ベグラスとダグラスは双子の少年達である。
そのうちの一人、ベグラスがムルータにさらわれてしまったのだ。
ロエインの差し金か、はたまたメルザスの手に拠るものか…
なぜ子供を一人だけさらっていったのかは分からないが、助けに行くしかないだろう。
でもいったい何処へ?…何の為に?
-ダグラスの家- っていうか家主が誰なのか分からない。
ベグラスの居場所が分からずとも、確実に探し出せる方法がある、と
セクタスさんは言った。
多少…いや、かなり無理のありそうな方法だが、
ダグラスの夢からベグラスの夢へ入り、現実世界へ出れば…って、本気ですか?
双子だから出来るって言うより、
セクタスさんが思いついたからやってみる。
が正しいかもしれない。この兄さんは…
-双子の夢-
双子と言うことで、対称の仕掛けを解いていく。ここまで来られた人なら、
アクション性は低い仕掛けが多いのでなんなくこなせるだろう。
ベグラスの夢の奥には
魔物が居た…おかしい…
手際が良すぎる?
大して強くないので難無く蹴散らし、夢の外へ。
まさか本当に夢を通じて抜けられるとは…
-大樹の塔 牢屋-
無事ベグラスの
夢から外へ。
牢屋の中らしいが見張りが居ない…?やはり何かがおかしい。
とにかく、ベグラスを連れて村へ戻ろう。
-
イノアの村 大火-
こ、これは………!!
ハメられたっ…支配下にある数少ないムルータで、
村を襲わせるためにアランドラを引き離したんだ…!
こんな
酷い事が…メルザスめ…くそぉぉぉ!!
村長、
家燃えてるってば。
-村長の家-
村人も大分減ってしまった。住む家も無くしてしまった。
それでも
村人は負けなかった。
これまでの惨事の原因に皆も気づいていた。
自分達の崇拝している神が、信じていたものが全ての元凶であり、倒すべき悪魔なのだと。
勿論、神官ロエインは
反論した。
皆が信仰を止めてしまうとメルザスの力は弱まる。彼の信じる神はあくまでメルザスなのだ。
メルザスと命を賭けて戦うか、神として崇めるか。
明日、村人の総意を決定するという。
面と向かって言わないでください。怖いから。
-決断の日-
村人全員が集まる昼の会議。
もし決定が打倒メルザスになった場合、ロエインが何をしでかすか分からない。
その前に…決着をつける!
ロエイン…メルザスの手足となり、村に様々な悲劇をもたらした神官。
今、メルザスの力を得て、巨大な怪物へと変貌を遂げる!
す、すげー、かっこいいぞーっ!(本人談)
(作者急笑のため、しばし休筆。)
ロエインの美しい体(本人談)は滅茶苦茶強く、一撃12ダメージとかかなりヤバメ。
チャージ攻撃などで離れた場所から確実に叩け!
-村人の総意-
村人の総意は「メルザスを打ち倒すこと」。
夢には不思議な力がある。村人達は
夢を見ることによってアランドラを送り出すのだった。
って、えええぇぇっ!?
やばい宗教のようですが、実際効果があるので皆で眠りだしました。
蚊帳の外。
村人の思いと夢は、
聖剣エルナートを生み出した。
-旅立ち-
いざ、決戦へ!と思ったらメディアムが飛び出してきた。
ついて行きたいけど足手まといになるからとか、
メルザスは強いから危険だ、けど気をつけてねとか、
反応に困る事を言ってきます。
一応心配してくれているようなので、大丈夫だと言っておきました。心の中で。
メルザスの居城、湖の神殿を浮上させるには7つの紋章が必要らしい。
墓場の婆さんと海岸に住んでいる謎の老人ハヴァンは、
メルザスと神殿を監視する為に何百年も生きているとか。人外ですね。
最後の紋章を手に入れるため、
皆の夢を一身に受け、アランドラはゆっくりと歩き出した。