弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

リトアリア

2011年05月17日 | 旅行

リトアリアはバルト三国のうち一番南にあります。

今日は少しだけ写真をお見せしましょう。

東欧の国々と同じようにソ連の独裁政治の影響を大きく受けた国です。
ベルリンの壁崩壊の翌年、独立しましたが、
そのきっかけをつくったのは、
リストニアの首都ヴィリニュスからスタートして、ラトビア、エストニアまでの人間の鎖です。
鎖が切れないよう200万人以上の人々が参加して手をつなぎ、3カ国を結び、
600KM以上の人間の鎖をつくったのです。
そのスタート地点は大聖堂の前庭にあります。

リトアニアといえば、杉原千畝です。
ナチの迫害を逃れるためにビザの発給を求めて列を作るユダヤ人に1600ものビザを
発給し、6000人をこえるユダヤ人の命を助けたというのです。
カウナスには旧日本領事館に杉原記念館がありますが、
首都のヴィリニュスにも桜の植樹と記念碑があります。

素晴らしい教会がたくさんありますが、ここでは「夜明けの門」の聖母マリアのイコンを
ご紹介しましょう。

奇跡をおこすということで、信者さんで狭い部屋はいっぱいでした。
黄金に輝いていました。
バルト三国は、こういうイコンが多く、教会内はとても華やかでした。

バルト三国の首都は人口40~60万人ということですから、日本でいえば
地方都市です。

全体的にこじんまりとして落ち着いています。


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