夢の続き

癒し空間 ~ 裏ブログ

『 タイムライン 』

2005年03月02日 | Gerry

今日は 『 タイムライン 』 を鑑賞。 レンタルです。
もちろんGerry目当てですけど ( ̄▽ ̄)。

行方不明になった歴史科学教授を救い出すため、
時空間転送装置、“ 3Dファックスマシン ” で14世紀フランスに
転送され、英仏百年戦争に巻き込まれてしまうという話。
詳しくは こちら

内容が内容だけに多少無理な展開もありますが、
なかなか面白かったです。 最後までかぶりつきで観ちゃった。
14世紀に足を踏み入れたその瞬間から一切の躊躇もなく、
長弓を鮮やかに扱い、颯爽と馬に乗り、剣をくり出し、
この映画でも Gerry は男前でした。
最後は泣けたしなぁ。 … って、ワタシ泣いてばっかり ( ̄▽ ̄)。
中世の恰好もやたら似合ってて、主役じゃないけど、
どう見てもあんたが主役だよといわずにはいられない内容。
当時の映画評なんかにも 「 裏主役 」 とか書かれていたらしいです。
『 オペラ座の怪人 』 や 『 ドラキュリア 』 ではとてもセクシーな
Gerry でしたが、『 タイムライン 』 ではワイルドな役どころ。
これまでの印象とはまたちょっと違い、新たな魅力を見せてくれました。

印象深いシーンは、歴史学科助教授マレク (ジェラルド・バトラー) が、
発掘中の石棺を前にロマンを熱く語るシーン。
600年前のその石棺には、片耳のないフランス人騎士とその妻が、
この時代には珍しく、手をつないで納められている。
そして、自分がその時代にタイムトリップし、恋に落ち、
英仏百年戦争に巻き込まれ、すったもんだあるわけです。
最後、ラロック城での戦いで、耳を切られ負傷したマレクが、
「 It’s me! It’s me! 」 あれは俺だったんだー!と
耳を切られたにもかかわらず、笑顔を浮かべ、更に活き活きと
戦い始めてしまう姿にはゾクゾクしてしまいます。
ここまで観ると、あぁ、これで彼はもう現代へ帰らないのだなぁと
予想がつくわけですが、タイムリミットが近づいた時、
「 I’m home best. 」 と言い残して、現代へ戻るのに必要な
マーカーを仲間に投げ渡し、レディ・クレアと抱き合うシーンは
号泣してしまいます。 さらっと観ると、レディー・クレアと
恋に落ちたから中世に残ったようにみえてしまうけど、
もともと「中世マニア」のマレクですから、この時代を選んだことは
本能だったとも思えるし、正解だったのでしょう。
あの石棺のことを思い出すと、幸せな生涯を遂げたことがわかり、
あぁ、よかった!よかった!思えるしね。 実際、最後には、
石棺のフランス人騎士がマレクであると確認され、さらに号泣。
感情移入しすぎ?

ところで、教授を連れ戻すべく赴いたはずが、
終始1人で全く違う方向を見てるマレク (^_^; 
レディ・クレアへの一目惚れにもほどがあるわん。
話の展開上、どう見ても身勝手な行動をとっているのに、
主役を霞めるさせるほど目立ってるし。 
っていうか、やっぱりマレクが主役としか思えない。

『 タイムライン 』 には、原作があると聞き、さっそく図書館で借りてきました。
映画は話の展開が早すぎるので、原作でじっくり楽しもうと思います。

ついでに耳寄りなお知らせ。
とうの昔に撮影も終わってるスコットランド映画 『 Dear Frankie 』 が
8月に日本公開との事。 嬉しすぎ … (T-T) 感無量。
田舎でも上映するかどうかが心配だわ。
バトラー様は雇われお父さん役だそうです。
あ、誰も興味ないってか? 失礼しました~。