今回も3人の山行である。
丹沢は首都圏至近の山塊だ。百名山の一つだが特定の山頂はない。広大な山地に多様なコースがある。
それなのにがうがう隊の出動回数がこれまで3回だけというのは、ヒルが生息するため登山時期が限られていることにあるだろう。
今回は厚木市七沢温泉の宿泊クーポンに絡めての丹沢山行だ。
10月末ならヒルも大丈夫でしょ?
塔ノ岳map
断面図
10/25
5:00頃自宅発→東名道→秦野中井IC→戸川→7:25頃戸沢駐車場着
3年ぶりの丹沢。塔ノ岳へは過去2回youが登っているが、車でアクセスするのは初めてだ。
意外に近いんだな。今回は車でアクセスできる最奥の戸沢まで乗り入れるのだ。
きれいなトイレはここが最終らしいよ。
滝沢園の分岐を過ぎると、いよいよ戸川林道のはじまりはじまり~。
二度と走りたくないという評価もあったね。 凸凹凸凹・・・う~ん、まあ走れるね。
うわ!!びっくりした~!
この時間に遭遇するのは初めてだ。さすが丹沢というべきか。この後100mほど道を先導して?谷に消えていった。
この新芽山荘の駐車場からも周回出来るが、更に先に進む。
作治小屋を過ぎるとすぐ、河原のキャンプ場と駐車場が見える。そこが終着点。
到着時点でこれくらいの駐車率。既に外周は埋まり、中央の列に駐車。WCは駐車場すぐ上の戸沢山荘にある。ペーパーあり。
7:45 戸沢駐車場出発
さて登山ポストはどこにあるかな?駐在所かな?
あるよ。 登山届投入。夏季駐在所にもWCがあるが無人の時に使えるかは不明。
政次郎尾根入口から出発。
すぐに戸沢の渡渉となる。
沢を渡ってから『政次郎林道』道標の辺りまでが少々雑然としている。
山腹を巻くような道が始まれば明瞭な道となる。
直登ですか?
いや、まさかね~。 急登ながら登りやすい。
ポツリ紅葉。
明るい登山道。木の階段道もたまにある。
これは階段というより土留・・・ですな。
あらら、まだアザミが咲き残っている。
大分開けてきた。
道が緩やかになったら表尾根に合流。
9:17 政次郎ノ頭
政次郎ノ頭に登り上がった時、丁度表尾根を歩いてきた登山者と出くわした。
『おや?ここはどこに通じているのですか?』 戸沢です。 政次郎尾根は意外にマイナーなルートらしい。
表尾根に登ると展望が開ける。
見下ろせば、驚くほど近くに海を望む。
2008年版山地図には休業中とあった書策小屋は跡形もなく、ベンチのある小広いピークとなっていた。
登るほどに展望が開ける。
oimo、koimoは2011.1大山が初丹沢だった。
9:43 新大日
やってないですね・・・傾いていませんか・・・・
あああ、この感じ。写真で見たことあるような。
初めてきたのに見覚えがある風景だ。
9:55-10:03 木ノ又小屋
中休憩。こちらの小屋は営業中。
尾根道は既に晩秋の雰囲気。途中、登山道整備の資材を担いでいる歩荷さんとすれ違った。
どうやらヘリでここに荷揚げして、工事場所へと運んでいるようだ。繁忙期が去り降雪前のこの時期ならではの作業か。
沢筋は崩壊しているところもあるんだな、と思ったら・・・
突然北斜面に迂回。
尾根道まで崩壊していたんだ!
この木のトンネルを抜けると、尊仏山荘を乗せた小山のような急登が立ちはだかる。
ポツリ紅葉。
わっせわっせ・・・ koimo飛ばしすぎるなよ。下りがあるんだから。
出た~~!・・・・あれ?写真で見たイメージよりこじんまりとしているような・・・
10:26-10:32 塔ノ岳 標高1491m
まずは登頂おめでとう。
シチズン製の日時計はやっぱり正確だね? あっ!有名人だ! え?どこ? 真冬でも短パンの歩荷さんなり。
山頂は風が強くて寒かったので、長居は無理と判断。スケッチ場所を探しながら、今度は大倉尾根を下る。
大倉尾根は登山者が多い!しかも急な木の階段道の脇は植生保護ロープが張られていて、休憩場所はしばらくない。
10:44-11:21 紅葉スケッチ
ここいいんじゃない?
いいね~。座る場所があるかな。
登山道脇にスペースを見つけ、スケッチ開始。
あっ!富士山だ!!
スケッチした場所からはギリギリこんな富士山も望むことが出来た。雲が多いのが残念。
スケッチでじっとしていたら手が凍えてしまった。ほどほどにして下山続行。
11:26 金冷し
右手へ進むと鍋割山荘へ。 鍋焼きうどんが有名で美味しいんだよ。 食べたい~! 次回だね。
こちらの紅葉もいいね~。
ほら、振り返ってみて。
おおお!!これも見たことある絵だ!
11:39-11:58 花立山荘 昼食休憩
下るほどに風も弱まり、少し暑さも感じるくらいになった。半袖の登山者もここではいた。
秋深し。今回から暖かいスープ持参の昼食となった。
花立山荘から下は更に急な下りとなる。ガレ場もあるので慎重に下る。
しかし、ものすごい勢いで駆け下っていった親子もいた。丹沢ではトレランも多いから、そのスタイルなのかな?
でも、燕山荘主人の話を聞いた後では、そんな下り方はありえない・・・って思っちゃうんだよね。
急な下りが一段落して平らな木道が続くと茅場平。
分岐はまだかな・・ そろそろだと思うよ 噂をしたらあったよ
12:17 天神尾根分岐
しっかりした分岐。『戸沢まで45分』とある。
ようやく登山者とのすれ違いから解放される~!混雑した急な下りは気疲れも多い。
と・・・・・静かなことは静かなんだけど・・・・
滅茶苦茶急な下りじゃないか!!分岐標識の明確さの割には荒れている。
うわっ! おわっ!!危なかった~
丸太階段に足を置いたら、oimoもyouも滑ってあやうく事故になりそうに。
土から浮いて留め金具は外れているのは論外、しっかり固定されていても表面が滑る。
こんな道でも、慣れている人は速い。1組だけ後方からあっという間に近づいてきて、さっさと抜いていった。
尊仏山荘に荷揚げするルートらしく、あの有名な歩荷さんが下から登ってくるのとすれ違った。
もう河原も見えるけど・・・一休み。
下りでは無理せず慎重ながうがう隊なり。
天神尾根入口の近くには書策新道や沢コースの入口もある。
水無川を橋で渡り、道路の上を流れる戸沢を渡渉すると、政次郎尾根入口。
13:28 戸沢駐車場到着
あらら、天神尾根~戸沢間コースタイム0:45のところ1:10も!!
怪我したら元も子もないからね。安全第一。
中央列には更に5台並んでいた。これくらいで限界だろう。帰路は所々に路肩駐車があった。
13:40 戸沢駐車場出発
この名水のために訪れているらしい車も見受けた。
山岳スポーツセンターでちょっと遊んでコンビニで買い物して
15:30頃七沢温泉、旅館福松に到着チェックイン。
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正直・・・う~ん・・・な外観。
露天風呂は新しい。付属アメニティがシャンプーと石鹸だけというのは貧弱だが、お湯はいい感じだった。
部屋も設備も古いが清掃は行き届いていて必要充分。夕食持ち込みOKで気兼ねなくていい。
と思ったが、洗面台の異音で眠れない。
隣の部屋との壁が薄いからか、配管の関係か、隣で使う洗面台の排水音がボコボコトントントン、と響く。しかもなんだか言い争っているような声まで筒抜けで、気になって仕方ない。
いや・・寝付きの良いkoimoや酔っ払っていたyouは気にならなかったらしいが、中途半端な飲みだったoimoはしばらく眠れなかった。
朝食は見栄えよく美味しかったけど、oimoとしては次はない。残念。
8:30頃チェックアウト、あいかわ公園へ。
あれ・・タイヤがおかしいぞ。
いつものようにアスレチックとトランポリンで遊んで・・・帰りに珍しいものを買った。
蓮いも。koimoが持つとトトロ気分!?
あいかわ公園を出て、途中のGSでタイヤ点検。やはりパンクしていた!!!幸い応急処置で無事帰宅できた。
支出