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がうがう。のしっぽ

更新していませんのでコメント欄は閉じさせていただきました
もはや古い山行記録なので参考程度に 転載禁止

後立山縦走4日目五竜山荘~アルプス平

2015-08-06 22:31:10 | 2015山行

3日目からの続き

7/23 6:25 五竜山荘出発 標高2490m

予報通りの雨。しかも時折強くなる。視界は悪くない。

まずは白岳まで登る。

ほどなく遠見尾根分岐。唐松岳方面は次回に。

白岳を下り始めるとまもなく

クサリ場が連続して現れる。雨なので慎重に下る。

まだ残雪があるが、アイゼンの必要なところはない。

遠見尾根より北の八方尾根や白馬へのアプローチはまだアイゼンが必要だった。

アイゼン持ってきたけど結局余分な重さで終わったね

多分最後のクサリ場。

休憩して山肌を振り返ると滝が見えた。

登山道はぬかるみ以上、池同等。

開けた場所に出た。西遠見あたりか。

8:04 大遠見

(五竜山荘~大遠見 CT1:20)を1:39。

9:06 小遠見山

(大遠見~小遠見山 CT1:30)を1:02。

小遠見山頂は巻いた。この先は小遠見山トレッキングコース ヘラヘラして歩けるかな?

実は二ノ背髪から展望リフトまでは200段の階段地獄だ。

階段で気を抜けないので標識しか撮影できず。標識のところは踊り場なんだな。

見返り坂から望めるのは地蔵ノ頭だけ。まだまだ階段、集中集中・・・

地蔵ノ頭のケルン付近まで来ると、この天気にもかかわらず傘を差した観光客の姿がちらほら。

もうすぐ展望リフト♪ゆっくり休める♪

9:56 展望リフト

(小遠見山~展望リフト CT1:00)を0:50。

しかし展望リフトの係員さんに悲しい事実を告げられた。

『もちろんリフトは乗れますが降り場からテレキャビン駅まで距離で300mほど登り返します。このまま下っても15分くらいです。』

はい。足で下ります。

雨でなければさぞや見事な花園だろうに。一目散にアルプス平へ。

10:06 アルプス平到着 標高1500m 行動時間3:41

(展望リフト~アルプス平 CT0:15)を0:10。

無事下山。

you、oimoのゴアテックス雨具は経年使用のせいか水を弾かず。水漏れするわけではないが透湿機能低下で内部もぐっしょり。

後日もう一手間メンテナンスを追加することに。

koimoのベルグテック雨具は使用2回目で、最後までしっかり水を弾いていた。

トイレ後、速乾タオルで雨具とザックの濡れを拭き取って、テレキャビンに乗車。

テレキャビン8分 大人950円こども480円 おしぼりサービスあり♪

エスカルプラザ正面玄関で10:24発の扇沢駅行バスに遭遇。残念ながら信濃大町駅には停車しないということで、タクシー乗車。

10:25 エスカルプラザ発→11:00頃 信濃大町駅前到着 7600円

意外に早く、思ったより安く、とにかく楽で。タクシーもいいぞ。

信濃大町駅で雨はほぼ止んでいた。サクサク撤収、温泉へgo!

GPSはぽつんとダッシュボードに鎮座していた。置いていってごめんよぉ。

11:25信濃大町駅→11:45-12:20上原の湯→12:40-12:50信濃大町で買い物→13:00-13:35おおぎやラーメン昼食

→14:30-15:10大王わさび園→安曇野IC→千葉北IC→20:00頃自宅着

いつも混雑していて素通りしていた大王わさび園、平日で空いていたので寄ってみた。広い快適な園内で清冽な水を満喫。人気の理由がわかった。

右耳を携帯アイスノンで冷却しながらビデオ鑑賞中のkoimo。

 3泊4日の山行で使用した衣類。防寒着・雨具は除く。

もう少し涼しい季節なら、もう少し減らせたか快適だったかもなぁ。

速乾通気軽量防臭なのが縦走では必須。

その他、使用したものしなかった物、次の縦走に生かしていこう。


後立山縦走3日目キレット小屋~五竜山荘

2015-08-06 22:21:56 | 2015山行

2日目からの続き

7/22 5:41 キレット小屋出発 標高2470m

眠そうな顔だけど大丈夫? まぶたの腫れは冷やしたおかげで目立たなくなったぞ。

手前のパーティは登山ガイド同行のようだ。先行する。

正面の山肌を巻いて進むと

五竜岳が見えた!今日も快晴!

ハシゴでぐぐっと下って

登って

ガレた急斜面をピークまで登って

youのキジうち後、

また下って

今度はkoimoのお花摘み。今日も富士山が見えている。

後ろのパーティの声が近づいちゃったね。

クサリで登って

クサリでトラバースして

クサリで下降。

ゆるゆるとスカイラインまで登り詰めると・・

うわあ!先行したペアがあんな下にいる!大下りだ!

下って、クサリで下って・・・逆ルートからは『三段登り』と呼ばれる急登の下降だ。

7:24-7:31 口ノ沢のコル 休憩 標高2416m

(キレット小屋~口ノ沢のコル CT1:00)を1:43。休憩多かったしな。

登った分以上に下ったな。今、キレット小屋より低いところにいる。

今日のルートは登り下りの連続なのだ。

では登り返そう。

まだそれほどキツい登りではない。

振り返れば鹿島槍の全貌が見える。

あの尖ったピークの先が北尾根ノ頭らしい。

8:08 北尾根ノ頭 標高2560m

(口ノ沢のコル~北尾根ノ頭 CT0:30)を0:37。

剱岳の北方稜線に虹がかかる。あの雨雲より先に小屋まで行きたいな。

五竜岳までいくつもピークを越えて行く。

8:12 G7

G7までは緩やか。

すぐにハシゴで赤抜けへ下る。

対向する登山者がストックを使っていたので出してみた。が、すぐ岩場。

登り下り登り下り・・・はるばる来たものだ。

とにかく目前の登りをやっつけろ。

わっせわっせ

G5直下クサリの急登。

9:33 G5付近

この辺がG5だったようだ。五竜岳の岩場に取り付く人が見えてきたぞ!

クサリで下って

登り返して。後でルートガイドを確認したらG5~G4間が核心部らしい。

9:47 G4

G5とあるのでここがG5?と思ったが、矢印方向がG5ということらしい。

赤いロープの下り、そしてクサリの下り。

鞍部から一旦登り返してまた下る。

クサリを下りきったところで休憩。

五竜岳の最後の登りの取り付きまで、もはやほぼ平坦だ。

五竜岳の登り手前の短い痩せ尾根の右手に残雪あり。

自然の寄せ植え。

季節の花。五竜岳、玄関のおもてなしのようだ。

見上げればクサリ。

振り返れば雲海。

岩の登りは好きだ。岩に触れるとパワーをもらえる気がする。

登り最後のクサリ場。

この先は足で登る。はぁはぁはぁ・・・手をつけないと辛いんだなぁ。

え?分岐標識?

おっ!あそこが五竜岳山頂分岐か。

11:12-11:43 五竜岳山頂分岐 休憩

(北尾根ノ頭~五竜岳山頂分岐 CT2:30)を2:53。

五竜岳山頂は分岐から西へ進む。 先に行っていい? いいけど気をつけて 付いて行かなきゃ危ないな

11:14 五竜岳 標高2814m

やったね。剱岳北方稜線の雨雲も弱まったみたいだ。

山頂分岐に戻って休憩。スケッチしていたらどんどん雲に覆われてきた。

天気が怪しいから今日は五竜山荘までにしよう。

昼ごはんはラーメンがいいなぁ あ~~~風呂に入りたい 明日は下山かな

汗臭さも3日が限度か。いや暑すぎたんだ。

五竜岳は南も北も岩稜だ。

登ってくる人が多いので尚更気が抜けない。

クサリもある。

岩稜が終わっても、岩くずの急な下りが五竜山荘まで続く。

あっ五竜山荘発見!もう少しの辛抱だ。

先に行っていい? 気を抜かずに行けよ。

12:35 五竜山荘到着 標高2490m 行動時間6:54

(五竜岳頂上分岐~五竜山荘 CT0:40)を0:52。

雨に降られる前に到着。

振り返ると五竜岳は雲の中。登っていった人達は大丈夫かな。

五竜山荘

予約はしていなかったがもちろん宿泊OK。一泊二食9500円小学生7000円。

飲料水は宿泊者無料。トイレは男女別でぽっとんだが洋式あり、使用済みの紙も捨てられる。トイレ内に更衣ブースあり。

部屋はカイコ棚上部の7畳半。カーテンあり。但し手すりがないので転落注意。

今日も汗だく、ボディシートで拭き上げて着替えて落ち着いた。その頃外は雨に。

明日の天気予報はこのまま下り坂で雨ということで、遠見尾根を下山決定。

混雑時はここに16人まで寝る!?相部屋を覚悟して右半分に陣取ったけれど、結局3人のみでゆっくりできた。

それでも、この日の宿泊者は平日にしては多かっただろう。結構賑やかだった。

英語の会話や、コロンビアのボゴタ出身だという女性のたどたどしい日本語も聞こえた。

kumaが一緒だったらコロンビアの話題で盛り上がったかもなぁ。

昼食はチャーハン&うどんを注文。その後、小宴会。ジンジャーエールなんてこじゃれたものもあるよ。

結局koimoが一番元気で疲れ知らず。部屋と食堂を何度も往復して漫画本を読んでいた。

でもうっかり右耳を日焼けして、真っ赤に腫れ上がり携帯アイスノン出動となったけど。

夕食は名物のカレー。やはり美味しくておかわりした。朝食も充実。

 19:00就寝 翌4:30起床

4日目に続く。


後立山縦走2日目種池山荘~キレット小屋

2015-08-06 22:19:14 | 2015山行

1日目からの続き

7/21 5:43 種池山荘出発 標高2450m

快晴。やや風が強い。

富士山が見えた!

こんなところに残雪が!しかも凍っているし!緊張して通過。

ん?種池山荘の向こうの山は・・・ 立山と剱だ!!!

おおおおお!立山連峰一望なんだ!

爺ヶ岳へは緩やかな登りだが、朝一番は少々辛い。

はぁふぅ・・・

6:29-6:36 爺ヶ岳南峰

到着!抜群の展望を楽しむ。

足の甲がなんか熱い感じ 昨夜サロンパス塗ったからかも? それならだんだん収まるよ

あれは槍穂じゃないか!

では中峰へ。

爺ヶ岳主峰の中峰はパス。先は長いしね。

7:42-7:49 冷乗越

(種池山荘~冷乗越 CT2:00)を2:00ジャスト。

冷池山荘って結構崖っぷちに建っているんだね。

冷乗越には登山道を刻んだ石版がある。

登山道整備隊(冷池山荘スタッフ?)5人くらいと入れ違いに行動開始。

冷池山荘までは一旦下って登り返す。これがキツい。やっぱり足が痛い

8:02-8:27 冷池山荘

(冷乗越~冷池山荘 CT0:10)を0:13。

トイレ休憩&koimoの足確認。

湿った靴下と靴紐締め過ぎで靴擦れ状態だったようだ。テーピング靴下交換。

昨日部屋干しの物は乾きが悪かったものね 靴も小さくなってきているのかもな

下から雲が湧いてきた。

気を取り直していざ出陣。

冷池山荘のテント場は10分ほど登ったところにあった。石が多い斜面だが絶景だ。

 池のそばで休憩。山椒魚?が沢山いた。

あちら立山、こちら後立山。

あのスカイラインの先には何がある。

おおお!鹿島槍ヶ岳が近いぞ!

9:57 布引山 標高2683m

(冷池山荘~布引山 CT1:20)を1:30。

布引山の頂は縦走路から少し外れて登る。youだけ登頂。

縦走路とよく似たスカイラインの牛首尾根。濃霧の時は迷い込まないよう注意が必要だ。

淡々とした登りは苦しい。

雲が早いか、登るのが早いか。

振り返れば稜線の信州側は雲に覆われている。

もう少し!

11:03-11:49 鹿島槍ヶ岳 標高2889m

(布引山~鹿島槍ヶ岳南峰 CT0:50)を1:06。

なんとか雲に勝ったぞ!

ようやく五竜岳も見えた!さてスケッチしよう。

今年最初のスケッチ。上手くはないけど楽しいからいいのさ。

たっぷり休憩して、いよいよキレットへ。確保用具装着OK!oimo先行で下る。

穏やかな南面とは打って変わって吊尾根は岩稜だ。ペンキマークを頼りに下る。

緩やかになったところで吊尾根分岐。

12:24-12:32 吊尾根分岐

(南峰~吊尾根分岐 CT0:25)を0:35。

鹿島槍北峰はすぐ近くに見えるが、またの機会に。

この先もひたすら岩稜の下りだ。

岩場の登りは好きだけど下りはそれほどでもないkoimo。

なかなかキレット小屋が見えないね。

岩峰を乗り越して下って、

どんどん下って

おっクサリだ!そろそろキレットか?

13:46 八峰キレット 標高2518m

突然現れたキレット。この橋は怖くない。

それより・・・この先のハシゴの登りで愕然とした。あっ、足が上がらない!?

クサリのトラバースが続き

再びハシゴ! もう必死で登ったさぁ。

少し下って

トラバース。この辺が登山口で説明された危険箇所か。

自己確保を取って慎重に進む。

キレット小屋が見えると一気に下る。最後の最後まで気を抜かずに。

14:08 キレット小屋到着 標高2470m 行動時間8:03

(吊尾根分岐~キレット小屋 CT2:00)を1:36!

キレット小屋

一泊二食9500円小学生7000円。要予約。

飲料水は宿泊者無料。トイレは男女一緒でぽっとん和式のみ、使用済み紙は捨てられる。

トイレに更衣ブースもあるが・・・落ち着かないよね。

部屋はカイコ棚下段の3畳に3人のみ

カーテンがなかったのでレジャーシートテーピングで目隠し。これで着替えもOK。

今日も汗だく、ボディシートで拭き上げて着替えして、ようやく寛いだ。

oimo左まぶたの腫れに携帯アイスノンの出番だ。

夕食は名物ハンバーグ!品数も多い!             朝食も彩りよし。塩サバ美味しい!

 18:30就寝 翌4:30起床

夜中に目覚めた時、驚くほど大きく沢山の星が瞬いていた。

3日目に続く。


後立山縦走1日目扇沢登山口~種池山荘

2015-08-06 22:17:53 | 2015山行

今回はyou、oimo、koimoの3人の山行である。

1月の赤岳鉱泉以来、なんと半年ぶりの山行。いきなり縦走、しかもキレット越えの後立山へgo!

 後立山map(カシミールで作成したルートデータ)

 断面図


7/20 4:00頃自宅発→中央道→長野道→安曇野IC→8:30頃信濃大町駅前着

海の日3連休最終日、しかも今年は柏原新道扇沢出合登山口付近の駐車スペースは工事のため使用不可で駐車場事情が悪い。

そこでリスクを避けてアルプス第一交通タクシー利用で登山口入り。車はタクシー会社の駐車場に無料でデポ。

『ゆっくり準備していいですよ』と運転手さん。

お言葉に甘えてしっかり準備、日焼け止めも塗って、トイレも借りて(登山口にはトイレなし)、いざ出発。

会社の中で唯一山歩きをする運転手さんらしい。『柏原新道?最後の15分くらいがキツいかな』

あっという間に到着。あれ?路肩に停めてあるのは工事車両?

『ここに停めちゃいけないんだけどな』

信濃大町駅前~扇沢出合登山口 約30分 6000円

準備運動して、防虫スプレーをして、バームを飲んで、GPSをセット・・・・あれ?GPSがない!?車に置いてきたかぁ。

よって登山記録はコンデジ撮影時間による。

登山口には登山相談所がある。この日は2人詰めていた。

登山届を提出。天気と体調が良ければ白馬まで縦走する予定。

さて出発しようとしたら・・

キレット通過の際の注意箇所の説明があった。難所後の草付きのところですね。了解です!

9:23 扇沢出合登山口出発 標高1350m

いよいよ半年ぶりの登山開始だぁ!登れるのか?ドキドキドキ・・・

昨日までは雨模様・・・今日ようやく晴れたそうな。

久々の登山、しかも暑いので、最初のうちは5分歩いて水飲みを3回繰り返して15分でザックおろし休憩5分。

基本は7分で水飲みを3回繰り返して20分でザックおろし休憩7分。

ハイドレーションに薄めのポカリスエットをyou2L、oimo1.5L、koimo1L。他に500mLペットポカリ2本。

八つ見ベンチ手前で休憩したので、

八つ見ベンチを素通りして、樹林越しに扇沢駅駐車場を望む。やはり満杯の様子だ。

(扇沢登山口~八つ見ベンチ 歩行時間45分) 休憩込みで50分ならまずまずか。

蒸し暑い。既にyouのズボンは濡れ色に。山は涼しいはずじゃなかったのか?

注意箇所手前には説明看板がある。黄色に具体的な文で非常にわかりやすい。

(八つ見ベンチ~ケルン 歩行時間30分) 休憩込み30分でいい感じ。

『ケルン』からは種池山荘が見えるらしいが、稜線は雲の中。

下り側にももちろん注意看板有り。柏原新道を整備している人たちの熱意が伝わる。

ガチっと左まぶたの上を噛まれた!ブヨか? えっまた?お岩さんで1泊で退却か?

白馬槍温泉用にブヨ対策ミントスプレーは持参していたが、まさかここでやられるとは。

(ケルン~駅見岬 歩行時間25分) ジャスト!

おっ!トンボ! トンボはブヨなど細かい虫を食べてくれるという。

深緑の中、淡々と登る。

『一枚岩』付近が柏原新道の中間地点。ようやく半分だぁ。

大休憩。食べるべし。

行動食はライトミールゼリー各自3、パン又はおにぎり各自2、塩飴。

ゼリーは少し重いけれど口当たりの良さで外せない。

『石畳』は歩きやすかった。

(駅見岬~水平道 歩行時間40分)を70分。大休憩あり、youの足がつるアクシデントあり。

薄めのポカリじゃ間に合わない。ペットボトルのポカリが効く~。

やはりOS-1も持参すれば良かったかな。

あれは針ノ木か。大分稜線に近づいたような・・・雲が気になる。

柏原新道が小尾根と交差する地点を岬(ざき)というらしい。

ほうゆう・・・for you?

(水平道~石ベンチ 歩行時間10分)を15分。せっかくの石ベンチ。さくっと休憩しよう。

『アザミ沢』の雪渓。広いステップが切ってあるけれど気は抜かないように。

『黄金岬』 紅葉がきれいらしい。

柏原新道で一番危険な『ガラ場』に入る。

ガレた斜面。上も下もよく注意して、さっさと通過。

(石ベンチ~ガラ場 歩行時間30分)を25分。

奥の沢の雪渓。危ないけれど、涼しいぃ~。ステップは狭く、すれ違いは少し緊張した。

『富士見坂』 今日は富士山、見えないね。

このあたりから斜度がきつくなってきた。運転手さんが話していた最後の15分か?

見えた!! 先に行っていい? いいよ。 ゆっくり行くよ。

斜面はお花畑だ。向こうは爺ヶ岳か。

13:42 種池山荘到着 標高2450m 標高差1100m 行動時間4:20

(ガラ場~種池山荘 歩行時間35分)を40分。半年ぶりにしてはいいペースで登りきったぞ。

種池山荘

一泊二食9500円小学生6700円。モンベルカード会員割引500円。

6人部屋に5人宿泊。棚側の布団を指定されてラッキー。寝具はブレスサーモ上下布団&毛布。

同室者到着前に、汗だくの衣類を脱いで、全身ボディシート(顔はフェイスシート)で拭いて総着替え。

だるい足には消炎鎮痛剤を、虫刺されには液体ムヒを塗ってメンテナンス終了。

けど蒸し暑いなぁ。左まぶたはまだ腫れていないみたいだ。

窓からは鹿島槍ヶ岳が正面に!明日はよろしくお願いします。

飲料水は宿泊者1L/人無料。トイレは男女別でぽっとん和式のみ、使用済みの紙はゴミ箱へ。

宿泊棟は増築したのか食堂棟とスキップフロアのような関係になっていて面白い。

夕食は17時。なんてバラエティに富んだおかずなんでしょう!

窓からの景色も最高!雲上のレストランだね。

夕方には雲も晴れてきた。明日が楽しみだ。

18:00頃就寝 翌4:30起床

 目を開けようとしたら左まぶたが重い・・・・もしや・・・

うわ!右と全然違う 大分腫れたね やっぱり・・・

朝食もこの品数。しっかり食べて今日も元気に歩こう。

まぶたが腫れていても視界良好、気力体力充分さ。

2日目に続く。


アイスクライミング納め

2015-03-24 17:26:10 | 2015山行

家族4人でアイスクライミング。

ところがこの週、一気に気温が上がって春本番。

いつもの年なら歓迎だけど、今年は違う。アイスクライミング危うしだ!

3/19、電話で確認。

このところ暖かい日が続いていますがアイスツリーはまだ登れるでしょうか。

『土曜日ですか?まだ大丈夫ですよ』

やった~~!!

3/21

4:55自宅発→中央道→kuma小屋→中央道→須玉IC→一般道→8:45岩根山荘着

前回は確か-6℃だったこの辺、今日は3℃。 ほんとに大丈夫か~。

前回の雪は跡形もなく。 ・・・アイスツリーは無事かしらん。

なんとか無事だった。

さあ今日も元気に登ろう!

今日初めてのkumaに模範演技?を見せるkoimo。おや?隣の方のアイゼンもBDかしらん?

さて氷の裏側は・・・・・あらら~随分痩せたね~

kuma、初アイスクライミング行きます!

アックスとアイゼンの先端に身を任せる感覚に戸惑いながらも、登っていくのはさすが。

各自2登して

ロープの支点を移動。

水しぶきならぬ氷しぶき!

ツリー下部に書かれている赤矢印より内側で登ってください・・・ということなのだ。

自分のロープワークってこんな感じなんだ~

アイゼンを蹴り込む!

氷は大分腐っているけれど、充分刺さる。

何度かビレイを繰り返して、かなり慣れてきた様子のkuma。

3人でビレイ出来るとゆとりが出来ていいね~。

非力なkoimoでさえも、氷のシャワーを浴びるほど、表面はシャーベット状。

アイスツリー全景。

下地が見えるほど痩せていた。この日登っていたのは我が家も含めて2組のみだった。

青空に向かって登る!

あらら・・・午前中のyouの勇姿はこの1枚だけだった。午後はもっと撮るからね。

早めに食堂で休憩。

今回はカップラーメンとおにぎりを持ち込み、お湯とお茶のみいただいた。

それでも快くこんな居心地のよい場所を提供してくれるのだ!

ありがたやぁ 家具は田渕義雄さんの作品。

さて午後はまたロープを移動して、新たな面を登る。せっかくなのでアックスを借りてみた。

カシンX-DREAM 本当はこれが欲しかったけど高いんだよなぁ~

お!koimoの腕力でもよく刺さるらしいぞ。

確かに軽くてよく刺さる。  いや・・刺さりすぎて抜けない・・・・

koimoが使うにはもしかして丁度いいかも。

午後は時折みぞれがちらついたが、大崩れすることもなく。

おや?

お昼寝かい!!さすが・・・

雫となる氷。

4度目の支点移動。

前回はこのルートを最初に登ったっけ。

kumaはX-DREAMよりBDバイパーが使いやすいようで。

koimoはXだね。

youもXで派手にシャワーを浴びる。

oimoは・・・Xは刺さるけど抜けないときにはストレスだ~

支点は変えず、ビレイと登る側を変えてみた。

氷が・・・といいながらも、大分大きな一歩を踏み出せるようになったkuma。

なんだかんだ言いつつほぼ毎回完登。

おっkoimo、片手保持からの打ち込みか!いやいや・・・・アックスが抜けただけ・・・

koimoは完登にこだわらない。あと少しというところでテンション!

アイスクライミングもいいけど、雪遊びが楽しいのよ。

kumaがビレイしてyouが登る。

見てみて~。目もつけたんだよ~。 わかったわかった。次は君の番だよ。

よくよく見るとボコボコだなぁ~~

えびぞりで上を狙う。

アックスを打ち込む。

ビレイに力が入る。

アックスは刺さったか?

蹴り込む!

ぐるぐるぐるぐる・・・各自10登して、シーズン最後のアイスツリーを堪能した。

16:00頃岩根山荘発→一般道→中央道→kuma小屋泊

あの山の向こう・・・

赤岳鉱泉アイスキャンディも登攀制限がかけられたほどの暖かい週末となった。

岩根山荘アイスツリーは翌日3/22に今シーズンの営業終了。

赤岳鉱泉アイスキャンディは3/29終了。

楽しい時間をありがとう。

次シーズン、またよろしくお願いします。