ニク戦記

おにぎりより肉の方がタイトルの汎用性があるね。
オニ戦記だと桃太郎とか出てきそうだし。


■4F　食神のほこら　Lv12
打つべし！打つべし！打つべし！
レベルが高いおかげで敵が矢一発で沈むぜ！

…あ、これじゃ肉が出ないじゃないか！エリンギのバカ！！


■5F　食神のほこら　Lv12
ここからは鬼面武者が出てくるので死ぬ確率が一応出てくる、気をつけて進もう。

ヨードドドンドンハッ！
鬼面武者はレベルが上がって、はんにゃ武者になった！
ヨードドドンドンハッ！
はんにゃ武者はレベルが上がって、将軍になった！

これだから食神のほこらは！階段、階段はどこじゃ！


階段あった！将軍来た！ギャアアアア！


…そんなオチは許さん！
まず鬼面武者の肉を食べる→将軍に殴り殺される
→ぼうれい武者で復活！→将軍に乗り移る

勝ったッ！5F完！


■9F　食神のほこら　Lv15
色々あって9F。コドモ戦車の肉で鉄の矢を量産する。
こりゃうかつな事しなきゃ楽勝ペースだな。


■10F　食神のほこら　Lv15
装備を吹き飛ばすセルアーマーや、恐怖の1ターン潰しゲイズが登場。
出会い頭に能力使われるだけでキツイ。

と、ここで壺を拾う。
[6]の壺なんて縁起がいいじゃないか、保存の壺だといいな。
どれ何か入れてみるかね。

壺に危険な物は無いという錯覚が、エリンギを地獄へ引き摺りこむ！
そう、忘れていたのだ…'アノ’壺の存在を！

エリンギはだるま型の壺[6]を押した。
え、押し…？

クロスボウヤーから
16ポイントのダメージを受けた。
クロスボウヤーから
16ポイントのダメージを受けた。
ゲイズの目が光った！
エリンギは鬼面武者の肉を食べた。
セルアーマーから
18ポイントのダメージを受けた。
クロスボウヤーから
17ポイントのダメージを受けた。
クロスボウヤーから
16ポイントのダメージを受けた。
鬼面武者はちからつきた。
しかし、ぼうれい武者になって復活した。
クロスボウヤーから
18ポイントのダメージを受けた。
ゲイズから
13ポイントのダメージを受けた。
セルアーマーから
18ポイントのダメージを受けた。
クロスボウヤーから
17ポイントのダメージを受けた。


どどどどうすんねん！
まさか、まもののるつぼ[6]だったとは…すっかり存在を忘れていたぜ。
どう見てもエンディングだが…なにか、助かる方法がある、ハズだ！

1.各モンスターへ乗り移る
HPが回復するワケじゃないのでどれに乗り移っても即死。
2.エリンギに戻る
即死。
3.一歩移動する
即死。
4.どれか殴ってみる。
殉職。


………


………………


………………………！！



リセット。

エリー＝ンッギーと秘密の肉

■食神のほこら　1F
もう何回も挑戦してんだから、飛び級で10Fから始まるとか無いかな。
…よく考えたら10Fから始まったら即死だな、これ。


■食神のほこら　2F　Lv3～
あー強い盾でも落ちてないかなー。
もしくはここで突然は○れメタルとか出てくれば、
即効で強くなれるんだけどなー。ゲームの垣根を越えてさ。
そんな馬鹿な事言ってるとエニックスからの神罰が！召還スイッチだ！

部屋のど真ん中だったから囲まれずに逃げられたものの…下手な事言うもんじゃないな。
まぁスイッチのおかげでレベルが上がってよかっ………ん？
もしかして、これは突風（強制退場）までスイッチ踏んで稼げるんじゃないか…？
普段は空腹度の関係で、召還スイッチ稼ぎなんか考えた事も無かったが、これはいける！



召還→ザクザク→肉食べる→繰り返し　で30分経過



突風だ！
そろそろ次の階にいかんとダンジョンから追い出されてしまうな。
レベルも大分上がった事だし、ここらで切り上げよう。
…見渡すと肉片が散らばる地獄絵図になっていた。こえぇ。


■食神のほこら　3F　Lv12～
このレベルならクリアできる！ハズだ。むしろ出来なかったらキノコ失格。
3Fではボウヤーの肉から木の矢を量産し、店で高い防御力を誇る重装の盾を買った。
フフフ、流石に今回は貰ったな。


つづきたい。

御握大戦争

エリンギふっかーつ！
今日こそあのにっくきナオキを葬りさる時！

…そんなんだっけ？


■食神のほこら　1F
一歩進んで二歩下がるぐらいの勢いで行こう。
何事も慎重になりすぎて損は無いと言うからな、ソロソロ。

お、一部屋目から店発見！運気が向いてきたか？
玄関に青い花瓶を置いた効果があったようだな！
風水？何それ？

とりあえず何よりも盾だな、
食神のほこらにおいて、盾は世界を制すると言ってもいいぐらい重要なアイテムだ。
金は無いがいざとなったら盗…


ボワン！ボゴッ！！


き、貴様っ！腕輪になりすましてるなんて卑怯だぞッ！！
野郎許さ…あ、待って、やっぱタイム、ほらオレ丸腰だし、ね、
これ、この凄い包丁あげるからさ、ほーら生ハムもよく斬れる！
助けギャァァァ！！



副題・オニギリハザード

おにぎりは警視総監

■食神のほこら　4度目のデジャヴ
…こうなりゃ手段は問わない、パワーレベリングで行こう。

このダンジョンで出現するモンスターは全て肉にできる可能性があり、
途中の階でぼうれい武者（敵Lvアップ）が出てくるので
他のモンスターに肉を投げつける事により、自由に敵のレベルを上げる事ができる。
つまり、
経験値の高いモンスターを無理矢理作り出して倒すことができるのだ！（ババーン

だが半端な強さではもちろん返り討ちにあってしまう。
そこで格好の的になるのがマムル系。以下、某所のデータより
　　　　　　　　　　 HP　経験値　攻撃力　防御力
マムル　　　　　　　5　　　　　2　　　　2　　　　　1
あなぐらマムル　　5　　　　　3　　　　3　　　　　9
洞窟マムル　　　　5　　 1000 　　255　　　　78

あなぐらマムルの肉が手に入りやすく（1F～）、かつ洞窟マムルのHPが低い。
固定ダメージの金(金額の1/10ダメージ)を投げつければ楽々倒せるって寸法よ！
これでクリア間違いなし！ハーッハッハッハ！

さっそく、ぼうれい武者の出る階であなぐらマムルを召還。
レベルを上げて洞窟マムルにする…殴られたら全身複雑骨折で死亡確定である。
ここで壺に入れておいた金を投げつける！短い間だったがアディオース！




テロリ（ミス音）


ドゴォ！！バキバキボキドスドゴーン




エリンギは　こなごなに　くだけちった

当たるも八卦当たらぬはおにぎり

■食神のほこら　サードストーリー
エリンギは死なぬ！何度でも蘇るさ！

2Fに着くといきなり店を発見…なんと盾屋だ！
これがあれば90％クリアできるという見切りの盾や
致命的な特殊攻撃をほとんどはじき返すやまびこの盾が売っている、買わねば！

とりあえず持ってる肉を全部売ってみようか。
が、まったく足りず。
まさか包丁を売るワケにもいかんし、さてどうしたものか。


…エリンギはおもむろに店の盾を拾い始めた。

エリンギ選手、第一投を振りかぶって…投げました！
おおっと！店主はマムルになってしまったーっ！！
今だ、逃げろぉぉぉぉ！

泥棒をしたことにより盗賊番や番犬がマップに配置される。
当然のように触られたら即死だが、うまく次の階へ逃げ込めばこっちの勝ちだ！
もちろんまともに戦っては勝てないので、弱い魔物の肉を投げつける。
グヘヘ、順調順調。

よし、あとちょいで階段か。そしてまたしても立ちふさがる盗賊番。
ジャマだ！マムルの肉を食らえぃ！

テロリ（ミス音）

ズバシャ！



デンデデ

オニギリインポッシブル

よーし、やる気が出てきたぞー！
食神のほこらなんてとっととタッチ＆ゴーだ！


■食神のほこら　1F
いける！今日は強い盾や巻物がわんさか出る予感がする！
難しい階までバリバリ進むぞ！

ぐわははは！ナイフゲータなんぞエリンギの敵では無いわ！
覚悟おおおおおカチうわあああああ！！



デンデデン

おにぎりと肉の微妙な関係

タイトルにおにぎりってついてるけど、しばらくおにぎり出てきませんから！残念！


■これが本場のサバイバル　食神のほこら編
ナオキの後を追って、落雷跡のほこらへ入っていくエリンギ。突然崩れたりしないか？
食神の加護を受けたこの場所は不思議な現象で満ち溢れていた。

ダンジョンに入ると右手には包丁。その名もブフーの包丁だ。
これで斬られたものはたちまち肉と化す…というか
敵を倒すたびに丁寧にさばいてる姿を想像すると、1000回遊べるホラーRPGです。
敵を肉にするだけではなく、その肉を食べるとその敵に変身できるというおまけ付き！
まさに人外人類の至宝！ついでに肉ばっかりで高コレステロールだ！

を駆使しながら進んでいくダンジョンです。ハッキリ言って超苦手です。
それじゃハリキって行ってみよう！


■食神のほこら　Lv1～
攻撃面では、デフォルトでブフーの包丁（攻撃力5）があるので問題なし。
大事なのはやはり防御、盾の入手具合によって難易度が大幅に変わってくる所でもある。
幸い余計なアイテムが出にくい仕様なので（壺は数種類・武器は包丁しか出てこない）
ここぞとばかりにリアルラックを消費しよう！

3F
このダンジョンの嫌いな理由の一つ。内職が推奨の階。
まず手頃なボウヤーを斬って肉にし、それを食べてボウヤーに変身する
→部屋がいっぱいになるまで矢を乱射する→拾う→80本ぐらい溜まるまで繰り返し

この方法で矢を溜めておくと難易度がぐっと下がる。
変身した時に矢筒だけ奪って戻ればいいのに…

5F
第一危険ポイント。乗り移って仲間のレベルを上げるぼうれい武者が出てくる。
油断してると出会い頭に究極まで強くなった将軍にバッサリ…あれ。


デンデデンデデンデデン、デン。

おにぎりの壺

■究極vs至高　涙の壺作り…いくら海原でもそれは無いだろ　編
職人とは孤高の存在である。
ましてやこの世界の住人が愛用している壺作りとなればまた格別だ。
これは、一人の陶芸家の苦悩と挑戦の記録である。


戌の月、七日
新しい壺の発想が思い浮かばん、ムムムム。
と、そこへ見知らぬ旅人がワシの屋敷に土足で入り込んできおった！
ん？旅人の持っている壺…これはなんと珍しい…
なるほど…光沢といい手触りといい申し分無い、が…
ちっがぁぁーーーーーう！！！パリーン

ハッ！これは旅人の壺ではないか！イカンイカン。
しかし、おかげで良い新作が閃きそうだわい。
ワシの納得の行く新作が出来たら一番に渡そう、許せよ旅の者。


戌の月、十日
さっそく一作焼き上げてみた。その名も『アホくさい壺』
なるほど、アホくさい雰囲気が随所に漂っておる…
…だからなんなんだぁーーーー！！！パリーン

もっと違う角度から作らんとイカンな…


戌の月、十五日
わっはっは！今回は一味違うぞ！血と汗と涙の結晶『割れない壺』だ！
さて、渾身の作品の出来は…
…むむっ、
うむむむむむむむむむっ…
手触りも悪いし、光沢もない。
こりゃ、完全なる駄作ではないか！
ぬぉぉーーーーーー！！！ボヨーンボヨーンボヨーンボヨーン

い、怒りを、怒りをどこにぶつければーーーっ！
サルヤマ！いつものやつ！
パリーン


戌の月、二十日
この前は惜しいところまで行ったが、
今回の壺は完璧だ！その名も『うっぷんばらしの壺』！
どれ、焼きあがったのでさっそく見てみ…おおっ！
…これは…今まで見たこともない…なんという…
これだ！わしの求めていた壺は、まさにこれだー！

ちょうど旅の者もおるな…約束どおり渡し…むっ、この壺…
なんとも不思議な…見ていると、こう…つい、投げたくなるような…
いかーーーーーーーーーーーーーーん！！！ドゴォォーー-ン！

ひっ、こ、腰がっ…！


戌の月、三十日
今日はワシの人生の転機となる壺が完成した…それがこの『合成の壺』だ！
わっはっは、天才陶芸家ガイバラの最高傑作だ、文句のつけようがあるまい！
旅の者よ長らく待たせたな、受けとれいっ！



■サルヤマは山岡　編　～完～


合成の壺を受け取った数日後、ガイバラの所へ寄ってみると
なにやら一番弟子のサルヤマが慌てていた。

ガイバラが壺の元となる土を取りに、洞窟へ入ったまま帰ってこないと言う。
掛軸の裏が洞窟と繋がっているらしいが、どうしたものか…

おにぎりと海

■峠屋vsがけっぷち　炎の料理対決！　後編
（とりあえず全財産をナオキに払うエリンギ）

10000ギタンには全然足りない…
お金の稼ぎなおしかと思わせて、実はぬかりは無いんだなフッフッフ。

山頂の町の倉庫にあらかじめ置いておいた
「白紙の巻物」に「こまったとき」と書き入れて読む！
そうすると大量に金を取得できるって寸法…

4140ギタン…？
えーと、さっき5079ギタン払ったからあわせても9219ギタンなワケで…
た、足りない！？

売るものどころか装備すら無いので、死んで宿場に戻ることにする。

■8F　ネブリ山廃坑　Lv1
晴ーれたそらー　そーよぐモンスターハウスだ！
そう簡単にやられるエリンギではない！
今こそ特殊部隊に居たころのスニーキングミッションをドスッ！
な、なんだ、この矢は…どこから飛んでき……ちくしょおおおお！

GAMEOVER


気を取り直して、
再度がけっぷちに寄ってみると、なんと！行列の出来るうまい店になっていた！
血のにじむような凄い特訓をしたんだろうなぁ、落ちてくる岩を避けるとか。

更にしばらくして、
いつものように「峠屋」の前を通ってみるとどうも人の居る気配がしない。
ついに店じまいしたか…
家族が居たころの素朴な味を再現できなくて客も離れていったようだ。

ついでに「がけっぷち」にも寄ってみるとすでにナオキは居なかった。
店も軌道に乗り、もう自分は必要ないと思ったようだ。どんな料理教えたんだ。
感謝されつつエリンギも店を去る。また一つ世直しをしてしまったぜ…


峠屋vsがけっぷち　炎の料理対決！編　～完～



また更にしばらくして、
竹林の村に寄ったエリンギ。なにやら村の裏手が騒がしい。

どうやら食神「ブフー」のほこらがあった場所に雷が落ちたらしい。
それだけじゃなく、破壊されたほこらの跡には洞窟が…これは不気味だ。
しかも話を聞くとナオキが中に入っていったようだ。なんとチャレンジャーな。


よーし、知らない仲じゃないし一人じゃ危険だろう。…放っておこう！

冷静と情熱のおにぎり

次回予告とタイトルが違うじゃないかだって？
お客さん、これあぶり出しだよ。こっちが本物。


■峠屋vsがけっぷち　炎の料理対決！　中編
無事ナオキを山頂の町に送り届け、町の入り口で別れる事となった。
町の手前に店を構える「峠屋」を通り過ぎた所を見ると、
どうやら「がけっぷち」の方に雇われる事になるようだ。
ナオキの腕があればこれ以上死者店の心配をする事も無いだろう。

いつにも無く「峠屋」は繁盛していた。
新装開店という事もあり、口コミや新しいもの好きのお客さんでごった返している。
よく料理長一人で経営できてるな…

ついでに「がけっぷち」も覗いてみることにしようか。
お、あれはナオキじゃないか…？
なんかいやーな予感がするぞ。

放浪の料理人・ナオキは金を積めばどんな料理でも作ってみせるそうだ。
要はアレだ、無免許の凄腕医者とか超S級のスナイパーと同じ。
とにかく、金の無いヤツからの依頼は受けられない。現実は非情である。

うーん…このまま破談になるのはちょっとマズイ気もするな…
ナオキに手伝ってもらわないとあの殺人級の料理を出し続ける事になるわけで、
旅人死亡、町人死亡、山頂壊滅、大気汚染、温暖化、地球滅亡…

だぁーっ！金は俺が出す！ナオキ、手伝ってやってくれ！！
ハッ、口が勝手に！


こうして、エリンギの借金返済と料亭「がけっぷち」の逆襲が始まったのだった…