正月にふさわしい文章に出会いました。
「日本のジャスミン革命とは原発を止めること」山川健一(作家)
東電福島第一の原発事故は、日本を後戻りできない場所へ押しやったのだと思います。
それほど悲惨な原発事故の収束の糸口さえ見いだせない今、さらに原発を推進しようとしている人々が存在することに、唖然とさせられます。日本は壊れていきつつあるのかもしれません。
家族や大切な友人達や、若いお母さんや子供達を守ってあげることができない。そう考えると、無力です。
しかし希望はあります。それには「東電福島原発」という魔物を何とかできるなら、という条件がつきます。ただあれを押さえ込むことができたなら、「2050年までに段階的に日本の原発のすべてを止める」こと、そして「新しい血の通った日本の体制を作り直す」ことを実現するのです。
これは神が人間に与えてくれた、最後のチャンスなのかもしれません。
今回の事故で、いろいろなことがはっきりしました。誰が腹黒く薄っぺらな人間で、誰が思慮深く温かい人間なのか。どの企業にポリシーがあり、どの企業にはないのか。
ネットのコミュニケーションの力によって原発を止める。それが「日本のジャスミン革命」なのだと思います。これはもはや、イデオロギーの問題でも経済効率の問題でもありません。ぼくら全員の生命に関わる問題なのです。原発を止めよう──その1点に向けて、力を合わせていくべきだと思います。
脱原発のサイト「NewWorld」を運営される皆さん、そこに集う皆さん、6.11のデモに参加される皆さんに、敬意を表したいと思います。ぼくも、自分にできることはすべてやっていこうと思います。
長い道のりになるだろうと思います。
時には励まし合いながら、粘り強くやっていきましょう。
「日本のジャスミン革命とは原発を止めること」山川健一(作家)
東電福島第一の原発事故は、日本を後戻りできない場所へ押しやったのだと思います。
それほど悲惨な原発事故の収束の糸口さえ見いだせない今、さらに原発を推進しようとしている人々が存在することに、唖然とさせられます。日本は壊れていきつつあるのかもしれません。
家族や大切な友人達や、若いお母さんや子供達を守ってあげることができない。そう考えると、無力です。
しかし希望はあります。それには「東電福島原発」という魔物を何とかできるなら、という条件がつきます。ただあれを押さえ込むことができたなら、「2050年までに段階的に日本の原発のすべてを止める」こと、そして「新しい血の通った日本の体制を作り直す」ことを実現するのです。
これは神が人間に与えてくれた、最後のチャンスなのかもしれません。
今回の事故で、いろいろなことがはっきりしました。誰が腹黒く薄っぺらな人間で、誰が思慮深く温かい人間なのか。どの企業にポリシーがあり、どの企業にはないのか。
ネットのコミュニケーションの力によって原発を止める。それが「日本のジャスミン革命」なのだと思います。これはもはや、イデオロギーの問題でも経済効率の問題でもありません。ぼくら全員の生命に関わる問題なのです。原発を止めよう──その1点に向けて、力を合わせていくべきだと思います。
脱原発のサイト「NewWorld」を運営される皆さん、そこに集う皆さん、6.11のデモに参加される皆さんに、敬意を表したいと思います。ぼくも、自分にできることはすべてやっていこうと思います。
長い道のりになるだろうと思います。
時には励まし合いながら、粘り強くやっていきましょう。