よその家の無線LAN

なにかとトラブルの多い、無線LAN関連の設定ですが、何度やっても上達したと思えないのはなぜでしょうね。

先日、弟の家に無線LANを導入しました。弟は、PCの知識はそんなにないので、いつも僕が設定したりするんですが、今回は、無線LANを導入するというので、最初から茶々を入れてみました。

無線LANは僕も数年前に設定に苦労した記憶があるので、弟にはかなりハードルの高いものだと思うからです。
まずは、アクセスポイントの選定からはじめます。
弟家は、最初、任天堂のWi-Fiネットワークアダプターの購入を検討していたみたいです。
確かに、Wiiをつなぐならベストマッチだと思います。価格も\5,800-とゲームソフトを１本買うのと同じくらいなので、大きな出費ではないと思います。
僕個人として、ちょっと気になったのは、LAN端子が１つしかない事です。
家にPCが１台なら、別にそれでもかまわないだろうけど、もしかしたらという事を考えると予備の端子は欲しい。そうなると、他社の製品を選ぶ方が懸命だと思います。

で、僕が選んだのは、コレガの製品でCG-WLBARGPXという一般家庭（マンションなどの平面家屋）向けのルーター。LAN端子は４つ。BUFALLOのAOSSも搭載しているので、弟でも設定出来る可能性が大きい。価格も、Amazon通販で\4,000-ちょっとと任天堂の物よりもかなりリーズナブルです。勧めてみると、これでいいとの事なので、購入決定。

弟の家のネット環境はYahooBBなのですが、モデムがルーター機能付きなら、弟でも接続できると思います。ルーター機能のない物なら僕の出番、という事になるんでしょうね。

結果発表。
すんなり接続出来たみたいです。
最近の無線LANアクセスポイントは楽になったものですね。LANケーブルを接続するだけで、自動で回線やらなんやらを判定して、勝手につながってくれる。おまけにゲーム機もAOSSとやらで、ほぼ自動的につながる。僕の出る幕はなかったかに見えた。
こっそり、iBookで無線LANをチェックしてみると、ノンセキュリティー。
なんで？WEPが入ってるはずなのに…？弟に問いただしてみると、『説明書に、初めはセキュリティーをかけずにつながる事を確認して下さいって書いてあったから』だそうです。
うん、たしかに、初めてネットを組む時ってやっぱり心配やから、一番簡単にそして確実につながると思われる方法でやってみるもんですよね。
でも。SSIDはせめて、変更しようよ。WEPも設定しようよ。
今のままでは、ご近所様にノンセキュリティーの無線LANを提供している事になりますからね。
このままだと、つながってるという事実に満足して、セキュリティーをかけずに使い続けそうですね。
というわけで、SSIDとWEPの設定だけ無理矢理やっちゃいました。
めでたしめでたし。


追伸：
弟家の無線LAN設定に際して、ご近所様の無線LANがものすごく多い事に気がつきました。
とにかく、多いので、どれが自分の無線LANなのか、分からなくなるほどです。しかもその1/3ぐらいは、ノンセキュリティーという状況。ただ乗り歓迎なのか？それとも何かの罠なのか？
SSIDにいたっては、ほぼ全部がルーターの初期設定のままというありさま。
律儀にSSIDを変更して、セキュリティーをかけてるのが馬鹿らしく思えるほどです。
これなら、わざわざ自分家でプロバイダー契約する必要ないかもしれないくらいの無法地帯。
無線LANやセキュリティーに対する認識の甘さなんでしょうかね。
とか言いながらも僕自身が、PCにセキュリティー系のソフトを入れるのは嫌いな人ではあるんですが…。
我が町内は平和なんでしょうかね。