美しい一夜 Blu-rayを観て

この歌は、最初に聴いたときから
つかみどころがなくて不思議な感覚があった。

出だしの語りのようなメロディーと盛り上がるサビのメロディーが、
私にはまるで別の曲のように聴こえてくるし、
歌詞も心象風景のような言葉が続いて、わかりやすいストーリー展開もない。
ただ、切なさだけはひたひたと伝わってくる。
きっと、浜さんだけが抱える感情と、
見えている景色があるんだろう、と思っていた。

だからこの曲が、どんなふうに歌われるのか楽しみだった。

始まりと同時に、青い夜の闇がわっとひろがって、
一瞬にして歌の世界が映像になった。
こういうことが起こるのが、ライブの面白さだと思う。

Blu-rayを観ているうちに、あれ？っと思うところがあった。
浜さんの動きのつながりに不自然なところがある。
そういうところを見つけると、ハッキリさせたくなるのが私の性格。
じっと見ていると、浜さんのストールの長さがカメラ位置で違うことを発見！
二日間の映像をミックスさせているようだ。
そんなことするんだ～と驚いた。
となると、今まで気付かなかっただけで・・・。
そこまでしつこくないからやめとくけど、他にもありそう。

なんだか変な方向に話が流れているから、
映画館上映時から気になっていたことを一つ。

“夜空焦がす花火～”で、左手を高く上げたときに
シャツが上がってボトムのウエスト部分がちらっと見える。
あれは何の模様？　ベルトかな、それとも・・・。
夫とBlu-rayを観ながら「気になっていたのよ～」と一時停止。
「そんなこと確認してどうする」と夫。理由を話すととさんざん笑われた。
結果はご覧の通り。そりゃそうだ。
おまけになかなか凝ったベルト（笑）
スタイリストさんは、こんなところまで気を配るのね。

私にとってのこの歌の見どころは、
リズムに合わせて体を揺らしながら、静かだけど情感たっぷりに歌うところ。
ハンドマイクだから、可動域も広くてそのぶん動きが自由(笑）
時に格好よく、時にチャーミングなダンス。
不思議な魔力があって、好きだわ～。


★本日の浜さ～ん！
あの“ねぇ”は、反則でしょう。
歌の中の“君”を羨望の眼差しで見てしまう私。この感情、今も厄介だわ・・・。