今回は、高野おやじの会＆おかみの会さん主催の「たかの夏まつり」にげんき大学メンバーが参加させていただくといういつもと少し違った形で実施しました。
前半の「たかの夏まつり お話コーナー」では、美杉東小学校長の横山信先生のお話を聞きました。テーマは「子育て・親育て」です。
最近の子どもたちには反抗期がない。本来子どもは、自分の思いどおりにならないという体験をすることによって反抗期を迎えるが、最近では親が子どもに思いどおりにさせすぎることで反抗期がこない。そういう子どもが集団生活の中で自分の思いどおりにならないことに直面すると、どう対応していいか分からず、短絡的、感情的な行動に出てしまう恐れがあるのだそうです。
また、子育てでは、「決めつけない」「心の居場所」「認めるということ」「タイミングが大事」「比べないということ」が大切だそうです。
そして、子どもを育てるということは親も育つということ、親が育てたようにしか子どもは育たないのだそうです。
後半は、高野おやじの会＆おかみの会のキーパーソンである下村さんに取材形式でお話を伺いました。下村さんはものすごく前向きでパワーのある方で、「好きなことをしていたら、それが地域のためになっていた。」「今日家で何もしないよりも、行動することがずっと意味がある」という言葉が印象的でした。
たかの夏まつりの会場となったのは、一志の小渕病院の研修施設である「備伊巣（びいす）」なんですが、新潟県から移築した古民家でとても趣のある雰囲気のいい建物でした。
