茨木市議・山下けいきの今日も元気だ。のぼり5駅アピールラン。

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共通一次試験 ヤマト中心史観の出題が わが田舎にも 「征清記念碑」は残ったまま

2011-01-19 09:28:12 | 日々雑感
 郷里・万世にある「征清記念碑」

【今日のラン】18㎞
【今月の累計】142㎞
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 いただいたメールの中に大学試験の問題点「琉球王国は薩摩藩により武力征服された」が指摘されていました。もっともな指摘だと思います。

 これを見て思い出したのは茨木でも同様のことがあったことです。教育委員会の図書に茨木の歴史の記述があり、並行して日本の歴史が年代順に示されていました。その中にあったのが「豊臣秀吉の朝鮮征伐」の記述。教育委員会に「征伐とは正義が悪を討つ」との意味で、この記述はおかしいと指摘し、後日修正されました。

 しかしこのような記述は一杯残っています。鹿児島の郷里に帰った際に「征清記念碑」(日清戦争で清国を征伐したとの記念碑)が忠霊塔の横にあるのを知って愕然としたことがあります。できたらこのようなものは関係者と協議しながら、丁寧な手続きを経て修正すべきと考えています。

以下届いたメールより

 日本史Bの問題文にも、問題のある箇所があります。第4問の問3で、江戸時代の幕府の外交関係を問う問題です。その中で琉球王国との関係を「琉球王国は薩摩藩により武力征服されたが、一方では、中国と琉球王国との朝貢貿易は維持された。」と書いています。問題ではこれを正しい文章として選ばなければなりません。 

 「征服」の「征」は、「行って不正をうつ、上の者が下の者をうつ」(『角川漢和中辞典』より)という意味です。この時、琉球王国は「不正」をしたのでしょうか? 薩摩藩より「下」の王国だったのでしょうか? 

 現在、高校日本史の教科書でも、一部の頭の固い教科書を除いて、安易に「征」の字を歴史用語で使わなくなってきています。例えば、幕末の「長州征討」を「幕長戦争」と変えたことなどです。この場面では当然、「侵攻」等の言葉が使用されるべきです。

 多くの人がチェックはしているはずなのに、このようなヤマト中心史観が表れている用語の使用をチェックできない、センター試験の出題者たちの歴史認識の浅さを感じざるを得ません。この「傲慢」さが現在の沖縄基地問題に対するヤマトの多くの人々の無理解につながっていくと言ったら、言い過ぎでしょうか? ちなみに、朝鮮との関係では「秀吉による侵略の失敗ののち…」と記されています。

【今日のメモ】「お元気ですか」発送準備、夜に新社会党近畿ブロック会議があり、久しぶりの淀川天六ラン(茨木~摂津~淀川~大阪・天六の18㎞ランニング)。信号でストップもあった割には1時間33分01秒で結構早くつきました。
山下HP・「お元気ですか」   平和とくらし*山下けいきブログ本館

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【ここ一年間余の月間累計】

【2010年】
12月のラン累計 151㎞
11月のラン累計 238㎞
10月のラン累計 229㎞
 9月のラン累計 208㎞
 8月のラン累計 145㎞
 7月のラン累計  55㎞
 6月のラン累計  98㎞
 5月のラン累計  90㎞
 4月のラン累計 121㎞ 
 3月のラン累計 100㎞
 2月のラン累計 177㎞
 1月のラン累計 205㎞ 

【2009年】
12月のラン累計 314㎞
11月のラン累計 274㎞
10月のラン累計 176㎞

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