その1の続き
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7/17断面図(クリックで拡大)
3時頃からは行動開始する人があらわれた。
『ガサガサ・・ガサガサ・・』小動物のゴミ荒らし?と心配になり、youに様子を見てもらったら撤収音だった。
4時頃には周囲がざわめき始めた。夏山の朝は本当に早い。
我々はのんびり5時半起床。
7:26 オーレン小屋出発
7:58~8:06 夏沢峠
9:26~9:39 硫黄岳山頂
10:00 硫黄岳山荘到着
10:30 H氏、kuma、oimo 横岳へ向け、硫黄岳山荘出発
昨日はヘロヘロだったけど今日は余裕あり。oimo行きます!
以下、青字は横岳隊の記録
横岳隊は横岳の肩、台座ノ頭と呼ばれるピークの巻き道の途中から横岳の主峰を望む。
このピークが台座ノ頭。登山道はピークを巻いているので、この頃横岳隊は山の向こうにいた。
台座ノ頭と奥ノ院の鞍部あたり。
あのピークが横岳の主峰、奥ノ院。
奥ノ院の直下は鎖場の連続となる。鎖に導かれて東側にやや下り、
カニの横ばいと言われているところを進む。鎖がしっかりあり、足場もしっかりしているので、問題なし。
カニの横ばいの先の岩を乗り越え、西側に出て、硫黄岳方面を見返す。
高度感はあるが足場もよく鎖もしっかりしている。
この先の鎖場の登り→梯子or網目鉄板敷きの巻き道で、登りと下りが集中して渋滞。
我々のすぐ後からきたパーティのおじさんが仕切って、5人ずつ交互に通過ということにして、通り抜けた。
鎖・梯子(実は積雪期用らしい)・鉄板ともしっかりしていて問題なく通過。
とりあえずの目標、横岳山頂に到着。さあ、どうしますH氏?時間は?
今日中に帰宅できればいいから、もう少し行こう!
はい!
11:38~11:46 三叉峰
来た~~!三叉峰分岐。今回の山行ではここまで進んだら引き返すことに決めてある。
分岐標識から少し登ると三叉峰のピークだ。
三叉峰より赤岳方向を望む。赤岳はもうひと登りした先にある。
オーレン小屋に戻らなくていいなら行ける!でも行ってしまったら戻るのが嫌になるだろう。
『ひとつ越えるとすぐ先に魅力的なピーク、という連続、この稜線は上手く出来ているよな』とH氏。
30年ほど前に赤岳に登ったものの、地蔵尾根から赤岳鉱泉へと下山して幕営、翌日夏沢峠で山荘の主に『なんてもったいないことを!』と叱咤され硫黄岳までのピストンはしたが、縦走はしていないというH氏。リベンジ半分達成。
三叉峰にて横岳山頂、硫黄岳方面をバックに撮影。
今日の天気は縦走には最高。適度に雲が沸いてきて直射日光を遮ってくれる割には、展望も充分にいい。
さあ戻ろう。
すぐ先にシロコマクサがありますよ、とすれ違った登山者が教えてくれた。ピンクの群落に白一株。
いよいよ硫黄岳山荘への最後の下り。youとkoimoが見ているかもしれないな。
名残惜しそうに横岳を見返すkumaとH氏。
12:28 H氏、kuma、oimo 硫黄岳山荘到着
12:30 you、koimo 硫黄岳山荘出発
13:04 H氏、kuma、oimoの後発隊 硫黄岳山荘出発
13:28 硫黄岳山頂
その頃後発隊はその硫黄岳山頂にて名残の撮影中。
硫黄岳から赤岩の頭方向への下山口にも立派なケルンと道標がある。
ケルンの先はいきなり岩下りとなる。koimoは難儀したことだろう。
岩稜帯を終えたところの小広い平地でも名残の撮影。
13:44 赤岩の頭分岐
更に下り、赤岩の頭の白い砂地の分岐でポーズ。ここで八ヶ岳核心部稜線の展望ともお別れ。
分岐をオーレン小屋方面に下る。
これが意外な悪路。youとkoimoに合流する直前、石に足を取られ、あやうく捻挫しそうになった。
最近、オオバギボウシ(ウルイ)と間違えて食べて食中毒を起こすというバイケイソウ。
葉のつき方、葉脈の流れが違う。
ちなみにyou着用の半袖シャツは『MXP浅Vネックアンダー』
まる2日着用にもかかわらず、全く汗臭くない!これからは山行の必需品になりそうだ。
14:47 you、koimo、oimo オーレン小屋到着
既にH氏の姿はなく、kumaに聞くと20分ほど前に発ったという。さすがの早さだ。
最初の山のポーズはGWの八ヶ岳山行か?
その3に続く