自転車

おじいちゃん、おばぁちゃんに自転車を買ってもらったのが３年ほど前。以来、コマありなら、それなりに乗れてたんですが、昨年、コマを取ってからは、なかなか乗りこなせないでいた。

コマがないと、姿勢を保つのにバランス感覚が問われる。このあたりが、小さい子供には難しいところ。何度もこけて、いくつもの擦り傷を作り、その度に泣いて…。
夏は暑いからと自転車の練習をさぼり、冬は寒いからと。

今年の春休みになって、ようやく、いとこと一緒に自転車の練習を本格的にやりはじめた。
やっぱり子供なので、コツをつかめば早いもので、すぐに乗れるようになった。

いままでやったら、どこかに行く時には歩いていったり、ママの後ろに乗っていったりしていたのに、『自転車で行かへんの？』なんて台詞が出るくらい。
先日も夜桜見物に行くのに自転車で行こうとしたぐらい。

彼的には自転車に乗れるようになったという自信が大きいんでしょうね。
こうやって、子供は１つ１つ、少しずついろいろな事を吸収して、習得して大きくなっていくんですね。
ゲームでも、始めはまともに遊ぶ事すら出来なかった子供が、僕と肩を並べるくらいのプレイをするようになったり…ある意味これはショック。

自分もかつてはそうだったに違いないんですが、そんな練習なんかした事はすっかり忘れて、当たり前になってしまっている事に自分の年を感じずにはおられないわけです。