がうがう。のしっぽ

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もはや古い山行記録なので参考程度に 転載禁止

八ヶ岳山行その3~なでしこジャパン優勝と帰り道~

2011-08-01 15:07:54 | 2011山行

その2の続き

 

7/18

 7/18断面図(クリックで拡大)

食事が終わり、トイレに洗顔に水汲みに・・・と各自出発準備中の6:45頃、

『おお~~!!』『勝った勝った~!』

とオーレン小屋から歓声が聞こえてきた。

そう今朝はなでしこジャパンの決勝戦だった。ワンセグが入らず、生観戦は出来なかったけど、

歴史的快挙おめでとう!いい朝になった。

7:06 オーレン小屋出発

7:32 出合休憩

7:58~8:08 夏沢鉱泉

8:37 桜平駐車場到着

8:47 桜平駐車場出発

9:12唐沢鉱泉・桜平分岐到着

低速で細心の注意を払ったyouの運転で通り抜けた悪路の林道。

一般道に出た途端、舗装道のスムーズさに車が急加速したようにさえ感じた。

諏訪南ICに入る直前、八ヶ岳を見返すと山頂は厚い雲の中。

本当に天気に恵まれた山行となって良かった。

中央道は小仏トンネル前で若干の渋滞にあったものの、他はスムーズ。13時頃自宅着。

帰りのラジオ放送は『祝!なでしこジャパン優勝』一色だった。


八ヶ岳山行その2~硫黄岳・横岳~

2011-08-01 15:07:32 | 2011山行

その1の続き

 

7/17

 7/17断面図(クリックで拡大)

 

3時頃からは行動開始する人があらわれた。

『ガサガサ・・ガサガサ・・』小動物のゴミ荒らし?と心配になり、youに様子を見てもらったら撤収音だった。

4時頃には周囲がざわめき始めた。夏山の朝は本当に早い。

我々はのんびり5時半起床。

7:26 オーレン小屋出発

7:58~8:06 夏沢峠

9:26~9:39 硫黄岳山頂

10:00 硫黄岳山荘到着

10:30 H氏、kuma、oimo 横岳へ向け、硫黄岳山荘出発

昨日はヘロヘロだったけど今日は余裕あり。oimo行きます!

以下、青字は横岳隊の記録

横岳隊は横岳の肩、台座ノ頭と呼ばれるピークの巻き道の途中から横岳の主峰を望む。

このピークが台座ノ頭。登山道はピークを巻いているので、この頃横岳隊は山の向こうにいた。

台座ノ頭と奥ノ院の鞍部あたり。

あのピークが横岳の主峰、奥ノ院。

奥ノ院の直下は鎖場の連続となる。鎖に導かれて東側にやや下り、

カニの横ばいと言われているところを進む。鎖がしっかりあり、足場もしっかりしているので、問題なし。

カニの横ばいの先の岩を乗り越え、西側に出て、硫黄岳方面を見返す。

高度感はあるが足場もよく鎖もしっかりしている。

この先の鎖場の登り→梯子or網目鉄板敷きの巻き道で、登りと下りが集中して渋滞。

我々のすぐ後からきたパーティのおじさんが仕切って、5人ずつ交互に通過ということにして、通り抜けた。

鎖・梯子(実は積雪期用らしい)・鉄板ともしっかりしていて問題なく通過。

とりあえずの目標、横岳山頂に到着。さあ、どうしますH氏?時間は?

今日中に帰宅できればいいから、もう少し行こう!

はい!

11:38~11:46 三叉峰

来た~~!三叉峰分岐。今回の山行ではここまで進んだら引き返すことに決めてある。

分岐標識から少し登ると三叉峰のピークだ。

三叉峰より赤岳方向を望む。赤岳はもうひと登りした先にある。

オーレン小屋に戻らなくていいなら行ける!でも行ってしまったら戻るのが嫌になるだろう。

『ひとつ越えるとすぐ先に魅力的なピーク、という連続、この稜線は上手く出来ているよな』とH氏。

30年ほど前に赤岳に登ったものの、地蔵尾根から赤岳鉱泉へと下山して幕営、翌日夏沢峠で山荘の主に『なんてもったいないことを!』と叱咤され硫黄岳までのピストンはしたが、縦走はしていないというH氏。リベンジ半分達成。

三叉峰にて横岳山頂、硫黄岳方面をバックに撮影。

今日の天気は縦走には最高。適度に雲が沸いてきて直射日光を遮ってくれる割には、展望も充分にいい。

さあ戻ろう。

すぐ先にシロコマクサがありますよ、とすれ違った登山者が教えてくれた。ピンクの群落に白一株。

いよいよ硫黄岳山荘への最後の下り。youとkoimoが見ているかもしれないな。

名残惜しそうに横岳を見返すkumaとH氏。

12:28 H氏、kuma、oimo 硫黄岳山荘到着

12:30 you、koimo 硫黄岳山荘出発

13:04 H氏、kuma、oimoの後発隊 硫黄岳山荘出発

13:28 硫黄岳山頂

 

その頃後発隊はその硫黄岳山頂にて名残の撮影中。

硫黄岳から赤岩の頭方向への下山口にも立派なケルンと道標がある。

ケルンの先はいきなり岩下りとなる。koimoは難儀したことだろう。

岩稜帯を終えたところの小広い平地でも名残の撮影。

13:44 赤岩の頭分岐

更に下り、赤岩の頭の白い砂地の分岐でポーズ。ここで八ヶ岳核心部稜線の展望ともお別れ。

分岐をオーレン小屋方面に下る。

これが意外な悪路。youとkoimoに合流する直前、石に足を取られ、あやうく捻挫しそうになった。

最近、オオバギボウシ(ウルイ)と間違えて食べて食中毒を起こすというバイケイソウ。

葉のつき方、葉脈の流れが違う。

ちなみにyou着用の半袖シャツは『MXP浅Vネックアンダー

まる2日着用にもかかわらず、全く汗臭くない!これからは山行の必需品になりそうだ。

14:47 you、koimo、oimo オーレン小屋到着

既にH氏の姿はなく、kumaに聞くと20分ほど前に発ったという。さすがの早さだ。

最初の山のポーズはGWの八ヶ岳山行か?

その3に続く


八ヶ岳山行その1~前夜泊、荷揚げと根石岳~

2011-08-01 15:06:55 | 2011山行

今回はがうがうファミリーとH氏による山行である。

八ヶ岳は南北約25kmにも及ぶ山塊である。中心部にあたる夏沢峠を境に北を北八ヶ岳、南を南八ヶ岳と称している。今回はその夏沢峠直下のオーレン小屋を基点に北の根石岳、南の硫黄岳、横岳を巡る山行とした。

毎年梅雨明けすぐの海の日連休は晴天に恵まれることが多く、今年も期待通りだった。

 八ヶ岳map(クリックで拡大)

 

7/15

19:00頃自宅発→東関道→首都高→中央道→諏訪南IC→一般道→24:10頃桜平駐車場

オーレン小屋へは桜平の無料駐車場からのアクセスが近くて便利である。

渋滞予測によると、16日は早朝から渋滞発生ということで、前夜出発車中泊とした。

が!首都高芝浦付近で帰宅渋滞にはまり、中央道に入るまで1時間ほど低速運転を余儀なくされた。

まあ、このくらいなら問題なし。その後は順調だった。

都内は今夜も熱帯夜か?只今32℃の表示。

初狩PAで休憩。

H氏に連絡をとると、我々と同じ時間に出発したが更に長く渋滞にはまり、まだ2つ手前の藤野PAだという。

合流すべく、しばし休息。今夜は満月だ。

H氏と合流後は順調に中央道を進み諏訪南ICで降り、ナビに従い桜平分岐を目指す。

暗くて少々不安になりかけた頃、無事唐沢鉱泉・桜平分岐到着。ここからは一本道だ。

これがまあ、すごい道だった。

すれ違いはどこで?と思うほど狭く、ほぼ未舗装の山道。

シーズン中には数十台で賑わうメジャーな登山口駐車場への道がこんなだなんて!

暗いし見通しが悪くて、思いがけない衝撃に体は跳ねるが、絶対対向車は来ないだろうというのが何より。

悪路と格闘約30分、ナビに登録した目的地の旗マークに限りなく近づいた頃、

ふいに路肩のスペースや林に突っ込んで駐車する車が続々現れ、桜平登山口に到着。

その少し上のスペースに駐車。

この駐車スペースの直前のくぼみが最難関で、H氏の軽は最後の最後、ここでスタック。石をおいて脱出した。

今夜の宴会はなし。寝床をセットして24:30頃就寝。

一眠りした3時頃だろうか・・・車の音と光で目が覚めた。どうやら、例の場所でスタックしかけているらしい。

その後も断続的に車がきて、ガー!ガリガリガリ・・となかなか賑やかだった。

 

7/16

 7/16断面図(クリックで拡大)

 

5時過ぎに起床。

この頃になると上にはもう駐車スペースがないのか、引き返してくる車が出てきた。昨夜着で良かった。

5:43 kuma 桜平出発

6:26 桜平出発

ちなみにkoimoの帽子は『ほっと安心帽』。

布製ながら頭部に入ったメッシュで衝撃を吸収しムレも軽減。防災用にもなると思い購入。

6:50頃 kuma オーレン小屋到着

7:07~7:17 夏沢鉱泉

7:47~7:53 沢出合休憩

8:19 you、H氏 オーレン小屋到着

10:23 オーレン小屋出発

中途半端な山のポーズ?のkoimo

11:29~11:39 箕冠山

11:57~12:09 根石岳

ここから箕冠山までの登りはほんの30m、時間にして5分ほどだったが、一番つらかったoimo。

登り終えたとき立ちくらみさえした。荷揚げの肩のダメージがここで来た感じだ。

12:26~12:30 箕冠山

H氏も荷揚げのダメージでこの辺りはかなりつらかったらしい。

この辺りで足がつりそうになったoimo。休憩して水分補給し、まもなく追いついて合流。

13:15 オーレン小屋到着

この後バタンキューでoimoは昼寝に突入。数分後kumaも昼寝に入る。H氏も自分のテントで昼寝。

 

 その2に続く