前回書いた、大晦日夜の
COUNTDOWN JAPAN 07/08の話の続き。
忌野清志郎のLIVEが終了したのは年の明けた午前0時25分頃。
京葉線などは終夜運転をしているが、自宅の最寄駅のある田園都市線は終電を1時間遅らせる程度の運行で、帰れるかどうか定かではない。
メインのLIVEは終わったが、会場内では朝方まで数多くのイベントが用意されているので、そんなのを見ながら普通に始発電車が動き出す時間までいる事にする。
向かったのはCOSMO STAGE。
多くの人がそうしているように、端の柵際に座り込んでうつらうつらしていたら開演間際に係員に立つように促されたので、立ち上がってフロアの真ん中に移動して中央に仕切りとして立てられている柵の前で観る事に。
午前1時から、
WAHAHA本舗のLIVE。
3ガガヘッズという3人組みの全身タイツを使ったパフォーマンスに感心し、
元氣安のおいおい教の儀式には爆笑。
続く
猫ひろしは登場時の客受けは良く、人気を感じさせたが、パフォーマンスは全くどうしようもなく、場内も失笑がほとんどを占めた。
ラストの梅垣義明は貫禄のパフォーマンスで、セキュリティのバイトを巻き込んだ舞台は大爆笑だった。
午前2時台は、この日出演したバンドのフロントマンによるアコースティックライブ。
始めに
アナログフィッシュの佐々木健太郎、続いて
ART-SCHOOLの
木下理樹が、それぞれアコギ一本で数曲ずつ披露。
客と乾杯なんてしてコップで酒を呑みながらの佐々木健太郎はなかなか素敵だったが、既に酩酊状態らしい木下理樹はグダグダだった。そんなのも面白いのだけど。
そして、午前3時を過ぎて登場したのは、しょこたんこと
中川翔子。
紅白歌合戦を終えて幕張にやってきた。
松浦亜弥マニアなので、アイドルヲタで間違いない俺だが、松浦亜弥以外のアイドルは眼中になく、中川翔子に関してもほとんど知らない。金貸しのCMに出てるとか、Blogが人気だとか、まさに一般人レベル。紅白に出場という芸能ニュースが出たときに、初めて歌手もやっているんだという事を知った。
ただ、中川勝彦の娘だという事を最近知って、ちょっと心動いた。あまりよくは覚えていないが、中川勝彦の音楽活動には
MOONRIDERS(特に
白井良明だったか?)が深く関わっていて、その関係で聴く機会も多かった人なので、若くして亡くなった時にはちょっと動揺した。
LIVEはカラオケで歌うのかと思っていたが、ステージにはバンドセットが組まれて念入りにサウンドチェックが行われている。
予定より少し遅れてしょこたん登場。なんかヘアースタイルも凄いし、衣装(Tシャツ)もセンスがいいとは間違っても言えない。可愛いのかなぁ...。
バンドを従えての本格的なLIVEだが曲も幼稚だし(2曲目はアニメのテーマ曲のカヴァー?)、歌も上手いとは言えないし。でも、そんなのをくだらねぇと吐き捨てさせるのでなく、微笑ましく見せてしまうのはキャラクターのなせる業なのかも。
MCで使っている言葉も、俺にはほとんど判らないが、猫ひろしよりは間違いなく面白かった。
ステージ上で写真を撮って「これが終わったら、光の速さでアップします。」とか言っていたので、帰宅してから人気のBlog「
しょこたん☆ぶろぐ」を初めて観てみたのだが、書いている事もまったく意味わかんねぇ...。これが人気のBlogなのかぁ。
その時に撮っていた写真も3枚アップされています。
http://yaplog.jp/strawberry2/archive/19154
http://yaplog.jp/strawberry2/archive/19155
http://yaplog.jp/strawberry2/archive/19156
フロア中央には俺もいるのですが、写っていても乱立する腕の隙間で、この大きさの写真では判別不能。
しょこたんの後は吉本の芸人による漫才。
最初の
POISON GIRL BANDが終わったら、4時も過ぎて正月じゃなくても電車の動く頃。なのでいつでも帰れるようにと人混みのフロア中央からすぐに出られる後方へ。次に出てきたのが
トータルテンボスで、この漫才も観てようと思ったのだが、音響の関係でフロアの後ろではネタが聞き取りにくく、だからといって前方に戻るのも嫌だったので、COSMO STAGEを後にする。
こんな時間でもまだ屋台は営業しているので、博多ラーメンの店でラーメンを買い、ほとんどの人が突っ伏して寝ているテーブルの空いている場所で食べる。
2008年になって初めての食事なのだが、これが全くもって美味くなかった。
荷物を預けたクロークの手前にある、2番目に広いGALAXY STAGEでは
BEAT CRUSADERSのヒダカトオルが
オールナイトニッポンの公開生放送をやっているというので、少し覗こうと中に入る。
テーブルでマイクに向かっている姿を想像していたのだが、意外にもバンドセットが組まれていてBEAT CRUSADERSのメンバーがスタンバイしている状態で、その時にゲストとしていた
the brilliant greenのメンバーの人と話をしている。
しばらく様子を見ようかと落ち着く場所を探す。COSMO STAGEでは立つように促されていたが、GALAXY STAGEではほとんどの客が座ったり寝たりしているので、居場所探しに戸惑っていると演奏が始まり、立ち始めた客が多くいたので、そんな中で俺も立ち止まって見る。曲はBEAT CRUSADERSの新曲らしい。未明の空気にふさわしく、静かで優しい演奏が気持ちいい。
曲が終わりCM入りのジングルが流れたところで、会場を後にする。
まだ、そんなに多くの列車も走っていない時間だが、乗り継ぎも良く順調に地元へ。
溝口神社で初詣。
振る舞いの甘酒をいただいて、帰宅。
テレビを付けたら丁度、東京の日の出時間だという事で、ほとんどのテレビ局が初日の出の中継をしていた。