6月30日(金)
豫園も上海に来た人は必ず見るところだ。豫園の外に大規模な豫園商場がある。この地方の伝統的な建物にレストラン、土産物屋、骨董品店などがある。

(豫園商場の通り)
(骨董品店。何者だ?この木彫りは・・・)
南翔饅頭店。この店の支店は、東京の六本木ヒルズにもある。この本店では、出し物は、点心だけではなく二階から三階に進むと本格的な中華料理のメニューもある。
(点心を作る厨房)
(よく売れる。高く蒸篭が積まれている)
[お別れ会は、王朝海鮮大酒楼で・・・] T君に言わせるとこの辺りはB級レストラン街ということだが、どうしてどうしてそんなことはない。以前から何回か来たこの海鮮料理店は、上海に来たら必ず寄りたくなる店だ。値段の割りには、味は一級だと折り紙をつけたい。
(店の入り口)
入ったところ。右側にある水槽がすごい。何という名の魚か真紅の雀のような魚が無数に泳いでいる。
(一階の受付)
総勢15名。
東京から来た私たち夫婦と友人夫婦の二組。
学生時代の友人故中村節生(九州大学第一回松原賞受賞者)の息子のT君。上海在住。T君は、親譲りの小説作りの巧者で文芸同人雑誌「四人」に小説を発表している。その彼の「上海便り」というエッセイは、定期的に北九州のラジオで朗読されている(T君は会社の仕事があるので黄山などの小旅行には同行しなかった)。
T君の新妻。上海在住。彼女は、私たち共通の友人森敏子さんのお嬢さんのT子さんだ。森敏子さんは、「白桃」に属する俳人。福岡在住。情感に溢れた、才気の迸る俳句を作る。福岡県知事賞をもらっている。また中国で、高感度NO.1日本男子の俳優高倉健の妹さんだ。
あと一人は、唯一の上海娘の燕燕ちゃん。燕燕と私は呼んでいるが、学生である一方、実は上海在住諸君の中国語個人教授の先生だ。日本語の読み書きも並みの日本人以上に優れているだけではなく、才能豊かで勉強熱心な可愛い美人だ。
以上7人が昨日までの旅行に同行した組で、後の8名は上海のY社の人々。今日は、金曜日の夜なので会社が退けた後、食事に参加してくれた。蘇州を案内してくれたF君は、週末なので上海に出てきてくれたし、N君は四川省の成都支店の勤務だ。
(乾杯!)
(乾杯!)

(ご婦人方と魚選びの名人M君)
(それぞれが知恵を絞ったお土産を持ってきてくれた。四川から辛い唐辛子料理の素は、N君)
(たくさん貰って大変)
(燕燕も何か大きなものをくれた)
(燕燕の挨拶)
みんなに愛される燕燕。
話の勢いで「世界燕クラブ」という会を創ろうという話になった。

さらに余勢を駆って和平飯店に行く。和平飯店は外灘、以前のフランス租界にある。 「OLD JAZ BAND」として世界的に有名なジャズバンドだ。
(和平飯店前の道路。道路の反対側は川)
ジャズに合わせて静かに踊るというのが雰囲気に合っているのだろうが、バンドの人に耳打ちするとバンドが賑やかに演奏し始めた。そこで控えていた我らのYKK軍団が現れて踊り始めた。

(初めは静かに・・・)
(だんだん盛り上がってくると・・・・)
(他の観客も加わり始め・・・)
(全員集合)
(慣れない振り付けに、出て行ったはよいがついていけない・・・・)
(この踊りを楽しむために休日に家で特訓しているそうだ。観客は、和平飯店の中国人専属ダンサーと思っているかもしれない。異国でこれくらい天衣無縫にやれれば大丈夫だ。日本男子、捨てたものではない)
(女性客には人気があるのだろうな。一緒に踊るのは女性が多かったし、また女性の方が男子より雰囲気に乗って巧みに踊る)
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