも惹かれるのでしょう。
映画 『 オペラ座の怪人 』 は愛の物語。
恋愛ドラマなら、その辺にいくらでもありますが、
何がちがうのでしょう。

何って、とにかく美しいのです。
ジェリーファントムが美しい。 ALWの音楽が美しい。
シュマッカー監督のセンスが美しい。
三角関係といえば、ふつうならドロドロの恋愛ドラマに
なってしまうけど、オペラ座の怪人は、3人の男女が
純粋で無垢な愛を貫くストーリー。
甘美で幻想的な色彩に彩られた背景にキャスト。
悲しみや嫉妬さえも美しい。
美しくないものがどこにもない。
あ、どこかで見たような文章かも。 無断引用すみません。

そんな幻想的でファンタジーな世界に酔わされている感じ。
ビジュアルもストーリーも、あまりに非現実的なので、
迷うことなくとことんのめり込めるのかな。
ちょっとでもリアルさがあると、どうしても嘘そっぽさ感や
不快感がつきまとって、シビアに見てしまうし。
どなたかも同じようなこと書いていらっしゃいました。
例えばブケーの死に顔、ファントムの素顔、背景、
エロティックな行為、人間の感情の醜さ。
リアルにしてしまったら、繊細な幻想のオブラードは破れ、
私は現実に引き戻されてしまったでしょう。
それはとても微妙な選択。
そのバランス感覚が素晴らしかったと思います。
… と。

なーんて、もっともらしく書いてしまったけど、
私的には、何と言ってもジェリーファントムが全て。
そこからオペラ座街道が始まったわけで、ジェリーのファントム
じゃなかったら、こんなにはまっていたかどうか、というのは
正直あります。 こんなに楽しい毎日を送ることになろうとは、
思いもよらないことでした。 ジェリーとの出会いに感謝。
ジェリーを選んだシュマッカー監督にも感謝。
感謝、感謝、みんなに感謝~~!
あぁ、シアワセ ・:*(*´ω`人)*:・ 。


マイコレクション

2005年03月28日 | Gerry

雨の1日。 暇に任せてネットサーフィンしまくりです。
で、またまたジェリー画像大量収集してしまいました。
( ̄Oノ ̄*) オーッホッホッホー。

これは 『 騎馬大王アッティラ 』 のスチール。
長髪も似合うわ~(ウットリ)。


こちらは、『 Dear Frankie 』 。
日本ではまだ未公開です。 うぅ、早く観たいっ!


こんなのもありますのよ
くぅ~っ、たまりませ~ん ・:*(*´ω`人)*:・ 。


みんな巻き込む

2005年03月26日 | オペラ座の怪人

実家でも、オペラ座の怪人漬けです
パーフェクトガイドの付録DVD持参よ。ほっほっほ。
ちょっと浮いているかも。 かまいません。
家族を巻き込む勢いで、DVD見まくって、サントラ聴きまくるのだわ。
・・・実家になにしにきてるんでしょ~


ひげ

2005年03月25日 | Gerry

髭って、今まで苦手だったんです。
ディカプリオの顔が生理的に受け付けられないように( ̄▽ ̄)!!
髭が生えてるってだけで、拒否反応示してたのに、
ジェリーのお髭は大丈夫。 むしろ好きかも
どーゆーこと?
ジェリーってば、胸毛まで生えてるけど、それも大丈夫よん。
愛の力は偉大だ・:*:・( ̄∇ ̄人)・:*:。


『 マーキュリー・ライジング 』

2005年03月24日 | 映画

特番ばかりでテレビがつまらないので、久しぶりに
『 マーキュリー・ライジング 』 を観ました。

9歳の自閉症の少年サイモンが、パズル雑誌に試験的に
載せられたマーキュリー (国家情報保安システムの暗号)
を解読してしまい、NSA (国家安全保障局) に狙われ、
両親が殺害されてしまいます。 一人残され、命を狙われる
サイモンを、FBI 捜査官アート (ブルース・ウィリス) が守る
というストーリー。

一般的には B級評価の映画ですが、自閉症児の親や
関係者には、かなりクオリティが高いと評判だったりします (^_^;
自閉症がらみの内容ということもあって、以前は観るたびに、
ちょっとしたシーンにも涙があふれて仕方がなかったのですが、
今はもうだいぶ落ち着いて観ていられるようになりました。
私の神経もだいぶ図太くなってきたようです。
サイモン、それちょっと視線反らし過ぎ~ヾ(^o^;) なんて
突っ込みも入れちゃいます。

今回、”自閉症” という部分よりも、”ブルース・ウィリス” に
注目して観ていた私 ( ̄∀ ̄) !! 実は、ブルース・ウィリスが好きなの。
で、観ていて思ったんだけど、「 トゥームレイダー2 」 の時の
ジェリーって、ブルース・ウィリスに雰囲気似てるなぁと。

私って、こういう系統に惹かれるのね … ハゥッ ( ̄ω ̄;) 今頃気づいたか !?
でも雰囲気は似てるけど、ブルース・ウィリスにファントムの役やらせたら
似合わなそーだよなぁ (^◇^;)。 って、絶対やらないだろ! ( ̄▽ ̄)。
彼には、あくまでもワイルド路線でお願いしたいわ
そう考えると、セクシー&ワイルドという一見対極した2つの魅力を
持つジェリーって、やっぱすごいっ ・:*(*´ω`人)*:・


『 ロング・エンゲージメント 』

2005年03月23日 | 映画

R15指定です。 残虐なシーンが多い戦争映画は苦手ですが、
『 アメリ 』 のジャン=ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥが
再び組んだミステリーということで興味を誘われ観てきました。

ストーリーは、戦争映画と、マチルド、マネクのロマンス映画をベースに、
“ マネクの最期を見届けた人物 ” を探すため、私立探偵を雇って
調査をするという不思議な物語。

登場人物が多い上、話の展開が早くて、ついてゆけない ( ̄ェ ̄;) 。
さりげなく手がかりが示されているわけでもないので、
いろいろ考えながら観てるとわけわかんなくなっちゃいます。
流れに任せて眺めるのが賢明。

でも、「アメリ」を彷彿とさせる、ジュネ監督独特の映像美は健在で
好きです。 登場人物は多いけど、一人一人が個性的で、
魅力に溢れているし。

回数を重ねれば、リアルタイムでストーリーをもっと理解できる
んだろうけど、戦争のシーンはもう勘弁 (-_-;) なので、
もう一度みようとは思わない … かな。

   +++++++

『 オペラ座の怪人 』 の公式HP に、ミュージカル版と映画版の
同じシーンを見比べられる動画が配信されていますヽ(≧ω≦)ノ!
SPECIAL ってとこです。 もう映画上映も終了してしまおうかと
いうのに、この SPECIAL がいつまでたっても COMING SOON
だったので、ずーっと気になってたのよね。
” The Music Of The Night ”
” Think Of Me ”
” All I Ask You ”
” Masquerade ”
” Why So Silent ”
の5つのシーンが見られます。
今朝これに気がついてから、The Music Of The Night と
Why So Silent をエンドレスリピートですわ。
だって、動くジェリーファントム見たい放題 なんですもん。
ちょっと短すぎるけど、贅沢いいません。
ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ( ̄∀ ̄)。


舞台版の全訳を読む

2005年03月22日 | オペラ座の怪人

きのうは、舞台版の全訳(英語の脚本・歌詩も併記)の
サイトを見つけ、1日中何度も読み返していました。
映画は、舞台版にかなり忠実です。
セリフもストーリー展開も9割方一緒。
「舞台がそのまま映画になった」 といううたい文句なだけあります。

映画の ”セットがしょぼい” なんて言う人がいるみたいだけど、
あくまでも舞台を想定しているので、リアルにしすぎると
かえって違和感出ちゃうでしょ ( ̄▽ ̄)。 セットがリアルで、
CGとかも駆使しちゃって、それでセリフがほとんど歌で、
衣装があれでじゃ … うわぁ~(^_^;  シュマッカー監督いわく、
「お金がなくて、劇場に 『 オペラ座の怪人 』 を観に
行けない人が何百万人もいる。 また、多くの人たちは、
劇場に観にいける地域に住んでいない。 アンドリューの音楽を
愛していて、 『 オペラ座の怪人 』 を舞台で観たいと
思い続けている人たちに、それを映画版で観てもらいたい。」 と。
だから、あの感じでいいのです!
映画で舞台を観ている感じだよね。

で、全訳 … 誤訳なし(たぶん)で通して読むと、
また新たな感動が沸いてきます (T-T)。
サントラをかけて、歌詞を追いながら聴くと、
聞き取れなかった英単語も、はっきり、くっきり、スッキリ~!
そしてまた号泣(┳◇┳)。
最後の地下のシーンで、クリスがファントムにキスをした時点から、
もう涙は止まらないわけですが、オルゴールの調べでさらに
滝のように流れ、最後ファントムの
「 it's over now, the music of the night . . . 」 で涙爆弾
大爆発。 もう何なんでしょう。 どうしてくれるんでしょう。
何度でも泣きます。 映像がなくたって泣きます。
DVD発売8月に延期だって。 そんなに待てないよ~(T◇T)。
例の字幕修正に時間がいるっていうんだったら、仕方ないけどさ。

ε=(-ω-:)は~っ、8月かぁ。 (≧∩≦) く~っ、もう一回、
劇場で観たいぞーーーーーーーーーーーーっ!


字幕のこと (かなり長いです)

2005年03月21日 | オペラ座の怪人

あぁ、自分の英語力の無さが情けないです。悲しいです。残念です(T-T)。

これまで、映画 『 オペラ座の怪人 』 を絶賛してきた私ですが、
少し前から、字幕の一部に違和感を感じ始めていました。
最初の頃は、興味や関心が偏っていたのと、映像みながら
字幕読むのに必死で、あまり気にならなかったというか、
余裕がなかったので、ん?とは思いながらも流してみていたのですが、
オペラ座の怪人という ”物語” に興味が出だしてからは、
ん? え? 意味わから~ん「(ーヘー;) というセリフが続発。
これは誤訳? 私の理解力の問題? もしかして日本語力まで
低下してしまったのか(T-T)? と混乱。 英語力が無いため、
ヒアリングだけでは到底自力検証は無理だし(スクリプトまだ届かない)、
ただ、ただ、???マークを溜め込んで悶々としていたのですが、
どうやら誤訳のようです。 ホッ … って安心している場合ではない!
なんだかすごいことになっているようです。 誤訳だらけらしいっすよ!
ファンの間で、字幕改善委員会なるものが発足し、猛抗議を展開
している模様 ( ̄ω ̄;) !! せめてDVDは正しい訳に直してから
発売せよという署名運動までやっていました。

そんなにひどかったとは … 。 確かに、オペラ座初心者な上、
英語力も無い私でも、なんだこりゃ~ヽ( ´ ^ ` )ノ? って
思う部分がたくさんあるもんなぁ。 この誤訳が、主要人物の性格を歪め、
物語の魅力を半減させてしまっていることは、生粋のオペラ座ファンには、
許されざる事態なのでしょう。
生粋のファンでなくても、この事実を知って、物語や登場人物像を
正しく理解できていなかったのかもと思うと、かなりショックです。
一応原作等も読んだので、おそらくそれほど歪められた印象には
なっていないと思いますが。
本を読んで、違和感に気づいたってのもあるしね。

誤解してほしくないのは、映画自体はすばらしい出来なのです。
問題は字幕。 あぁ、もったいない。
ちなみに字幕作成者は、かの有名なナツコさんです。
ロード・オブ・ザ・リングの時も、相当たたかれたとか。

ほんの一部ですが、重大な誤訳のみ、ちょっと書き留めておきます。
(http://enbi.moo.jp/phantom/phantom-movie.html より抜粋)

   ++++++

「 私の贈り物!お前は私の物! 」
(Your chains are still mine. You belong to me! )

マスカレードで、ファントムがクリスの胸元にぶら下がる指輪に気づくシーン。
贈り物?いやそれ、ラウルからの贈り物だから!ファントム贈ってないから!
もう意味不明・・・。 おそらくネックレスのチェーンと二人の「絆」の
ダブルミーニングだと思うのですが、どこから贈り物が出てきたのやら・・・。
「私とお前はまだつながれている。お前は私のもの!」
「私たちをつなぐ鎖は私の手の中にある!お前は私のものだ!」 が
妥当ではないかなぁ。

「 情熱のプレイ 」 (passion-play)
「ドン・ファン」 のシーン。
非常に官能的な映像に表れる破壊力満点の字幕。
「プレイ」 って!17歳・天使さまを信じているクリスティーヌちゃんに
劇中劇とは言え、こんなセリフを吐かすとは!
日本でもミュージカルと区別して 「ストレートプレイ」 という表現をするが、
現代日本で 「プレイ」 というと 「SMプレイ」 とか 「放置プレイ」 とか
「赤ちゃんプレイ」 とか、なんかまぁとりあえず性的なイメージが・・・。
かなり官能的なシーンなので、ここで 「んまぁ、このあとファントムと
クリスティーヌはあんなコトやこんなコトしてお楽しみなのね」 と
勘違いしてしまった人は多いのではないかと思われます。
ちなみに劇団四季版は 「ふたりきりの物語」、サントラの日本語訳は
「受難劇」 となっています。
この 「Point of No Return」 という歌は、かなりセクシャルな意味が
こめられているので、passion-play にもそういうことを想起させるための
確信犯的な部分もあるのかもしれません。
また、「情熱的な芝居」 というイメージを想起させるため、という意図も
多少は含まれているのかとも思います。 ただ、格調高い言葉で
淫らな誘惑を仕掛けるのが 「ドン・ファン」 の面白いところなので、
単なるセクハラオヤジみたいな言葉は使わないでほしかったと。
ていうか、「私たちの情熱のプレイ」 って、単純に日本語としておかしいし。

「 ぼくを裏切らないでくれ 」
ファントムの隠れ家にクリスティーヌを追ってやってきたラウルくん。
せっかく彼女を見つけた嬉しさで、マダム・ジリーの忠告
(目の高さに手をあげて) を忘れたために首に縄をかけられてしまいます。
クリスティーヌに対し、どちらかを選べと迫るファントム。
ファントムを拒否すればラウルは殺される。 ファントムを選ぶということは、
ラウルと別れ、闇の世界で生きなければならない。 
そんな究極の選択をクリスティーヌは迫られているわけです。
そのシーンでラウルくんは泣きながら歌っているのですが、泣き顔と字幕の
セリフがあいまって、ものすごく情けない人になってしまっています。
情けないだけならいいのですが、「自分が助かりたいために、
クリスティーヌに助けを求めている(ファントムに従ってくれと懇願している)」
ように見えてしまいます。 さらにその後のクリスティーヌの行動の動機も
ひどく矮小化されてしまうことになります。

ファントム ・ クリスティーヌ ・ ラウルによる三重唱のシーンで、
原詩 (ロンドンオリジナルキャスト版参照) では

Christine,forgive me,please forgive me...  
クリスティーヌ、どうか僕を許してくれ
I did it all for you,and all for nothing...   
全ては君のためにやったことだけど無駄だった
Say you love him, and my life is over    
彼を愛していると言えば、僕の人生は終わる
Either way you choose, he has to win   
どちらにしても彼の勝ちだ
Why make her lie to you, to save me? (to PHANTOM)
僕を助けるために、彼女に (お前を愛していると) ウソをつかせるのか?
For pity's sake, Chiristine, say no!      
頼む、クリスティーヌ、「ノー (怪人を愛していない) 」 と言ってくれ
Don't throw your life away for my sake  
僕の命を救うために、君の人生を犠牲にしてはいけない
I fought so hard to free you         
僕は君を自由にするために闘った

と歌っています。 しかし字幕では、 「僕を裏切らないでくれ」
「彼女にウソをつかせるのか?」 「君を助けたかったんだ」
というような3行しか字幕がついていなかったと思います。
ラウル哀れなり・・・
同時に3人が歌うので、全ての歌詞に字幕がつけられないという
事情はあるでしょうが、この字幕からは、
「自分の命を捨ててでもクリスティーヌを怪人から救いたい」 という
ラウルの一途な愛が見えてきません。
正直、「なぜそこを訳す?」 と疑問に思います。
ラウルの歌の中で一番伝えなくてはいけないのは
「Don't throw your life away for my sake」 だと思うのですが・・・。
どうせ3行しか出せないのなら、この際、歌と字幕の出るタイミングは
一致しなくてもいいから、「僕のために犠牲になるな」 あるいは
「僕を見捨てろ(四季訳)」 を入れるべきだと思います。

「 あなたに惹かれたことを! 」 (you are not alone )
この作品中、一番大切ともいえるこのシーンでやってくれました。
ここはそのまま 「あなたは孤独じゃない」 と訳すべき!というか、
なんで勝手に脚色するのか理解に苦しむ。
なぜ 「惹かれていた」 という意訳がダメなのかというと、舞台版や
原作ではクリスティーヌがファントムに対して恋愛対象として
「惹かれていた」 かどうかははっきりさせていないからです。
ここはファンの間でもいろんな解釈があるのですが、
恋愛感情だけでなく母性愛、慈愛とも言えるもっと大きな
「愛」 だったのでは、と思います。

「私もアナタのこと好きよん」 → チューだと、そのあとなんでファントムが
呆然としてラウルとクリスティーヌを解放するのかがわかりませんし、
愛の告白した割りにあっさりとラウルと一緒にラブラブな歌を歌いながら
去っていくクリスティーヌはもっと理解に苦しみます。
尻の軽い二股女にしか見えません。 また、先の 「僕を裏切らないで」
というラウルくんの泣き落としのあとにこの言葉とチューだと、
ラウルを助けたいために嘘をついているようにも見えます
(もともとそういう解釈をしている人もいますが、ここで問題なのは、そういう
解釈を限定してしまう訳は作品の意図をゆがめてしまいかねないということ)。

訳がおかしいのももちろんのこと、この字幕が出たとき、
ちょうど字幕の位置とかぶる位置で、クリスティーヌが指輪をはめています。
「You are not alone」 って言いながら左手薬指に指輪をはめて
ファントムにキスをする。 指輪をはめたことは、この瞬間クリスティーヌが、
確実にファントムのものなのだということの証。 ものすごい重要なシーンなのに
字幕に集中してたらかなりの確立で見逃すと思います。
訳云々より、この瞬間の字幕が邪魔!

   ++++++
 
えっと、しつこいですけど、これでもほんの一部です。びっくり。
しかし、本当の意味を知ることが出来てよかったよ(ー)。
意味が180度違う部分もあったりして、なんともまぁ、
ひたすらお口あんぐり状態です。   
あぁ、英語力があったら、字幕なんて気にせず更に感動できるのになぁ。


再び 『 ファントム 』

2005年03月20日 | オペラ座の怪人

ルルーの原作を読んだら、もう一度スーザン・ケイの
『ファントム』 を読みたくなってしまいました。
映画、ルルー、スーザン・ケイ、フォーサイスと、
それぞれ、物語りも登場人物の名前も微妙に違っていたりして
正直、ちょっと混乱気味。 で、『ファントム』 (下のみ) を
もう一度読み返しています。 おかげで 『鮮やかな影とコウモリ』
が全然進まないとです (-_-;)。 貸し出し延長か !?

『ファントム』 は、他に比べるとやはり格段に読みやすいです。
文章がとても自然で違和感が無く、感情移入しやすい。
映画の人間的なGerryファントムに慣れている人には、
『ファントム』 のエリックの天才っぷりと紳士っぷりは
すごすぎて、どうも嘘っぽく感じてしまう、と言う人もいるけれど、
それはそれ、これはこれで、それぞれの物語を楽しめば
いいのだと思います。 そうしないと損じゃん。 というか
むしろ、映画のシーンを思い浮かべながら読んだ方が、
イメージが沸きやすくて、胸に迫るものがあると
私は思うんだけどなぁ。

『ファントム』 は、原作より物語が詳細に書かれており、
登場人物の行動や感情、ストーリー展開に納得しやすいし、
何と言っても、結末がいい。
哀しいけれど、最後にはよかったと思えるから。
ラウールの人物像にも感動してしまうし、
こんなに号泣してしまう本はありません (T-T)。

映画を観ている時は、映像があって視覚的に具体的なので、
想像で解決しきれない矛盾が色々気になってしまったり、
きのうの記事に書いたような変な想像をめぐらしたりも
してしまうのですが(それはそれで楽しい)、
『ファントム』 を読んでいる時は、完全に感情移入して
のめりこんでしまい、おちゃらけた妄想など
浮かぶ余地もありません。
神聖な気持ちで黙々と読みふけってしまいます。

そういう意味でも、映画と本とでは、印象も楽しみ方も
ずいぶん違うんだよね。 しかし、本当に面白い。
『 オペラ座の怪人 』 という作品に出会えてよかった。
幸せ気分満開のチーなのであります・:*:・( ̄∇ ̄人)・:*:


映画 『 オペラ座の怪人 』 の楽しみ方

2005年03月19日 | オペラ座の怪人

夕べ、ラッセル・クロウの映画やってましたね。
雰囲気がジェリーと似てますラッセルさん。
でも、ラッセルさんが仮面をかぶるとグラディエーターだし、
お人形をさわってもやっぱりグラディエーター (^◇^;)。
似ているようで全然ちがう。

ところで、
きのうは、何だかまじめなレビューを書いてしまい、
読み返してみると、このブログには似合わないじゃんと反省。
半分以上はどっかの紹介文を引用だし、つまらない記事だったと後悔。
なので今日は、映画 『 オペラ座の怪人 』 の邪道(?)で不純な
見方をちょっと書いてみようかと …。
映画も回数を重ねると、色々な部分に目がいく余裕が出てきて、
あれ?とか、ん?とか、どうなってんの?とか思う部分が多々
発生してまいります。 あら探しをして文句をつけるということ
ではなくて、そこから新たな想像を勝手にめぐらせるのが
とっても楽しいのです。

例えば …
クリスティーヌを初めて地下に連れ去ったとき、ファントムが
クリスの手を引きながら、何度も何度もクリスの方を振り向くんですよ。
一体何回振り向くのか数えてやろうか!って思うくらい (嫉妬)。
で、ファントムの心の中のつぶやきなんかを想像しちゃうわけです。
「オレ今、クリスと歩いてるんだー!夢じゃないよな、うわぁぁぁ~。」
とかって (^◇^;)。 ルルーの原作でも、スーザン・ケイの「ファントム」でも、
キスさえしたことがなくて、普通の結婚に憧れ、妻を大切にしたい
と純粋に願っている彼ですので、をそれを知って観ていると、
平静を装っているけど、内心もうドキドキ、ウキウキ、ワクワク
なんだろうなぁ~でへへへぇ と、変な想像をめぐらしてしまうわけです。
地下の住まいに着くまで長いんだもん。 このシーンのファントムがまた
えらい男前なのだ ・:*(*´ω`人)*:・ウットリ。

そして、連れてきた地下で気絶し眠っていたクリスが起きて、
自分の方に近づいてきたのに気づいた時の、ファントムの、あの
何とも言えずはにかんだうれしそうな顔が超かわいい ・:*(*´ω`人)*:・。
直後、クリスに仮面をはがされ、半狂乱に陥るギャップの激しさには
驚かされますが。 せっかく夢見心地なシアワセのひと時だったのにねぇ。
… って、嫉妬したり、同情したり、忙しい私です。

そういえばクリス、気絶してベッドに寝かされるまでは白いタイツ
はいてたのに、目が覚めたら生足じゃん。
… 何があったんだよ夜のうちに ( ̄ω ̄;) !!

クリスを地下に拉致ったとき、やろうと思えばあんなことやこんなことまで
余裕でできたろうに、何もしないし、その上、寝てるクリスを放っといて
作曲とかしてる紳士的なところとか、屋上でクリスとラウルがいちゃついてるとき、
ショックを受けながらも、物陰から飛び出して攻撃したりはしなかった
律儀(?)なところとか、ホントに大好きです。 もうファントム愛しくてたまりません!

…ファンブログより。 ( ̄ω ̄)(ーωー)( ̄ω ̄)(ーω-)ゥィゥィ♪。
そう、とにかく紳士なのです。 ファントムにとって紳士であることは
絶対的なこと。 でも中身は少年なのよね。 そこが魅力でもあるのです。
映像的にも美しい超純愛物語。

そして何度観ても興奮するのは、ファントム登場のシーンです。
この興奮の度合いをすばらしく表現している方がいらっしゃるので、
ぜひとも引用させていただきたいなと。
きゃっほーーーーー!!!! ぃやっほーーーーぅ!!!!
とかって心の中でいつも叫びながらこのシーンを観てる私は変態でしょうか。
いえ、まあ変態上等なんですけど。 ファントムだってホラあの通り
ストーカー気質なわけですし(笑)。 
いやもう、オペラ座の火が次々消えていって、
ゴォォォォってティンパニロールがクレッシェンドしていくのと同時に
テンションもゴォォォォォォォォォ!!!! って上がってって、
“Insolent boy!” ですよ!!!! うひゃーーーーー!!!!(何)

すっばらしい~! そのとーしです! やっぱファントムファンはみんな
ここで高揚しちゃうんですねぇ。

あぁ、ずいぶん長く語っちゃいましたねぇ。
観た人にしかわからない話ばかりですいませんねぇ。 
ほっほっほ( ̄◇ ̄)。 観てください!ぜし!

というわけで、本日はこの辺にしておきます。
夕食つくらなくっちゃ ( ̄ω ̄;) !!