今年の夏は、特に暑い夏でした。
本格的な夏が来る前は、
雨の多い日が続き、
蝉の声も聴きませんでしたが、
暑さが本格的になると
蝉の声が聴こえるようになりました。
ただ、今年は蝉の鳴き声が少なかったように
思います。
近くの百合の花に蝉の抜け殻が
取りついていました。

空蝉です。
『源氏物語』の第三帖に「空蝉」があります。
「空蝉」は、紀伊守の妻。細身で決して美人ではありません。
ですが源氏は「空蝉」に心惹かれて、紀伊守の留守に
忍んでいきますが、「空蝉」は衣を残して逃げ去ります。
光源氏は、
「うつせみの身をかえてける木(こ)のもとに
なほひとがらのなつかしきかな」
と歌を詠みます。
20数年前に、「源氏物語」を原文で有志と読みました。
この歌の部分を担当した方は、もうこの世にはいらっしゃいません。
在りし日を思い出して、源氏物語の「空蝉」を読み返して居ります。
本格的な夏が来る前は、
雨の多い日が続き、
蝉の声も聴きませんでしたが、
暑さが本格的になると
蝉の声が聴こえるようになりました。
ただ、今年は蝉の鳴き声が少なかったように
思います。
近くの百合の花に蝉の抜け殻が
取りついていました。

空蝉です。
『源氏物語』の第三帖に「空蝉」があります。
「空蝉」は、紀伊守の妻。細身で決して美人ではありません。
ですが源氏は「空蝉」に心惹かれて、紀伊守の留守に
忍んでいきますが、「空蝉」は衣を残して逃げ去ります。
光源氏は、
「うつせみの身をかえてける木(こ)のもとに
なほひとがらのなつかしきかな」
と歌を詠みます。
20数年前に、「源氏物語」を原文で有志と読みました。
この歌の部分を担当した方は、もうこの世にはいらっしゃいません。
在りし日を思い出して、源氏物語の「空蝉」を読み返して居ります。