夏が来れば思い出す～83年、海の中道。

いや～暑いです！
四国の我が家地方は、梅雨明けから連日30度を超える真夏日が続いています。
この暑さで思い出すのはやはり野外コンサート。
私にとって最初の野外は、83年の海の中道海浜公園でした。
あの日の福岡もただただ、暑かったなぁ。

当時野外コンサートって、今ほどぜんぜん多くなくて、
私にとっても初めてだし、とにかくわくわくして
福岡行きの飛行機に乗り込みました。
広い公園の中を延々歩き、やっと着いた私の席（ブロック）は
かなりなんてもんじゃない、すっごい後ろの方でした。
もちろん、今みたいに大型スクリーンもなく、
遠くに見えるあの人は、ほんとに浜さん？状態だったけど（笑）
そんなことより、芝生の匂いがぷーんとして、
時折涼しい風が吹く開放感がサイコーに気持ちよくて、
双眼鏡の中の浜さん追ってる場合か！って感じになるから不思議でした（笑）

前のほうのステージに近いところは、結構キチキチだったかもしれないけど、
私のところは、自分のスペースとり放題（爆）
あんなにゆったり、のんびり浜さんの歌が聞けるなんて、
やはり、野外でないと経験できませんよね。
以来、あの心地よさが忘れられず、野外コンサの度に出かけますが、
残念ながら、あの感覚は味わえませんね。

そして、夕暮れの空が青とオレンジになるころ
バラードを歌ってくれたのも忘れられません。
「愛のかけひき」「愛しい人へ」は、
私、寝っころがって空見上げながら歌声を聞いていました。
あのときの思い、今もずっと心の中にあります。

そして、コンサートの最後のMCで浜さんが、
「いろんな人に感謝したい」と言って、
地元の警察や消防、市や県、建設省の人にまで
感謝の言葉を言っているのが印象的でした。
そのあと「今日が終わったらまた、仲間とロードに戻って、
それぞれの街、それぞれの日々の中でまたみんなに会いたい」
そう言ってくれました。
・・・もう、なんてステキな人なんだろうって思いましたねぇ(笑）
浜さんの目指すところは、
何万人を集める大きなイベントをやることや
それによってビッグと呼ばれることじゃなくて、
全国をコンサートで回って、歌を届けに行くことなんだ・・・。
そう、改めて思うことが出来て、すごくうれしかったですね。

そして、今もその姿勢が変わらないというのがすごい！
は～、ほんとに生き方が美しいですね、浜さん。
私は、べた褒めするファンではないつもりですが、
これは、やはりすごいことです。

さて、最近はとんと野外コンサやってないですね。
やると聞けば、どこでも必ず参りますが（笑）
この厳しい夏はどうかと思うなぁ。
４月の横浜スタジアムは寒かったから、
梅雨入り前の、快適温度の季節にぜひお願いしたいですねぇ。
コンサートツアーとはまったく別の選曲で（爆）
ミュージシャン、大変だと思うけど、聴いてみたいなぁ、
コンサでやらない曲で聴きたい曲、山にようにあるもんね～！
届かぬ願いかしら・・・。