Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

阪神 vs 読売 at 甲子園球場。

2006-08-30 13:18:15 | Weblog
今は、大分県別府市竹瓦温泉で湯上りの休憩中です。
外は土砂降りで出て行くのも勇気がいります。
ここの話は、いつ書くのでしょうね。

まだ8月27日。日曜日の話です。

ブリッジワールドが終わり、甲子園へ移動する。
携帯で路線チェックをしたら、JR舞子駅でJRに乗り、元町で乗り換えるルートがトップに来た。でも2番目に出た、値段は高い上にすこし到着も遅いが、JRの裏側にある山陽電車の舞子公園駅からの列車を選ぶ。こっちだと、乗り換え無しで阪神甲子園駅に行ける。

舞子公園駅ではガラガラで余裕で座れた列車は、三宮では大変な混雑に。そのほとんどが、甲子園で降りる。

甲子園駅を降りて、目の前の高速道路をくぐれば甲子園球場
でも、高速はくぐらず、先ずは右手に見えるダイエーへ。
ここの3階で、この日まで臨時出店していたハロープロジェクトオフィシャルショップ、通称・ハロショを覗く。

ハロショ、甲子園臨時店

ショップの前に開設されているトレーディングスペースに少しヲタの気配があるが、ショップとして使われている広いホール内は、他に客はない。奥が有料のプッチミュージアムになっていて、その中で流されているらしいVTRの音声は聞こえるが、客がいるのかどうかは謎。

つか、大阪にもハロショはあるのに、こんな場所に臨時出店するのはなぜなんだろう。時期を考えたら、高校野球を観に来る、地方の高校生狙いなのか。って、ヲタはともかく、高校生は生写真とか買いたいってニーズあるのかね。
ヲタの俺は、臨時出店店舗限定というが、何の変哲もない松浦亜弥の生写真セット2種を買う。

そして球場へ。
球場名物のカレーを買って、スタンドに向かう。

甲子園球場 甲子園球場名物、ビーフカレー

発売初日にチケットぴあで買ったチケットは一塁側指定席、イエローシート。ちょうど、ネット裏を覆う銀傘の一塁側の端の下みたいな場所。
位置的にはまあまあなのだが、椅子が全然ダメ。この列が段差の中途半端な場所に設営されたらしく、跳ね上げ式の椅子を下ろすと、前の席との間にスペースが全くないのだ。俺の脚は体型同様に細いほうだと思うが、それでもこの隙間に入れるのはムリ。幸いにも俺は通路側だったので、通路に脚を投げ出して観ていたが、隣の席のおにいちゃんは、椅子の端が丸みを帯びている関係で出来たスペースに、無理矢理脚を挟んでいる感じだった。

カードは、阪神 vs 読売
高校野球が終わって甲子園に戻ってきたタイガースの三連戦の三戦目。前2試合を落としていて、下手をすると同一カード三連敗。いわゆる三タコ。しかも、前夜は0-10と完敗。読売戦前の広島戦でも三タコを喫しており、チームを囲むムードは最悪である。

タイガースの先発投手は杉本。
立ち上がりは不安定。
初回、2死2塁から四球を連発して満塁。二岡をショートゴロに打ち取って切り抜ける。
2回は、先頭の矢野に死球を与え、制球の定まらない様子だったが、次の加藤を6-4-3の併殺に打ち取って以降は安心して見ていられるようになる。

読売の先発は姜建銘。姜の球は走っている様子。タイガースの打者がいい角度で打ち返しても、すべてがつまり気味で伸びない。

タイガースが1死1,3塁の好機を逸した直後の6回にゲームは動く。
1死から高橋由伸が一塁線を破る2塁打で出塁。続くイ・スンヨプ(李承)への投球でワンバウンドのボールを捕手・矢野が後逸して(記録はワイルドピッチ)高橋由伸は3塁に進塁。
イ・スンヨプはフルカウントからのボールをセンターに打ち上げる。それほど深いフライではなく、赤星の投じたホームへの返球もタイミング的には十分にアウトにできるものだったが、少し3塁側に逸れて高橋由伸は生還。犠飛が成立し1点を先制された。

タイガースはすぐに追いつく。
6回裏。先頭の赤星がヒットで出塁。続く関本がバントで送り、シーツが初球をセンター前に弾き返し、効率良く同点に追いつく。

7回表。2死まではあっさりとり、スタンドではジェット風船を膨らまし始める。しかし、姜建銘がヒット。スタンドからは「風船膨らましてからが長いぞ」とか「(風船の口を押さえる)手が痛いぞ」なんて野次が飛ぶ。続く代打・清水を打ち取って無事に同点のまま風船打ち上げ。

ジェット風船

7回裏、タイガースは2死2塁のチャンスを作り、姜建銘をマウンドから降ろす。続く代打・町田は見所なく凡退し得点はならず。

投手・杉山に出された代打。ここでタイガースのマウンドには藤川球児が上がる。
右肩の違和感を訴えていて、公式には「寝違え」の痛みを理由に登録抹消。8月9日以来、28日ぶりの登板となる。

最初の打者・鈴木の時は様子見だったのか。あまり球が走っている様子もなくボール先行。サードゴロに打ち取りはするが、絶好調にはまだまだかとも思わせる。

しかし。
続く高橋由伸への投球で球質が明らかに変わる。スピード表示に目をやると152kmとか151kmを連発。イ・スンヨプと二者連続三振で三者凡退。

8回表。読売の投手は林に代わっている。
先頭・赤星は打ち取られたものの、関本が右足首あたりに死球を受けて出塁。シーツがレフトに2塁打を放ち、1死2,3塁。投手は久保に交代。1点勝負なので金本は敬遠の四球で満塁。
続く濱中の放った打球はセンターへ。読売のセンター・鈴木は地面から掬い上げるようにボールをキャッチする。少し間があってセーフのジェスチャーをしたのは一塁の塁審。三塁走者、関本はホームに間に合ったが、スタートに迷った二塁走者、シーツは三塁でフォースアウト。濱中の記録はセンターゴロになってしまったが、逆転した。
状況は2死1,2塁になったが、続く鳥谷がセンター前に弾き返し3-1。2点をリードして、藤川を最終回のマウンドに送る。

二岡には出会い頭のようにライトスタンドに運ばれたが、あとはすべての打者を空振りの三振にしとめて試合終了。

試合終了

ヒーローインタビューでは感極まった様子も見せた藤川だったが、最後は記者が用意したものなのか、一緒にお立ち台に乗った先発の杉山と、タオル地の"青いハンカチ"で汗を拭いて笑いを誘う。

気持ちよく、六甲颪を歌って球場を後にする。


さて、体調のこと。
甲子園で試合開始前にカレーを食べたら胃の活動が止まってしまったようで、試合中はずっとムカムカしていた。
球場を出る時にトイレでえずいて、出るものは無いがやっとすっきり。
こんな状態ではものを食うのも不安だったが、状況的には食べないと体にも良くないだろうと、三宮に戻ったら「ひめ」に行く。
酒はもらわずウーロン茶を飲み、焼きそばだけ焼いてもらって食事にする。