陸を走る新幹線-Part3

今年３度目（３編成目。見物は４度目）になるN700系新幹線の陸送見物レポート。

前回の途中から運送会社が日立物流から日本通運に変わりました。理由はわかりませんが、いろいろ大人の事情があるんでしょうね。
さて、そんなわけで今回は最初から日本通運が担当するようですね。

いつも、陸送期間中は右折する交差点のところに『駐車禁止』の看板が出るんですが、今回から看板が変わりました。最初見た時には、一瞬見逃しそうになりました。
しかも日立物流ではなく、日本通運の名前で看板を出していたんです。
でも日本通運の看板はちょっと親切というか、ギャラリー集めみたいな印象を受けるような看板で、運送日時と時間まで記載された看板になりました。
なので、先頭車輌の運送予定が容易に推測できるようになりました。
当日にならないと、看板が出ないのは、日立物流と同じなので、1号車を見物するのはかなりピンポイントですが、16号車は日時の最終日なので比較的簡単に推測出来ますね。
看板によると、x月x日～x月x日、0:00～1:00と書いてありますので、誤解すれば、1日間違える事もありえるかもしれませんね。

そんなこんなで、陸送最終日、今年３度目になるN700系新幹線16号車の陸送見物に行きました。
今回は、弟親子（子：小学校４年生）をひきつれて見物ポイントへ。
ちなみにうちの子は、熱を出したので、お休み。

いつもの第１ポイントに0:00過ぎに到着。ダイゾーの入り口を偵察に行く。入り口付近にトレーラーは見えんけど、数人の鉄ちゃん達（と思われるギャラリー）が中を覗き込むように見ている。
第１ポイントに戻って、待っていると、例によって颯爽とやってくる緑色の回転灯。16号車だ。
余談ですが、このポイントから見てると、ダイゾー方面へは橋を１つ越える必要があって、その橋のところが少し高くなっているので、往年の西武警察のオープニングのパトカーのように、せり上がってくるシーンが見れます。

そしていつものように、台車をリモコン操作で左折。
でも、ちょっと、曲がりたりないのか、両方の道を塞ぐような形で停車してしまった。
後ろの作業員さんもそのままの状態で作業する。
コックピットの入り口ドアの窓ガラスに『Z22』という文字を確認。これがこの車輌の編成番号ってやつですね。コクピットの窓ガラスにも表示があるらしいけど、地べたからだと見えないです。
作業員さんが手際良く作業を終えて発進。

ここからは、新幹線と競争だ。前回は作業に手間取ってて余裕で第２ポイントまでいけたけど、今回は、まさに競争。
普通に走るトレーラーと自転車の競争って無謀ですね。
その様子


（自転車で走りながら動画撮影、ちょっと危ないですね。でも、なかなか面白い映像が撮れたと思います。次は勝つぞ～！）
ちょっと負け気味になりながらも、第２ポイントの信号でなんとか追いついて、見物。
第２ポイントのギャラリーもちょっと少なめ。それでも、20～30人はいたけど。

16号車を見送って、次の15号車を待っていたけど、なかなか来ない。まぁ、これもいつもの事だと思いつつー。16号車の走り去った方向を見てみると、向こうの方で停車している様子。
これは何かあったのか？と思い、移動してみると、なんとうちの家の前あたりで停車中。
近づいてみてみると、サイドに付けてたマーカーランプが落ちてる。作業員がひとつひとつ手作業で取り付けのやり直し。

（写真はこの現場。ちょっとわかりにくいけど、マーカーランプの配線が道路に。）
急いで、家にいる嫁さんに電話で連絡。ベランダから見てました。
僕も、家に帰ってベランダから覗いてみると、ちょうど出発していくところでした。
結局、ここで25分ほど停車して発進していきました。
こんなハプニングもあるんですね。


これまでに、３回見物しましたが、毎回微妙に違ったイベントが発生して楽しいですね。
結局、15号車は見ませんでした。

さて、次は、また8月頃に１回ぐらいありそうなので、今度は、子供と一緒に見に行きたいと思います。夏休み中なら、子供の自由研究のテーマにも使えそう？なんて考えてるんですが…。

PS：動画はPanasonic LUMIX FX-30で撮影したものを、YouTube変換したものです。