電子タバコ

ものは試し。と買ってみました。

タバコを吸う時のポイントは、いくつかあります。

１：火をつける。
２：灰をポンポンと落とす。
３：吸い殻をもみ消す。

直接的には喫煙そのものとは関係ないけど、これらの行為は意外と重要です。
火をつける段階から、喫煙モードに入ってきます。
吸っていくと、先の方から、燃え落ちて灰になるので、ポンポンと灰を落とします。
吸い続けてるとだんだんと短くなって、終わりが近づきます。
吸い終わると、吸い殻を灰皿にこすりつけて火をもみ消します。
こういう流れは喫煙のパターンですが、どれか１つを無くしてみても、物足りないと感じる重要な要素です。

で、電子タバコなんですが。これらの行為をことごとく廃止した仕様になってます。

当たり前ですね、電子なんですから、火をつける必要はないし、火がついてないので、燃え落ちる事もなければ、燃え尽きる事もないから、もみ消す事もない。
ただ、先っぽが光るのと、煙が出るので、雰囲気はいい感じ。でも、やっぱり物足りない。
そういう惜しいアイテムだと思います。

僕は、別に禁煙しようとか考えてるわけじゃないけど、ものは試しと電子タバコに挑戦してみました。
感想は、上にも書いたけど、雰囲気は出てるのになにかが足りない惜しいアイテムだと感じました。味に関しては、初めから期待してないというか、タバコとは似ても似つかない感じです。
いろんな風味のフィルターがあって、いくつか購入してみましたが、どれもこれも違いがよくわからないというか、似たような感じでいまいちです。全体的に、ほんのり甘い感じと言いますか、バニラとかアーモンド、あるいはコパトーンのような感じなので、愛煙家には辛いかもしれませんね。

これで禁煙するなんて到底無理な話かもしれません。
ビール好きな人が、『ノンアルコールって…』って言う気持ちが少し理解出来るような気がしました。