初めて船ジギング～戦闘編

初船ジギングに挑戦する日を決めるため、毎日天気予報をチェックしていたところ、
３月１１日（水）と３月１２日（木）は、風・波ともになく大潮という絶好のコンディション！
ここしかないと、友人Ｋ君と２人で年休を取って１２日（木）に行ってきました。

今回は余裕を持って前々日に、ノットを組むなどタックルを準備。
１月３１日放送のザ・フィッシング「ライトジギングでヒラマサを獲る」を何回も見て、
ロッド操作のイメージと放送と同じＰＥ２号でのドラグ調整を勉強し、万全の状態で望みます。

出向前、船長さんに、最近ヒラマサはさっぱりでジグは辛いよ。と言われ先制パンチを受けますが、
初めてで練習したいのでジギングを少しさせてくださいと言うと、
では餌釣りメインで最後にちょっとジギングしましょうということになり、
船（みすみ丸）は７時に浜田市三隅町古湊港を出向しました。

山陰での船釣りは初めてのため、風と波の強さが気になってましたが、
風はなく、波も思ったよりは小さいですが、瀬戸内の４倍はあります。

鹿島沖に着くと、ではジギングをどうぞと言われ、意表を突かれての戦闘開始です。
ホッツ ケイタンジグ（シルバー）１５０ｇをセットしまず一投目。
短いロッドでの重いジグの操作がうまくできず動作がバラバラ
船のゆれによる足元の不安定さもあって、テレビで見たジャカジャカ巻きすらできません。

２投目もバラバラでしたが、３投目にやっとロングジャーク主体で、形になってきました。
４投目以降はロングジャーク主体で攻めます。
大変疲れますが、これしかできないので仕方ありません。

５投目。底から１５ｍぐらいあげたところで、潮目に入ったのかルアーが重たくなったので、
集中してしゃくります。３回目のロングジャークにガツン！とヒット！！
リールを巻こうとしても重くて巻けません。ロッドがしなるので、ドラグをさらに緩めます。
どれぐらい格闘したのでしょう。巻いてもドラグが引き出されるの繰り返し。
ゼイゼイ息をし、初ヒットの緊張で胃も痛くなります。
やっとこさであがって来たのはヒラマサです。
Ｋ君に救ってもらい、初ヒラマサをゲット！８６ｃｍでした。ラッキー！！

しばらく座りこみ、余韻を楽しみつつ体の震えが止まるのを待ってから、戦闘再開

今度は底もの好きで、私が太刀魚用のライトロッドにインチクをセットして貸していたＫ君にヒット！
引きは強くないですが、重たいそうで、ゆっく巻いてあがってきたのは。カサゴ！４２ｃｍでした。

二人とも開始早々に本命ゲットで笑みがでます。
途中、他の遊漁船の船長が寄ってきて、
うちの船長さんに釣れないのでポイントを教えてと言うため、何度か誘導します。
船長さんは歴３０年の大ベテランです。

１時間過ぎたところでＫ君に異変が！　船酔いです！！　一人休憩に入ります。

その後、Ｋ君が体が痺れるので港に戻って回復するまで一人陸で待つと言うので、
帰港すべく、帰港前の最後の１投と決めて、しゃくります。
先ほど同様に潮目に入ったのかルアーが重たくなったため、
集中してしゃくるとガツンとヒット！

さき程のファイトと違って余裕があるので、今回はゆっくり引きを楽しみます。
ドラグ音って心地よく耳に響きますね。５分ぐらい経ったでしょうか。
あがってきたのは８０ｃｍのヒラマサ。
この時、８時２０分でしたので、実釣１時間で２匹は大満足です。

港に帰り、Ｋ君の体調が心配になった私も一緒に下船します。
船長さんに料金の８０００円／一人を払おうとすると、
なんと２時間なので２０００円／一人で良いと言うじゃありませんか。
餌代３１００円をプラスしても２人で７１００円！本来なら、１９１００円なのに
船長さんありがとう！また来ます。

というわけで、初ジギングはアクシデントに見舞われながらも、
目出たくヒラマサ２本をゲット！サイコーでした。

ロッド：ＭＣワークス　NORTHERN BLUE "EVOLUTION" 583SS
リール：ダイワ　カルディアKIXカスタム3500PE
ライン：よつあみ　ウルトラジグマンX8　2号　＋　VARIVASナイロン　35lb
ルアー：ホッツ ケイタンジグ（シルバー）150ｇ

※写真は、ヒラマサ８６ｃｍと８０ｃｍに、カサゴ４２ｃｍです。